こんにちは^^
今日は私が大好きなオーガニックコスメってそもそも何なの?というお話を^^
オーガニックコスメという言葉は最近よく雑誌やテレビなどメディアでも聞いたり目にしたりするようになりましたが、
実は「オーガニックコスメ」という言葉が誕生したのは2001年。
環境NGOアイシスガイアネットが、一般消費者でも肌に優しい天然成分の化粧品を選ぶことができるようにと、単行本を発行しました。
その本のタイトルが「オーガニックコスメ」
本のタイトルとして誕生した造語だったんですよ。
「素肌につける化粧品は、食べ物と同じぐらいに安全であるべき」という考えが、その言葉になったそう。
”
ただ、、
現状、日本ではオーガニックコスメの基準というのはありません。
なので、植物由来の成分が少しでも配合されていればオーガニックコスメと言えてしまうんです。
メーカー次第で何とでも言えてしまうんですよね😲
また、オーガニックコスメと似た意味合いで使われている言葉に、「無添加化粧品」と「自然派化粧品」もあります。
「無添加化粧品」というと、合成成分が全く入っていなくてお肌に優しい印象を受けますが、
実はそういうことではないんです。
無添加化粧品は、1980年に旧厚生労働省が指定したアレルギーの危険性のある表示指定成分を使っていない製品のこと。
表示指定成分は【102種類】あり、その90%以上の表示指定成分が石油から作られた合成成分です。
その中には、今もよく使われている合成防腐剤のパラベンや合成界面活性剤のラウリル硫酸Naなども含まれていました。
しかし、「102の表示指定成分」以外にも肌トラブルを起こしやすい合成成分は数多くあります。その一例がフェノキシエタノールです。
「102の表示指定成分」には入っていなかったので、無添加化粧品で多く使われている合成防腐剤です。
そのほかにも「102の表示指定成分」には指定されていなかった、多くの石油由来の成分が使用されていたりします。
なので、無添加=安全というわけではないんですね。
一方、自然派化粧品は、植物エキスを抽出した成分を多く使った化粧品というイメージがありますよね。
でも、植物エキスはほんの少しであとは合成成分で出来ている商品も多い。
これも無添加化粧品同様にパンフレット、広告の表現、イメージだけではなくラベルに書いている化粧品の成分をしっかり見て確認する必要があります。
成分に関しては、2001年4月から、化粧品は「全成分表示(使用している全ての成分を表示すること)」が法律で義務付けられています。
でも、ずらっと並んだ全成分を見ても「さっぱりわからん。。。」ですよね。笑
専門家でない限り、一般消費者には化粧品成分はほとんどわかりません。
だって、現在、化粧品成分として許可されているものは、1万種を超えるんですもん。
全部は覚えられません。。。
そして、注意したいのは、全成分表示によって旧表示指定成分、「102種類の表示指定成分」の見分けがつかなくなってしまったこと。
「102種類の表示指定成分」は〈使ってはいけない成分〉ではなく、あくまでも〈表示義務のある成分〉だったため、これらの成分は今もよく使われています。
例えば〈ラウリル硫酸ナトリウム〉はシャンプーの洗浄成分としてよく使われています。
また、〈パラベン〉もよく使われる合成防腐剤です。
全成分の中でアレルギー性を示すような特殊な表記はなくて、他の成分と同様の表記であるため、消費者がチェックする対象ではなくなりました。
オーガニックコスメも先ほど言った通り、明確な基準がないので、
成分をしっかり確認することが大切です。
では私がどうやって選んでいるかというと
「成分が天然100%であること」(一番の理想!)
そして、
「使用されている植物が無農薬栽培か野生植物であるか」
というのをチェックします。
しかし、天然100%の化粧品というのは残念ながらまだまだ少ないので、
合成成分が少ない(ほぼ入っていない)、
より天然100%に近い化粧品を選ぶようにしています。
天然であれば、パッと見てもわかりやすいですからね^^
アルファベット表記でイメージが湧かないものはほぼ合成成分だと思っていいと思います!
これから、成分をどうやって見たらいいのかポイントなどもご紹介していきますね!
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日本オーガニックビューティセラピスト協会
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