「今回は『ハードルを下げてくれてありがとう』ってお礼のコメントもいただけたよう🎵」

「そうか、よかったな❗」

「というわけで、正解は下の画像を見ていただくとして…解ったかえ?」

「お兄ちゃん…また行ってしまうの?」

「さくら、達者でな…」

ということで、正解は京成電鉄・金町線の柴又駅でした。

 柴又駅は京成電鉄の青砥駅と金町駅の間を結ぶ金町線に設置されている駅です。
 コロナ禍になる以前は多くの観光客で賑わっていましたが、現在はどうなんでしょう?
 言うまでもなく映画「男はつらいよ」における寅さんのホームベースの舞台であり、ロケにも使われたお店があったりするほか、駅前から帝釈天への参道を歩いているだけでも昭和の時代に青春時代を過ごした私のような世代には懐かしい雰囲気が味わえます。
 帝釈天からさらに足を運びますと、映画の撮影で実際に使われたセットなども展示されている「葛飾柴又寅さん記念館」や千葉県松戸市との境を流れる江戸川の「矢切の渡し」などもあって、私のように東京の下町エリアに住む者にとっては手軽に日帰り散策を楽しめる場所でもあります。
 近年では再開発などにより、私鉄の小さな駅やその周辺であっても姿を大きく変貌させてしまっているところが多く存在します。
 画像には何年か前の古い画像を使用している場合もあるかもしれませんが、悪しからずご了承していただけると幸いです。

「みなさん…解答ありがとうございました」

「母ちゃんでもしおらしい時があるんだな…」

「父ちゃん、次の問題を考えるからさっさと画像を準備しな❗」

「少し休ませてくれよ~えーん

 そういえば、山田洋次監督が以前ラジオ番組でインタビューを受けているのを聴いたことがありますが、そのときに
「最初は柴又ではなくて多摩地区でロケの候補地を探していたんですよ」
と、仰っていたのを覚えています。
 もし、多摩地区が舞台だったらどんな映画に仕上がっていたのでしょうね…あの寅さんからは想像ができませんが…。

 それにしても、日本映画に「世界の人々の記憶に残る映画」ってあるのかどうかわかりませんが、この「男はつらいよ」と「トラック野郎」は世界はともかく、昭和の日本人にとって記憶に残るシリーズだったように思えます。5つ星レストランのコース料理とは全く違うけれど、慣れ親しんできた定食のように…。

 でも、主演は渥美清さんであり、菅原文太さんと愛川欽也さんでないとダメなんですよ。門外不出の秘伝の味の定食…どんな名優さんでも代役は無理だと思うし、時代も変わったしなぁ…。