湯杏's rest diary -2ページ目

湯杏's rest diary

不活発JW2世。サッカーママ。愛猫家。過度な自己犠牲は自分を壊すことを実体験を通し伝えます。

ちょっとでも顔を出せばいいのにー

◯◯(私の兄)も帰って来てるよー

 

そう叔母さんからの連絡がありました。

 

今日明日は試合が入っているからごめんねー

写真、送るからー

って返信したけど、、、

叔母さんは何かを察したんだと思います。

だって前回は試合の後、ちょっとだけ顔を見せに行きましたから。

 

そのあとの叔母さんの連絡に私は目を離せませんでした。

 

「〇〇(私の弟)はいろいろゴタゴタを起こしたけど何食わぬ顔をして過ごしてるのにね。今日だって、お酒飲んでご機嫌よ。皮肉なものよね。」

 

そうね。本当にね。

私はなんで向こうの顔色をうかがわなきゃいけないんだろう。

 

モヤモヤが大きくなっていきます。

 

なんで私は、、、祖母と叔母、そして兄に会うことを遠慮しなきゃいけないんだろう。。。

まぁ、滞在先が実家だから仕方のないことかもしれないけれど、

母親からの連絡もないし、この状態で私が実家に顔を出してもいいことは何一つないだろうから。。


父は栗を届けに来ました。電話で

「栗いるか?」って。

それ以外は何も言わず。


 

この先、きっと同じ感じになるでしょう。

 

もしかしたら、祖母に何かあったときにも呼ばれないかもしれません。

 

私はもう、実家の敷居をまたいではいけない人なんでしょう。

 

私にとって母親という存在がいかに恐怖の対象であるかがわかりますね。

 

さ、明日も試合です。

 

地区代表を決める大きな試合があり、息子はスタメンキーパー。

前半は無失点で抑えて、声もしっかり出ていて良かった。

しかし、、、、後半にペナルティエリアちょい外で掴んでしまった。。。

もちろん、PK献上、、、反応はしましたがシートを決められてしまいました。


その後も攻撃もなかなか噛み合わず、負けました。


息子はわかっていました。

自分の判断がきちんとできていなかったからエリアをみれなかったと。

自分の元にボールが来たから、キープしたあと、次に誰に出そうかを考えていたらエリアを見ていなかったらしいです。


今までだったら私は説教したでしょうね。

お前のせいで負けたんやぞ

次にどうしたらいいか今すぐに考えろ

などね。


一応、なぜ失点に繋がったのかは聞きました。

そのうえで、どう修正するか考えろーくらいで終わりました。


すぐにゲームしてたけど、いいじゃん。

サッカーやってるのは息子だし。


今週末も試合です。


学校終わり、ランドセルをポイッとしてボールを持って遊びに行く息子。

きっと私が口うるさく言うより楽しくサッカーやっているんだろうな。


相変わらず宿題は後回しですけど、、、

でもね。


サッカーにしてもゲームにしても、「今日は◯◯と遊ぶからー」という息子は楽しそうです。

楽しそうな顔を見れるだけで幸せなのかな。

以前、子供を連れて行って言われたこと

「お腹空いてるんでしょ?なんか持ってきた?」

「お姉ちゃんの調子が悪いから静かにさせてね。子供たちの声でお姉ちゃんがリビングに来ちゃうから」


このときに思ったんです。

私達は歓迎されていないのだと。


私は普通の家庭を知りません。

だから少しの用事で実家にいかなくてはいけない時は、子供にパンやおにぎりを持たせていたし、晩御飯前には帰るようにしていました。


姉の調子が悪いから、ゲームしててもいいから静かにしててと伝えていました 


でも全て母の機嫌次第なんです。

「何か食べる?」と聞かれた時、子供たちは

「自分たちで持ってきているので大丈夫です」って言った。

母は顔色一つ変えず「そう」とだけ。


姉がリビングに来たときには

「無理しなくていいから休んでなさい」という。


姉は子どもたちを気にかけてくれているから、話をしたりするけど、母親にしたら私が子どもたちを連れてくる事が姉の負担になっていると考えているようです。

だから私と子供たちが家にいる時間はリビングには来ないように伝えているみたいです。


私はこの先も絶対に忘れない一言を言われました。

「いい?お姉ちゃんは優しいからあんたの子どもたちをみてくれるけど、本当はすごくしんどいと思うよ。そこらへん、いい加減気づきなさいよ。お姉ちゃんが可哀想よ」って。


その日を境に私は実家へ行くことがなくなりました。

写真すら送りません。

だから今回も行きません。


これ以上負担にさせたくないですから。

叔母、祖母、兄には写真を送ります。


何をもって「普通」というのかはわかりませんが、少なくとも私の幼少期は普通ではありませんでしたし、今も普通ではありません。


雪解けなんていりません。

私が帰る家は一つしかないんだということがはっきりとわかっているので。


おかえり ただいま

その言葉が自然と出る家に私は帰ります。


家出をしても行き先なんてありませんし、頼る先もありません。

だから、、、一人で頑張るしかないんです。