前回記事の原野駅通過後は少しスマホの充電をするために充電器に接続して撮影を中断、そのため宮ノ越駅と藪藪原駅の通過シーンは記録していない。
 撮影を再開したのは藪原駅を通過した直後からである。

 なお、前回記事の最後の動画の終わりの部分の原野駅から次の宮ノ越駅までは単線、宮ノ越駅からは再び複線となる。

 雪景色の木曽路を貫通型クロ383-100番台を先頭にした特急「(ワイドビュー)しなの13号」は軽快に駆け抜けて行く。
 乗車した列車がパノラマグリーン車のクロ383基本番台でなかったのは残念ではあるが、逆に考えれば貫通型クロを先頭にした列車の方が少数派だということを思えば、それほど利用する機会がないこの「(ワイドビュー)しなの」に乗車したうちでは貴重な記録になるのかもしれない。
 
 トンネルを抜けて奈良井駅を通過する。
 奈良井駅から再び単線となる。
 中央本線からは既に木曽川は御嶽山の麓へと既に離れて、代わって奈良井川が沿線を流れているのだが、木曽川や諏訪湖を源とする天竜川が南流して太平洋側に流れるのに対し、このふたつの河川に挟まれるように流れる奈良井川は北流して松本市で北アルプス槍ヶ岳から南流してきた梓川と合流して犀川とて名を変え北流、長野市の川中島で千曲川に合流してさらに新潟県に入って信濃川と名を変えて日本海へ注ぐ日本一長い川の支流の一部だ。

 木曽平沢駅を通過する。
 なお、中央本線は東京から甲府~塩尻~中津川~名古屋を結ぶ路線だが、東京からは当初は甲武鉄道という民間鉄道で建設が始まり、後に官営鉄道・中央東線となって建設が続けられた。
 名古屋からは中央西線として木曽福島まで建設されたのだが、中央東線は木曽福島まで建設されて全線が繋がって中央本線と改称された。
 当初は木曽福島駅を境に中央東線・中央西線であったものが、中央本線となってから運行形態が塩尻駅を境に東西に分かれていることから塩尻駅を境に中央東線・中央西線と便宜上分けて称することが多い。



 次回に続きます。
 まだ先は長いですが(この徘徊録の記事の完結へ向けての話です)、いましばらくお付き合いください。


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