北アフリカ生活記～リビア・トリポリから～ -3ページ目
さて、こちらの主人と私の生活。
私が無理矢理こちらに引き込んで
しまった感がありますが、
良い機会でもあるような気が
します。
私の家族との交流や様々なイベント
大晦日、お正月、姪っ子のひなまつり
私の友人達との食事会、花見、
地元のバスケサークルの参加や
日本語の勉強、普段の買い物や
散歩に至るまで
おかげさまでいろんな方々にも
恵まれ穏やかに過ごせてます。
リビアでは主人も危ない目に遭ったり
ストレスフルな生活をしていたので
こちらに来て4ヶ月大分リラックス
できてよかったな～と。
主人も私も日本に戻ったばかりの時は
アパートの二階の子供が走る音が
ちょうどミサイルがどこかに落ちる
音に似ていることもあり、夜寝てても
ガバッと起きてお互い顔を
見合わせることも
あったりと自分達が感じていない
ストレスを再認識してしまったり
してました。
もちろんいろいろな手続き関係や
こちらの生活基盤を作るのも
一筋縄ではいかないけど
結婚前後と結構大変だったので
もしかしたら今が一番ゆっくり
過ごせているのかなと思ったり。
今日は天気がいいな～
今あるものに感謝しつつ、
がんばりましょう～
今さらだけどリビアのニュースを
日本のネットで見るとドキッとする…
いつも日本ニュース以外での
リビアニュースは見慣れてるけど
日本のサイトでみると落ち込む
昨日と今日の未明くらいに
韓国大使館とモロッコ大使館で
襲撃と爆発がそれぞれあったみたい…
どちらも場所をよく知ってるし
知り合いで大使館は違えど警備で
働いている人もいるし、
情勢が情勢なだけに何が起こっても
おかしくないけど、ショックだし
良いリビアニュースが見たいよ…
前回からとてもあいてしまった・・
さて、無事トルコに着き
ようやく一安心！と思った
ことを思い出します。
トルコからは例のID航空券を
使って帰国の途につこうと
思ってたし、後は自分の知識や
経験でなんとかなると確信して
いたのでトルコからは精神的にも
かなり楽になっていました。
経路はトルコ→パリ→東京でした
うまくいけば同日で泊まること
なく日本行の飛行機に
乗れるかな～？といった
旅程をくんでみたのですが・・・
やはりそんなにうまく
いかない・・・
結局出発のスッタンモンダで
２時間遅れでイスタンブールに
到着した私はそのまま
エールフランスのカウンターへ
直行。イスタンブールーパリは
問題なし。そのままパリまで
乗ることができました。
さて・・・パリに着いたら
なぜかカウンター横は人の海で
ごったがえしてました。。。
何かサンパウロ行がキャンセルに
なったとかでテンヤワンヤ・・・
共通カウンターを使ってるので
スタンバイリストに乗せてもらうのに
一苦労。でも歩いてた職員を呼び止めて
なんとかリストに乗っけてもらうのは
OK！だったんだけど
「この便ねー、難しいよ～
指をクロスして乗れるよう祈ってて！」
と職員・・・（こういう時だけ優しい）
で、搭乗口行ってまっていたら
搭乗口の職員は最後のお客さんが
搭乗口通った後・・・
両手でバッテン！（残念！）
されました～・・・
時刻夜中時ナリ・・・
一応翌日の朝便は空いてる
よ～と同情されながら
搭乗口から外に出ることに・・
で、特に付き添ってくれる
訳でもないので帰り方だけ
聞いてトボトボ逆流する私・・・。
セキュリティーを逆流しようと
したら、
「ちょっと、マダムどこ行くの！」
と止められたりするも
「いえ・・飛行機に乗れなかったんです」
っていったら一同「オオゥ・・」と
同情してあちらに行きなさい・・・と
見送ってくれ、はたまたイミグレーション
でも「？！」となりましたが、
乗れなかったゆえ・・と言ったら
「オオゥ・・」と同情して
通してくれました。
すでに12時半・・空港内ホテルに
行くもサンパウロ行欠航のせいで
満室、下のバーで人々が祝杯を
あげ盛り上がってました～。
しょうがないのでターミナルで
女子達が陣取っている椅子で
休むことにしました。
人生初のターミナル寝。。。
寒くなくてヨカッタ～。
翌日は朝7時にカウンターが
空き、空席もあったから
問題なく搭乗口で搭乗券
もらえました
エルフラのお姉さんに
昨日乗れなかった旨を伝えると
同情され、良い席を選んでくれました
というのもガラガラだった
からなんだけど・・・
というわけで、
帰りは空港寝、はあったものの
乗った飛行機は3席空席を
一人で使わせてもらったので
無事横になって寝ながら
12時間を飛行機ですごすことが
できました。
これで出トリポリ記終了です。
長い旅でしたが、まあ
総じてまあまあでしたかね。
この後また衝撃的な事実を知ることに
なりますが、それはまた別のハナシ・・・
