第三話まで視聴済 忘れないうちに感想を

 

舞台は南仏モンペリエ

行ったことないけど素敵な街

主人公のペナック家族がそれまで住んでいたのは

レユニオン島、第三話までは関係していないけれど

モーリシャスやマダガスカル島にほど近い

インド洋に浮かぶこの島は

これからドラマに関係してくるんだろうか?

フランス領に住んでいると

フランス本土に住んでいる人とは何か違うのかな?

何用の設定なのかちょっと気になる。

 

御多分に漏れず、離婚してシングルマザーになった

アナベルは元夫の職場にもほど近い

モンペリエに引っ越してくる

仕事は警察官。とても優秀な人物らしい。

 

この街では自分の父・アニバルも刑事として

働いていたことがあり、アナベルの上司は

アニバルの元相棒だ。

 

ちなみに

アニバルはハンニバルと同一

フランス語Hは発音しないから

 

アナベルは6歳のときに

父親に見捨てられたことがショックで

読字障害を患った

その後克服していたのだが…モンペリエに引越し

父から手紙が来るようになって再発!

看板の文字は動いて読めないし

右と左も混乱してしまう。


ある事件がきっかけで

再び事件捜査にかかわるようになったアニバルは

娘アナベルと和解するため

孫にこっそり近づいて

イジメから救ったり

読字障害の娘のために

書類仕事をこっそり手伝ったりと

過去の過ちを埋め合わせるべく最善を尽くすが…。

なかなか娘に受け入れてもらえない。

 

父アニバルを演じるクリスチャン・ラウスと

娘アナベルを演じるジュリー=アンヌ・ロスは

実の父娘!

「アーバス教授」では教授と刑事が実の夫婦だったから

そういう配役、フランスでは珍しくないのかしらん?

 

似ている所があるかと聞かれたら

男女の差があるので…似ていない親子

 

第1話と第2話は前後編の構成

題名は「UN AIR DE FAMILLE」 家族のような…?かな


ひき逃げ事件の被害者が10年前に殺された女性アリーヌだったことがわかる。

アリーヌの夫・ジョルジュは妻を殺した罪(遺体は見つからなかった)で収監されており、事件の担当者はアニバルだった。

ジョルジュは冤罪を主張し、自白を強要されたとアニバルを訴えようとする。

アニバルは脳卒中を起こし救急搬送されるが幸い後遺症もなく退院する。

その後、アリーヌを車でひいたパッシという男が遺体で発見される。パッシはジョルジョと同じ刑務所に収監されていたことがあり、ジョルジュに妻の殺害を依頼されたのだと推理する。

しかし、確固たる証拠が見つからない。捜査に行き詰まったアナベルは、しかたなくアニバルの協力を仰ぐ。

ジョルジュがアリーヌの遺体を遺棄したという絶壁で、アナベルは優れた洞察力を発揮し、アリーヌがそこから生還したと推察する。

さらにパッシ殺しもジョルジュによって仕組まれたものち考えたアナベルはジョルジュを尋問するが、彼には獄中で知り合った恋人と過ごしていたというアリバイがあった。

恋人の元を訪れたアナベルは、彼女がジョルジュに虐待され脅されていることに気づく。そこで警察署に呼び出し、ベルギーに逃げ延びていたアリーヌが自身のDV被害を訴える映像を見せ、このままではアリーヌと同じ末路になると諭し、ジョルジュのアリバイを崩した。

 

山小屋で鶏と余生を過ごしていたアニバルが

娘のために街へ降り、さらに彼女の住まいの隣の家を購入。

ペットのめんどりのかわいらしさたるや!

 

アナベルの娘と息子がまた良いんだわ

シングルになったばかりの母を気遣い寄り添う姿が

 

アナベルは読字障害もあってか

とてもきれい好きで

カトラリーもピカピカで定位置に

キッチンのフルーツは

綺麗なガラスの器に入れられて

無駄なものは一切なし



第3話 プーカーブの死 MORT D’UNE POUCAVE
 

POUCAVEが検索しても出てこなかった

どういう意味なんだろう?

 

アニバルに情報提供者のトムから助けて欲しいと連絡が入る。アニバルが彼の地元に駆け付けるが、トムは団地の屋上で遺体となって発見される。

地元の麻薬犯罪者たちを告発したため、“告げ口屋”として嫌われ職と住まいを変えていたトムだったが、その後更生し、医学療法士として時々地元に戻って、患者を診ていた。

アニバルはトムの夫やその家族、仲間たちのことに詳しく、アニバルを父と慕うトム夫婦にアナベルは複雑な感情を抱く。トム夫婦の結婚記念日はアナベルの母が亡くなった日と同じだった。父が自分の人生にかかわろうとせず、ほかの人たちと親しい関係を築いていたことにショックを隠し切れないアナベル…。

 

当初トムを殺害したのは麻薬犯罪者の一味と思われていたが、見つかった凶器から犯行を行ったのが女性だと分かる。トムの葬儀に来た関係者を捜査していると、トムの患者の娘が浮上する。

 

彼女もまた、アナベル同様父とは長年疎遠だった。彼女が父の遺産を手に入れようと後見人の手続きを急いだため、トムが怪しみ、トムが告訴しようとしていると知って、それを阻止しようと殺害に及んだのだ。

 

彼女はアナベルに、トムが父の愛情や財産を自分から奪おうとしていたのが許せなかったと吐露する。アナベルは自分もトムに対して同じような感情を抱いていたことに後ろめたさを感じる…。

 

自分が扱う事件とプライベートな問題が重なってしまうという構図はよく使われる手法だけれども、ここまで重複させるのはめずらしい。ちょっとクドイかな。



ここからは未だ未聴

下のあらすじはミステリーチャンネルからの抜粋です


第4話 無垢の死 MORT D’UN INNOCENT
エミリーという8歳の女の子がショッピングセンターの駐車場で誘拐される。犯行時間はわずか2分。駐車場を利用したすべての車は防犯カメラに映っているのですぐに見つかるかと思われた。しかし24時間以上たっても新情報は入らず警察は焦り始める。そんな中、インフルエンサーがSNS上で偽情報を流してフォロワーをあおり、私人逮捕の動きが出てくる。アナベルたちはインフルエンサーのレナを署に呼び出し厳重に注意するが…。


第5話 鶏の鳴き声の死 MORTE AU CHANT DU COQ 
調停人のイザベル・コラールが死んでいるのが発見される。アナベルは鶏に驚いて転落死したと考えるが、解剖の結果、誰かに押されたと判明する。鶏の飼い主であるボマールと隣人のベルタンの間で、鶏の鳴き声を巡って何年も前からトラブルが発生していた。両家はコラールの殺害を否定する。一方アナベルは異動願を出し、子供たちの意見も聞かずレユニオン島に戻る準備を進める。アニバルとルイは引っ越しをやめさせるため策を練る。


第6話 ひとりの学生の死 MORT D’UN ETUDIANT
医学生の1年生マチュー・ポゲがクレーンから転落死しているのが見つかる。被害者の携帯がなくなっていることから、アナベルは他殺を疑う。当時は付近で医学部生のパーティーが行われており、同期全員が重要参考人として携帯を没収され聴取を受ける。一方、引っ越しをかたくなに嫌がるレアは、悪い友達とつるんで学校を休み、自宅に帰らなくなる。心配したアナベルは、アニバルの力を借りてレアの行き先を追跡する。


第7話 シェフの死 MORT D’UN CHEF
レストランのシェフ、バテスティが店内で死亡しているのが見つかる。店は一つ星が決まったばかりだった。彼がダイイングメッセージを残していたことから元スーシェフのクリスチャン・ケラヴェックが疑われる。検察官が事件は解決したとし捜査は終了するが、アナベルは犯人がケラヴェックか確信が持てず、アニバルと捜査を続ける。一方アナベルは、アニバルが最近脳卒中を起こしたと聞き、彼の食生活を改善しようと策を練り始める。


第8話 怪人の死 MORT D’UN FANTOME
湖から20年ぶりに引き上げられた車から遺体が発見された。死因は銃殺。その後行方不明になっていたジュリアン・ブロメ警部補の遺体だと分かる。ブロメはアニバルの元相棒だったが、女性を巡りケンカ別れしていた。自殺したと思い込んでいたアニバルは自分を責める。アナベルは、ブロメ事件の捜査を新しく来たトリスタンと始める。関係者であるアニバルは捜査から外れるが、気になってルイの誕生日パーティーの計画もうわの空になる

 

Julie-Anne Roth

 

原題:Les Pennac

アナベル・ペナック:ジュリー=アン・ロス 
アニバル・ペナック:クリスチャン・ラウス 

ソニア・アイド:フェジュリア・デリバ 
スメルチェスキー:マリー=ソーナ・コンデ