昭和62年(1987年)に発売された「津軽恋女」(作詞•久仁京介 作曲•大倉百人 歌•新沼謙治)は私がまだ20代半ばの時の大ヒット曲。



 長距離トラックドライバーだった私は深夜に放送されていた「走れ歌謡曲」や「歌うヘッドライト」などから流れてくるこの曲が好きでした。


 洋楽が好きな私は歌謡曲や演歌、そして今で言うJ-Popなどはプライベートでは聴くことは殆ど無かったのですが、「歌詞の主人公」が男であろうと女であろうと歌い手が男性歌手であろうと女性歌手であろうと「ひとり旅」を連想させる曲だけはなぜか好きで、これは還暦を過ぎた今でも変わりません。

 オリコンのヒットチャートでは最高で85位止まりだったというのが信じられないほど前述のラジオ番組だけにとどまらずよくラジオから流れていた曲でした。

 とはいえ、発表されてから40年近い歳月が経過してこの曲を知っている若い人は少ないのではないかと思いますが、私と同世代以上の方にはこの曲が好きな方も多いのではないでしょうか•••。



 レコードまでは買わなかったけれど、ラジオからよく流れていたせいか歌詞もメロディーも自然に覚えていて、今でも歌詞は全て覚えています。

 好きな一節が

津軽の女(ひと)よ

ねぶた祭りのゆきずりたわむれか

過ぎた夜の匂いを抱いて

帰れと叫ぶ岩木川

の部分•••。


 もう長い間•••この曲のことさえ忘れかけていたのですが、なぜか最近になって脳裏に蘇ってきて家の中で口ずさんでいると母ちゃん

「父ちゃん、いったいどうしちまったんだえ?」


「おれのひとり旅に似合う曲だと思うだろう?」


「うんにゃ•••」

と、大きく首を横に振った母ちゃん❗️


「父ちゃんの徘徊姿には『しらかみ三兄弟のテーマ』が似合ってるよう♪」


(••••••タラー





長男•青池編成

次男•橅編成

三男•くまげら編成

(リゾートしらかみ三兄弟)