直江津駅から普通列車・妙高高原行に乗り換えます。つまり、来たルートを戻っているというわけですが…。










直江津駅から妙高はねうまラインでふたつめの高田駅で下車しました。

今年は全国的に春の訪れが早くて、ネットで調べたら高田城址公園の桜も「散りはじめ」なんて出ていたものですから、立ち寄ってみることにしたわけです。

さすがに新潟県上越市の市街地だけあって駅も人が多いです。トキ鉄の駅では一番賑わっているような印象です。
国鉄時代末期には高田駅もすべての列車が停車するようになりましたが、以前は一部の特急列車は通過していました。
上野から直江津行の特急「あさま」は停車していましたが、上野から金沢行の特急「白山」は3往復のうち一部は通過していたと記憶しています。
あの頃の信越本線長野経由の特急列車はは妙高高原と直江津にはすべて停車していましたが、新井や高田にすべての列車が停車するようになったのは、国鉄が増収策の一環として多くの昼行急行列車を格上げして廃止、そのぶん特急列車を増発させてからだったように思います。

高田といえば近年こそ地球温暖化により積雪もそれほど深くないことが続きましたが、もともとは平野部において人が日常生活をしている地域では世界有数の豪雪地帯です。今シーズンは久しぶりに凄いことになったニュースは記憶に新しいです。
しかし、昔は2階から出入りしていたなんてことは珍しくないほどだったんてすよね…。
今年は記録的な豪雪となった日はあったものの、トータルとしてはそれほど雪は多くなくて、山間部の上信越国境の豪雪地帯も人里の雪が消えるのも早かったです。

高田といえば雁木で有名です。
ちょっと中心部から外れると昔ながらの雁木が続いているところもありますが、駅前から続く中心部は新しい頑丈そうな鉄骨の雁木で高さもあります。
上越市の南側に隣接する妙高市の旧新井市街地でも新井駅近くの雁木は新しく頑丈そうなものに変わっています。

それにしてもなかなか面白い髪型だな…。
今度母ちゃんに勧めてみよう…うぷぷ🎵

復元された最初の郵便ポスト「書状集箱」。
「郵便の父」前島密の生誕地・上越市池部の「前島記念館」に復元・保管されているものを許可を得て精巧に模したものだそうです。
コロナ禍で飲食店の営業時間短縮の影響もあってのことか、最近は都心などでサラリーマン風のグループや若い人のグループで郵便ポストをテーブル代わりにしてコンビニで買ってきた缶ビールや缶チューハイなどを飲んでいる者が多いのだとか…。
それだけでも非常識なのでしょうが、ポストの上に空き缶や酒肴の空容器などがそのままになっているのは確かに見かけます。そんなサラリーマンがいる会社は生き残ることはできないでしょうね。

現代の郵便制度の基礎を確立した人物として誰もが知るところですが、新潟県に関しては北越鉄道(現在のJR東日本・信越本線の直江津~新潟)の社長にも就任、敷設にも関与しています。
北越鉄道は官設鉄道の高崎~長野~直江津間の路線と結ばれてのちに官営となり、信越本線の一部となります。
商店街から高田郵便局の前に出ました。

当時は、現在国道18号線となっている上新バイパスはまだ北陸自動車道の上越ICから国道8号線の間くらいしか開通していなかったように記憶していて、上越大通りが当時の国道18号線でした。
この高田郵便局は記憶にないのですが、高田城址公園の南側にある陸上自衛隊高田駐屯地に荷物を卸しに入ったことがあるのはうっすらと記憶に残っています。


