椰月美智子さん原作の
この夏放送予定のNHK特集ドラマ
「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」
小学生の夏休みの読書感想文向けの作品
男子が興味ひきそうな小説ってなかなか少なくて
お、これドンピシャよいじゃんって
息子に進めた作品
読んでくれてた…はず
ちなみに私は読んだ
令和の話なのだけど
昭和の香りがプンプンする
小さな町の情景が懐かしい
うちの近所の小さい神社にも
社務所兼住まいがあって
田中さんと同じように
管理をしてくれている人が住んでいる
大きな木や植栽が沢山あって世話は大変
神事や祭りの時
氏子会の何がしがあったときなど
何かとお世話をしてくれる
というわけで
とても身近に感じる話
スケボーができる場所のある神社
撮影場所はどんなところになるんだろ
それも楽しみ
主人公の拓人は中須翔真くん
田中さんを演じるのは岸部一徳さん
原作本ではまあるいおじいさんだったから
イメージとはちょっとちがうけど
柔らかい雰囲気はぴったりかな
椰月美智子さんの作品は
映画化もされた『明日の食卓』が衝撃的で
最後までどの“ゆうくん”が母親に殺されたのか
ドキドキハラハラしながら
アドレナリン全開で一気読みした記憶が…
「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」
にも小学生の男の子が3人登場していたけど
こちらはいたって小学生向けの健全な内容
子供の頃に終戦を迎えた田中さんの体験談は出てくるけど
誰も死なないし不幸にもならない
安心して読める作品
終戦記念日あたりに放送されるのかな？