自分はクラシックピアノ出身ですので、たまにはそれ系の動画で一息つくことがあります。
でもあくまでも聞き流しで・・・なんか鳴ってりゃいいや、ぐらいにしか考えてなかったケースがほとんど。
ところが今日、強烈に心に響いたピアニストの動画を見つけて、即、チャンネル登録してしまいました。

長井充先生。
失礼ながら存じ上げなかった。
数多い動画を拝聴してみると、その選曲が、自分にとってドツボなんですよ。かつてつらい思いをしつつ弾いた曲ばかり。

これは最新のコンサートの模様。ラジオ体操弾いちゃうピアニスト、たぶんいないよフツー。日本人ならではですね。しかもMCもあり。楽しいっちゃない。


そんなプログラムの中で、絶対弾けなかったショパンのスケルツォを織り込むところがまたすごい。
御歳80超え・・・このお元気さは尊敬します。
あと、何が感動したかといえば、目をつぶって演奏聴いてると、感情たっぷりがつたわっては来るのですが、目を開けてそのお姿を拝見すると、カラダは微動だにもしない、淡々と弾いておられます。そういう弾き方大好きです。アシュケナージが確かそんな感じですね。見たことないけど、ふと、バックハウスと重なる錯覚も・・・。
感情込めは大事ですが、上向いて目を閉じたり、首振ったり、カラダユラユラさせたり、個人的好みですが、そう言う大げさなのが嫌い・・・そうしろって強制させられたトラウマかもしれませんが。
いつか機会があれば、是非とも生演奏を拝聴しに伺いたいです。楽しみがまた増えました。

これ言っていいのかな。
この長井先生、誰かに似てる。

昭和天皇・・・?