前回の記事で、イスラエルという国の
不都合な真実の暴露本の話を紹介した。
それには、まだまだ続きがあった。
複雑な種類の人間、階級社会、軋轢、
そして、イスラエルの闇。
観光地としての憧れの場所
でもあるが、
上辺だけでは分からない
その姿を暴露した
この作者は、何者かに
命を奪われた。
だからこそ、この本の内容は、
世界の人々が、知るべき事だと思う。
【復習】
ユダヤ人には、
2種類のユダヤ人がいる。
➊ずっとパレスチナの地で
イスラム教徒と共存してきたユダヤ人
(セファルディ系)
❷ハザール王国で改宗をしてユダヤ教
になり、後にその地を追われ世界中
に散らばったユダヤ人。
(アシュケナージュ系)
【本の続き】→前回の記事の続き
さて、セファルディ系ユダヤ人の
ジヴァ(本の作者の妻)と
アシュケナージ系ユダヤ人の
私(本の作者)の話に戻ろう。
セファルディ系ユダヤ人→二級市民
結婚して最初の3年間は、
ジヴァの叔母の家に住む必要があった。
イスラエルでは住宅不足が深刻で、
人種差別があったからだ。
★住宅は次のように割り当てられる
①イスラエルに長年住んでいる
アシュケナージ系ユダヤ人が
最初に選ばれる。
②二番手はヨーロッパ出身の
アシュケナージ系ユダヤ人で、
特にイスラエル生まれの
アシュケナージ系ユダヤ人と
結婚している場合である。
③次に選ばれるのは、
アメリカ出身の
アシュケナージ系ユダヤ人で、
特にイスラエル生まれの
アシュケナージ系ユダヤ人と
結婚した場合である。
④セファルディ系ユダヤ人は
次に、残っている住居の中から
選ぶことになる。
⑤最下位はムスリム、
ドルーズ、そして
キリスト教徒である。
雇用の機会も
同じパターンである
アシュケナージ系ユダヤ人が
最も選ばれた仕事を得る。
セファルディ系ユダヤ人が
その次となり、
ムスリム、
ドルーズ、キリスト教徒が
下働きの仕事を埋める。
私がアメリカ出身の
アシュケナージ系ユダヤ人
であったとしても、
セファルディ系ユダヤ人の女性と
結婚したため、住居の候補者リスト
の下位に置かれた。
住居を拒否されたことは、
イスラエルに存在する強烈な
人種差別の2度目の経験だった。
イスラエルに到着した当初から、
多くの中傷が私に浴びせられた。
私たちアメリカ系ユダヤ人は
大目に見られているに
すぎなかった。
イスラエルが生き残るためには、
■アメリカ系ユダヤ人からの贈与と、
■アメリカでの無価値な
イスラエル国債の売却に
頼らざるを得ないため、
イスラエルのエリートである
アシュケナージ系ユダヤ人の間には、
たとえアメリカ系ユダヤ人も
アシュケナージ系であったとしても、
アメリカ系ユダヤ人
に対する
嫉妬が存在する。
何度も「帰れ」とか
「金は欲しいが、
お前はいらない」
と言われた。
しかし、アメリカ系ユダヤ人の中には、
歓迎され、優遇された
人たちもいた。
共産主義者のユダヤ人たちだ。
私と同じように
1967年~1970年の間に、
イスラエルに移住した5万人の
アメリカ系ユダヤ人のうち、
約20%(1万人)は、
マルクス主義を志向し、
その多くが実際に
共産党員のカードを持っていた。
彼らはイスラエル当局や
地元のアシュケナージに歓迎され、
住居、仕事、社会生活に
おいて優遇された。
アメリカからだけでなく、
チリ、アルゼンチン、
南アフリカからも
多くの共産主義ユダヤ人
がイスラエルに移住
していた。
当時イスラエルに移住した
5万人のうち、80%は、
最終的にアメリカに戻った。
イスラエルの3つの顔
これまでの話から、イスラエルは
マルクス主義
(社会主義/共産主義の国
だというイメージを
お持ちのことだろう。
それは正しい。
しかし、イスラエルには
3つの顔がある。
ロシアからイスラエルに移住した
アシュケナージ系ユダヤ人は、
社会主義/共産主義のイデオロギー
を持ち込み、
そのイデオロギーの多くを
実践してきた。
ドイツからイスラエルに移住した
アシュケナージ系ユダヤ人は、
共産主義に共感し、
それを支持する一方で、
ナチス式のファシズム
の実践を支持する
傾向がある。
第二次世界大戦中、
ドイツでは、
これらシオニストの
エリートアシュケナージ系
ユダヤ人は
ヒトラーのゲシュタポと
密接に協力し、
下層階級のドイツ系ユダヤ人
を迫害し、強制収容所に
送り込んだ。
今イスラエルに住むこの
シオニスト・ユダヤ人
エリート達は、
ナチス式ファシズム
の訓練を受け、
それを好んで、
イスラエルに
ファシズム
の多くの側面を
押し付けている。
イスラエルが民主主義国家で
あるかのように見せるために、
クネセト(イスラエル議会)
の議員は選挙で選ばれる。
イスラエルのいわゆる民主主義は
ここで止まっている。
エリート集団に
便宜を図り、
反対意見を残酷に
弾圧する。
シオニスト/共産主義者の
世界支配計画では、
中東で絶えず問題を
引き起こすのが
イスラエルの役割だ。
中東で絶えず問題を
引き起こすのが、
イスラエルの役割だ
イスラエルの役割だ
シオニスト・ユダヤ人
エリート達は、
ナチス式ファシズム
の訓練を受け、
それを好んで、
イスラエルに
ファシズム
の多くの側面を
押し付けている。






























