今年も、毎年恒例のクリスマス撮影に出かけ、今年はポルトガル&スペインに行ってたのですが、帰国してすぐに気になっていた「北九州でのクリスマスイベント」の進行状況確認に、九州に・・、で、やっと家(東京)に帰ってきたら・・・。福島県広野町役場から何やらお手紙が・・。広野町の人々は東北震災後ご縁がある。しかし、役場には行ったことがない。役場に行ったのは最近の熊本震災でボランティアに行った阿蘇の役場位なので、一瞬そこから?と勘違いしてた・・。で、よく見ると広野町のお手紙あけると・・「感謝状」。びっくりした。東北震災の直後から東北各地に(大船渡~いわき)まんべんなく通っていたが、いまはほとんど行けてない。でも仮設生活が長引いている福島では、クリスマスのみだが、毎年仮設の子供たちに逢いに「クリスマスParty」を開催している。いわきの私の通っている仮設からは、Partyの後、いつも「楽しかった」と、感謝のはがきを送ってくださる。そのはがきだけで泣けて来てた。。どんなにスケジュールタイトでも、周りから「まだやってるの」と、言われても、私にとって「最後まで付き合いたい!ご縁だから」と、思い続けてることを嬉しく思ってくれる人がいる・・。それだけで十分だから・・。いろんな目にあった子供達やおじいさんおばあさんが、「クリスマスは楽しいね」って、一つでも笑顔になれる思い出を増やしてもらうためにやっているだけだから・・・。だから感謝状なんて大げさなものもらえるとびっくりしてしまうが、なんだか「想いと想いが寄り添う」ことの意味がほんわり暖かく感じて嬉しい。今年は益々時間が無くなってしまったが、今週末、また子供たちに、私からのヨーロッパのお土産やお菓子、そして友人知人から、「届けて」って、私に送られてきたプレゼントもって子供とおじいちゃんおばあちゃんに逢いに行ってきます。子供はもう20数人まで減りました。もうすぐ仮設住宅は終わりかもしれないと言われてます。

震災直後は、「悲しい出来事を2時間弱だけ考えなくていいようにと、映画上映ボランティア」気仙沼ではクリスマスイルミネーションプロジェクトを仕掛け、「真っ黒な海に明かりがともると生きる勇気が持てた」と、泣いてもらいました。今は地元の方が続けてくれてます。私の勝手な想いで始めたボランティアですが、5年もやってると、いい意味でも悪い意味でもびっくりすることもおきますが。今年も「楽しい思い出創り」のクリスマスPartyプロジェクトに、DJやシンガーに同行してもらい、こじんまり行ってきます!子供たちの笑顔が今から楽しみです。

個人的なことですが・・一つ気づいたことが、北九州に住んでいた私の祖父のお家には、引退後、毎日を人のために生きてた祖父に送られた、ものすごい数の感謝状の額があったのを思い出しました。感謝状を見て改めて、そっか、私は祖父とちょっと似てるのかも、と、今日思い・・祖父が大好きだったので嬉しくなりました。