昨日の朝、こちらにやってきていろいろと用事を済ませて今日はまたすぐに東京へ戻るという忙しいパターン…。
目が覚めると窓の外は青空が見えていたけれど北信五岳の山々は中腹から山頂にかけては厚い雲に覆われて見えず、新潟県側の空も雲が立ち込めていました。
用事を済ませてから出かけようと思い描いていた場所へ行くこと(えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)は諦め、日差しがあった近場のしなの鉄道北しなの線の古間駅へ車を走らせてみました。

古間駅付近はわりと好きなところで、JR東日本信越本線時代もよく通って特急「あさま」「白山」や夏などは遠く関西の神戸駅始発で北陸本線を経由して富山~長野間を延長運転されてくる特急「スーパー雷鳥・信越」などを撮ったものでした。
しかし、北陸新幹線が金沢まで延伸して第三セクター化されてからは両隣のの黒姫駅や牟礼駅のように古い駅舎が現役であるわけでもなく、駅そのものではなくて反対側から田圃に水が張られたばかりの季節に水鏡に映る列車や近くの旧戸草トンネル付近で列車を撮影することはあっても、駅周辺を歩いたり撮影することからも遠のいていました。

JR時代にあったこれも今は無く…。

まあ当時はとうきょうスカイツリーが開業して間もない頃でしたから何年も経過した現在では撤去されたのも頷ける気もしますが…。


窓の外の芒に秋を感じます。

鉄道むすめの上田れむさんという名前は上田駅はわかりますが、牟礼駅をひっくり返したものなのでしょうか?名字にできる駅は平原・滋野・田中・大屋・上田・坂城・戸倉・屋代・豊野などがありますが、下の名前となると…長野駅の手前に安茂里という駅がありますが、こちらはJR東日本信越本線区間ですからダメでしょうね。豊野駅を平仮名でとよの(連想すると豊乃とか登代乃とか都世乃とか…)でもよかったのかもしれないけれど…。れむはちょっと苦しいかな…と、個人的な感想です。

照明はもちろん後付けで鉄道トンネル時代には無かったものでしょうが、それ以外は比較的美しく原形が保たれているといえるでしょう。
照明の下と中間では側面の色が違って撮れるのが昼間の撮影のいいところですが、夜間に訪れてもいい雰囲気が楽しめます。

ここはトンネルに入るときに上り列車が警笛を鳴らすので動画を何度も撮影したことがありますが、国鉄型電車の115系のタイフォンとホイッスルが同時に鳴る音が好きで来ています。
しかし、最近は新型のSR1系がやってくる確率も高くて、東京近郊のJR車両のような電子ホーンではないけれど、電気機関車みたいなホイッスル音(雪の中でも音がよく通る対策の意味もあるのでしょう)となぜかミュージックホーンが鳴るのが国鉄型ファンの私にはちょっと興醒めといった感じです。動画の赤い電車はSR1系の一般車タイプです。
今日はこれ以外の徘徊はせずに戻りました。
それにしても紅葉がずいぶん遅くなったような気がします。
















