ソーシャルファイナンスのすすめ -Social Finance from Japan- -2ページ目

女性の働き方

最近、ずっとこのテーマで書きたいと考えていた「女性の働き方」

安倍総理が、育休3年と言い出したところ、

「そんなに休んだら会社で居場所がなくなる」

「企業が女性の採用に消極的になる」など、

多くの反対意見が多く聞かれました。


選択肢が増えるのはもちろん良いことであり、

3年取得できるのであれば、私もぜひ利用したいです。


ただし、それにより、企業は女性の採用に慎重になるであろうことは

やむを得ないと思います。

当然、3年取得したい人もいれば、

収入を得たいと、1年で職場復帰を希望する人もいると思います。

大切なのは、その人に合った働き方、育児のしかたが実現できる仕組みがあることです。


ちなみに、私の勤める会社はシンガポールが本社ですが、

シンガポールでは、女性は3ヶ月の産・育休で職場復帰しています。

それは、家庭住み込みのベビーシッターや家政婦に

家事・育児をお願いする環境があるからです。

(日本円で月5万円程度と言っていたような気がします、、、)

そんな環境は、優秀な女性がどんどん出世することを妨げず、

比較的女性が多く活躍している印象です。


いま、地域限定社員など、いろいろな働き方に合わせた

雇用タイプが議論されていますが、

女性の場合、育児に専念したいか、

仕事をバリバリしたいか、どちらかによって、

給与が低い補助的な仕事のみを任される事務職のような働き方、

子供を産まない選択肢をした総合職のような働き方、

のように極端な働き方しか選べないのではなく、多くの女性が

もっと柔軟な働き方が選択できるようになることを強く願います。


一個人のぱっと出の思いつきではあるが、企業に対して、

育休取得社員1人あたり●円の減税などの政策などはどうだろうか。。。