指定されていた席に着席します。


 今回希望したのは窓を向いたカウンター仕様となっている席。



 着席するとアテンダントさんからおしぼりや巾着(中にお猪口が入っています)やお品書き、記念のカードが配られました。
「新潟しゅっぼっぼだってさ。父ちゃんのおつむもしゅっぽっぽ~🎵」
慌てて母ちゃんの口を塞ごうとしましたが時すでに遅く、背後のくつろぎシートからばかりでなく、2号車のフリースペースの方からもクスクスと失笑が聞こえてきました…ガーン



 定刻の10時02分、列車は越後湯沢駅をめざして上越妙高駅を発車しました。北陸新幹線の高架が離れていきます。

 このコースターも乗車後には自宅用に持ち帰りました。

 ウエルカムドリンクは「朝日山 ノムネ」という日本酒のスパークリングです。
 長岡市の朝日酒造による発泡性清酒です。
 私は普段の家飲みでは日本酒ですが、スパークリングは買ったことがありません。
 発泡性清酒は数年前に秋田県を旅行したときに男鹿の「雄山閣」という旅館で夕食の時に飲んで以来です。女性向けといった印象です。

 料理が運ばれてきてきました。
 升酒は南魚沼市の青木酒造の鶴齢純米大吟醸。
 アテンダントさんが注いでくれます。
 瓶のお酒は妙高市の君の井酒造の越乃Shu※Kuraオリジナル大吟醸。
 升酒は塩を舐めながら…美味い❗
 オリジナル大吟醸は開けずに持ち帰りました。お酒は少しだけにして列車を楽しみたかったから…。

「升酒と瓶のお酒の両方を飲んでしまうお客様はあまりいらっしゃらないですよ」
とはアテンダントさんの弁。

(危ないところだった。オリジナル大吟醸も飲んでしまっていたらアテンダントさん飲んべえだと思われるところだった…)
と、心の中で呟きました。

 高田駅に停車して次の停車駅は直江津駅です。
 進行方向左側から旧北陸本線のえちごトキめき鉄道・日本海ひすいラインが近づいてくるとまもなく直江津駅となります。

 直江津駅では乗務員がえちごトキめき鉄道からJR東日本へと変わります。
 
 母ちゃんはお酒が飲めないのでウエルカムドリンクは洋梨ジュース、そしてコーヒーとドーナツ、さらにお茶と米粉のクッキーが付いてきました。

 直江津駅までは旧信越本線の妙高はねうまラインを通ってきた列車は信越本線に入ります。

 次回に続きます。