夜の来訪者 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。


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平成21年2月14日(土)、『夜の来訪者 』(紀伊國屋ホール)を見る。


私の好きな段田安則だし、もーそりゃー期待して初日から駆けつけたわけである。

お花がフロアにあふれるほど届いており、胡蝶蘭やら百合やらのにおいがプンプン。

そしてチラホラと有名人を客席で見かけた。

米倉涼子さんとか、寺島進さんとか。


米倉涼子さんはテレビで見るより背が低かった。

(Wikiによると、公称168センチ、とある。そんなにあるように見えなかったが・・・)

それよりも気になったのは、ものすっご~くツバの広いお帽子をかぶっていたこと。

芸能人だからだとは思うが、なんですか、そりゃ、と言いたくなるようなファッションだった。


・・・って舞台とは関係ない話からはじめてしまった。

それはなぜかというとー、

この作品に期待しすぎたせいか、なんともいえない消化不良感が残ったのである・・・



(あらすじ)

※ネタバレします。サスペンスらしいです。


娘千沙子(坂井真紀)と森永良三(岡本健一)の婚約が決まり、

喜びに沸く秋吉一家と森永良三のとある日の夜。

一人の警官・橋詰(段田安則)が秋吉家を訪れ、

「今日、一人の女性ヤマダヨシコが自殺をしたのです。」

と告げるところから秋吉家と良三の人生の崩落が始まる。


実はそのヤマダヨシコの自殺の原因が、

この秋吉家全員と良三にある、というのである。

・秋吉パパ(高橋克実)は自分の会社で働いていたヤマダヨシコを

 ストライキ運動に参加した、として解雇した。

・秋吉娘は行きつけのデパートで権力にものを言わせとある店員を辞めさせた。

 その店員というのがヤマダヨシコであった。

・森永良三ヤマダヨシコをの生活の面倒を見ていたが、婚約者もいる身であることを理由に

 ヤマダヨシコとの関係を終わらせた。

・秋吉息子(八嶋智人)は酔った勢いでヤマダヨシコと関係をもち、はらませてしまった。

 一緒に生活をしようとヤマダヨシコに手渡した金が実は、

 父の経営する会社からの横領金だと知り受け取りを拒否するヤマダヨシコであった。

・秋吉ママ(渡辺えり)の運営する慈善団体に救いを求めてきたヤマダヨシコの申請を却下した。


そして彼女は自殺にいたった。

一体だれに責任があるのか!?


というお話。



家族全員の罪(?)が露見し、ワーワー言い合いになる様子や、

良三が

・この橋詰という警官を名乗る男は警官なのか?

・橋詰の持っていたヤマダヨシコの写真をみんな一斉にみたわけでもないし、

 同一人物であったのか?

・そもそも自殺した女の人なんているのか?


という意見を持ち出す後半部分の一瞬だけは、おお!と思った。


私もそうそう、そう思ってたのよ。

たかが自殺くらいで警官がくる?

あ!もしかして橋詰って男は、あの感情の入れ込みから考えて、

この自殺した女のお父さんとか血縁者なんじゃないの?

それにさー、偶然すぎるでしょ、ヤマダヨシコが一家全員に関わりあるなんてさー。

東京の広さはディズニーランドかヾ(。`Д´。)ノ!

などなど。


結局、自殺くらいのことでその原因についてアレコレ取り調べに自宅にくるかいな?

しかも警察にも影響力のある町の権力者である秋吉家に?

という疑問は最後まで解決せず、どれもこれもわからないまま、その結末は・・・・


まさかの不思議ストーリー。

夢オチとまではいかないのだが、それくらい私には納得いかない内容。



最後まで作品と私の間にはふか~ぁい溝があり、それを乗り越えられなかった。


許せないのは、

秋吉家のお手伝い役の梅沢昌代さんがまーったく意味がなかったこと。

台詞も2言くらい!

もったいない!

贅沢すぎる!

渡辺えり(通称:えりりん。私の中では。)は女ボス、という貫禄十分であったが、

よくかんでた。

初日だったからかしら?


その1.5時間後の生放送でえりりんが出ているのを見て

忙しいなあ、お疲れ様~と感心した。


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