仏語面接で語られた僕の人生? | パリの専業主夫
June 27, 2005

仏語面接で語られた僕の人生?

テーマ:パリの日常に想ふ

7月から仏語の語学学校(ソルボンヌ大学文明講座)に通うために先日申し込みをしてきたのだが、そのコースはクラス分けテストがあり、今日それが行われた。


僕は大学時代に1年半ほど仏語をやっていたきりで、それ以降ほとんどやっていない。初級と中級の間くらいまで落ちてしまっているのは分かっていた。もちろん、クラス分けテストなので完全な初級の人から上級の人までいたため、試験はそれを想定して行われたのだが、僕は問題文にすら読めない単語があったので試験そのものの出来もあまりよくなかった。


席に着かせられると、まず名前、住所を書かせられた。その際、


「鉛筆ではなくて、ペンで書いて下さい。」


と何度か言われたが、その時でさえ、最初からボールペンで書いていたのに敢えて鉛筆で書き直してしまったくらいだった(要は、「stylo:ペン」と「crayon:鉛筆」とを逆に解釈してしまった)。


最初にいきなりディクテがあり、試験官が問題文を読む。といっても、一度きりではなく、初級者に合わせて何度も繰り返してくれるのでまだよかった。あとは問題文を読んで回答するというもの。ある文章の名詞を複数形にしろだとか、ある単語を使って文章を作れとか。で最後に、あるテーマにしたがって自由に作文、という流れだった。


試験をやり終えると、終わった人から何人かいる試験官のもとに提出しに行き、そこで簡単な面接のようなことをして会話力を確認されたようだった。僕を担当した試験官は、おそらく僕と同じ歳くらいの小ぎれいな女性だった。いろいろな質問の中、こんなやりとりがあった。


「フランス語を勉強していたのはいつ?」

「10年前です。」

「え?10年前!10年前って10年前よね?」

「そうです。僕がフランス語を勉強していたのは大学時代ですから。」

「あら・・・そう・・・」


「パリでは何をしているの?」

「説明するのが難しいのですが・・・」

「あ、なるほど、大丈夫よ、ゆっくりね。」

「奥さんはパリで働いています。」

「あ、なるほど。それで。」

「僕は奥さんに付いてきました・・・」

「え?もう一度言って?」

「僕は奥さんに付いてきました!」

「奥さんに付いてきた!?」


彼女は何にそんなに驚いていたのだろう(笑)。僕の仏語か、それとも僕の人生か・・・。クラスが始まったら、真意を確かめてみよう。



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