佐久平～上田間の線路異常で現在止まっている北陸新幹線。運転再開見込みはさらに延びて11時くらいになりそうとのことです。
乗車中の「かがやき501号」は通過駅の軽井沢駅で停車中です。
本来は通過する列車なので扉は開きませんでしたが、編成の中間にあたる車掌室がある6号車のみ扉が開放されて旅行を取りやめる乗客や並行在来線であるしなの鉄道への乗り換え客への対応が始まりました。
普段は3番線を通過する「かがやき」ですが、停車タイプの「あさま」が待避線として使用するくらいで使用頻度が低い4番線に停車。
3番線には追いついてきた後続列車で軽井沢駅に停車する「はくたか551号」が所定通り停車。
当初は通過列車のため「かがやき501号」の扉は開きませんでしたが、旅行を取りやめたりしなの鉄道への振替輸送で乗車をするにも精算所は長蛇の列になっています。しなの鉄道に乗り換えるのはやめておとなしく運転再開を待つことにします。
「かがやき501号」はJR東日本長野新幹線車両センター所属のF5編成。
「はくたか551号」はF27編成。この編成は上越新幹線のE4系置き換え用に製造された編成だと思うのですが、一昨年の台風被害で千曲川が決壊して長野新幹線車両センターに停泊中の編成が水没してしまって多数の車両が廃車されて代替使用されています。
所属は本来の新潟新幹線車両センターなのか長野新幹線車両センターに代替配置されているのが気になるところです。
そのうちすべての扉が開き、旅行を取りやめて東京方面へ戻る乗客のために軽井沢駅始発の臨時列車「あさま696号」が仕立てられました。
田端の車両基地で停泊していた編成が回送されてきたのか、後続の「あさま601号」が追いついてきて軽井沢駅で運転打ち切りとなったのかはわかりませんが、1番線に停車して8時57分に発車していきました。これほどの遅延となると後続の列車は運休となった列車もあることでしょう。
ヒマなので列車の外へ出てホームを徘徊…。
上りの一番列車の「あさま600号」も来ていません。
仕立てられた臨時列車「あさま696号」はJR西日本白山総合車両所所属のW9編成。
しなの鉄道のSR1系には多くの乗客…立って長野まで行くのも…
長野駅で降りたら駅の立食い蕎麦で朝食をとるつもりがこんなことになってしまったのでお腹が空いたので改札口(もちろん自動改札機に切符を通したら回収されてしまうので駅員さんに声をかけて…)を出て改札口の外にあるコンビニNEWDAYSへ行って菓子パンを購入してきました。
その頃にはかなりの乗客が東京へ引き返したりしなの鉄道に振替乗車のために下車していきました。
有名なのかな？
岡山のクリームパンが遠く離れた信州の軽井沢駅のコンビニで売られているとは…。
こちらは信州産りんごのジャムパン。
販売者は長野市だけど製造者は富山県黒部市。そして企業名には「東京」の文字…よくわからん。
買い物を済ませて列車に戻ってくると、そのうち続々と乗客が乗車してきました。
さらに後続の「かがやき503号」が追いついてきて、そこから乗り換えてきた乗客で多くの座席が埋まりました。
「かがやき」は全車両が指定席車両ですが、501号は東京を出る時間が早いので比較的乗客が少ないのでよく利用するのですが、503号になると東京の郊外からの利用客も乗車できる時間帯となるのでかなりの数の乗客が乗り換えてきました。
さらに東京への軽井沢駅始発の臨時列車を動かすとの車内放送があったので、503号は軽井沢駅で運転打ち切りとして東京への折り返し臨時列車とするのでしょう。
軽井沢駅は折り返し運転が可能な構造なのでこのようなことができますが、佐久平で止められていたらもっと大変でしたね。
北陸新幹線のダイヤが大幅に乱れているので東北新幹線の上り列車に乗車中のみなさん、もしかしたら大宮駅手前で北陸新幹線や上越新幹線との並走シーンが見られるかもしれませんよ❗