前回の記事の終わりに書いた「私はどこへ向かったでしょう?」…いろいろと予想してみていただけたでしょうか?

 上野駅地下新幹線ホームから20番線から乗車したのは11:06発つばさ135号やまびこ135号です。
 E3系「つばさ」は山形行、E2系「やまびこ」は仙台行です。福島までは併結運転で大宮・宇都宮・郡山に停車、福島で編成を分割してミニ新幹線である「つばさ135号」は東北新幹線から分岐して在来線の奥羽本線に入って米沢・高畠・赤湯・かみのやま温泉に停車して終点の山形へ、「やまびこ135号」はそのまま東北新幹線を進んで白石蔵王に停車して仙台へ向かいます。

 私が乗車したのはE3系「つばさ」の方です。
 私は秋田新幹線「こまち」時代を含めてE3系に乗車した記憶が無くて、初めて「こまち」に乗車したときには既に現在のE6系に変わっていました。

 かつて「つばさ」は上野~秋田間を奥羽本線経由で結んでいた特急列車でした。
 東北新幹線が開業してからは福島~秋田間に運転区間が縮小されましたが、1往復だけ上野直通列車が残されていました。
 しかし、奥羽本線のミニ新幹線(山形新幹線)化工事に伴って「つばさ」は仙台発着に変更となって仙山線経由で山形から奥羽本線に入って秋田までを結ぶ列車に変身、上野直通列車も消滅しました。
 そして山形新幹線開業に伴って山形新幹線の列車名として奥羽本線に戻ってきたのですが…。
 秋田出身の知人曰く「山形につばさを取られた❗山形はやまばとじゃないか❗」なのだそうです。
 確かにその通りではあります。国鉄時代、まだ東北新幹線が開業する前は東北本線経由で奥羽本線へ直通する特急列車は山形行が「やまばと」、秋田まで行くのが「つばさ」でしたから…。
 大宮停車中。向こう側の上り線ホームに見えるのは北陸新幹線のE7系回送列車です。

 宇都宮停車中。

 郡山停車中。

 福島駅停車中。ここで「やまびこ135号」と別れて奥羽本線へと入ります。

 福島駅から西へ進んで山岳路線へと入ります。
 昭和50年(1975年)の奥羽本線全線電化完成までは特急「つばさ」は181系特急型気動車により運転されていましたが、80系特急型気動車から出力をアップしたとはいえ、福島・山形県境に存在する板谷峠越えには電気機関車の助けが必要で、福島~米沢間では電気機関車を補機として連結して通過していました。電化完成により485系電車化されて補機の連結も解消しました。
 私は「つばさ」にも奥羽本線にも在来線特急列車時代から乗車する機会が無くて、初めて奥羽本線に乗車したのは秋田新幹線「こまち」で大曲~秋田間を乗車したことがあるだけ…あちらこちら徘徊しているわりには意外と未体験路線でした。

 さて、私はどこへ向かおうとしているのか…引き続き予想してみてください。コメントで予想は受け付けていますので、「ここだ!」と思ったところがあれば遠慮なくコメント欄に予想を送ってみてくださいね。
 しばらくこのシリーズは続きます。



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