昭和と平成に跨り続きましたゴジラシリーズの鑑賞に浸る今日この頃。

私のゴジラブームは夏が過ぎても終わらずに、今もなお継続中でございます。


そして、とうとう辿り着きました。「シン・ゴジラ」です。


この映画は2016年7月公開です。私は2018年のBS放送で観たのではないかと思います。相変わらず自分のことなのに不確かです。歳を重ねれば重ねるほど記憶に混乱が生じてしまうのです。


ちょっと脱線しますけど、

実家で弟と亡くなった二人の伯母の話をしている時に、伯母たちは仲が良かったせいか、あまり年をあけずに続いて亡くなったような記憶でしたが、一体何年前のことだったのか、とうとうわからずに謎のまま帰宅しました。父も母も老齢で私達より怪しい記憶ですし。誰に訊いたら良いものか。従姉でしょうけど、「おばちゃんっていつ死んだっけ?」とは訊きづらい。


今朝になって姉の姑が亡くなったと弟に連絡があったそうです。このご時世、家族葬になるだろうことを考えて、一体私達は呼ばれるのだろうか?と言う話からお香典の話にまで飛びました。「お舅さんが亡くなった時にはいくら包んだんだろうね?」と私が尋ねると、「たぶん1万円じゃない?」と言う弟。

弟「何年経っても御祝儀やお香典の相場って変わらないから。寧ろ減る傾向にあるよね」

私「ふーん。どこぞの知恵袋に訊いてみるか」

弟「姉のお姑さんは家族ですかってヤホー知恵袋に訊いてみてよ」

私「家族ではありません。親戚ですって言われそう」

弟「だよねー。でも、亡くなって割とすぐに電話くれた感じからすると、来いってことじゃないの?行かないと(姉の)機嫌悪くなるよ。」

私「私は行かなくてもいいから直接電話もないのかな」

弟「いやいや、あなたと私はセットでしょ。行くなら一緒に行こうよ」

私「とりあえず様子みよう」と電話を切りました。

*弟は女系家族で育ち、お嫁さんも女系家族、自分には娘二人おりますが、こんなに女に囲まれているせいなのか一人称は“私”で、言葉遣いがとても優しい(オネエっぽい)です。


知恵袋に尋ねる前に、自分の昔の手帳を引っ張り出して、お舅さんの亡くなった頃を探すと、ありましたありました。お通夜とお葬式、両方出てますね。でも、お香典のことまで書いてないや。そこ大事。書いとけよ自分!ちっ、飛んだ役立たずだ。


そして伯母たちの亡くなった日を調べると、一人の伯母は見つかったのですが、もう一人の伯母は見つかりません。探してみてわかりましたが、ある年の手帳だけなくなっていたのです。そこが怪しい。でも、ないものは探せないのでどうにもなりませんでした。

そんなことしている間に3時間も経過していたのです。何しろ10年以上の間の手帳を見続けました。

今日の予定が総崩れです。話にオチもありません。


半ばやけ気味でこれ、書き始めました。

教訓としては、手帳は整理してファイルする。同じ場所にしまう。お香典の中身も記録する。同行した人も書いておくと便利。


映画もテレビやDVD、配信も題名と日付くらいは記録した方がいいですね。


さて「シン・ゴジラ」ですが、大ヒット咬ましましたので、ご覧になった方も多いでしょう。あえていろいろ書くこともないかと思います。登場人物中心で話を進めていく私ですが、正直な話、キャスト多過ぎて書き切れません。



さて、始まりはドーンドーンとゴジラの足音から入ります。そう!「ゴジラ」第一作目と同じですね!音楽も同じです。エンドロールではゴジラ音楽が楽しめますよ。オリジナルの音源を使用しているそうです。


音楽は伊福部昭氏の名前と鷺巣詩郎氏の名前も連ねています。この方は「エヴァンゲリオン」の作曲を手がけている方です。なるほどなるほど。庵野監督ですもんね。


音の分野では大満足ということを一番初めにお伝えしておきましょう。


登場人物は実に300人超えているということです。出過ぎ。

イケメン率も高いです。役がオタクっぽい人ばかりですけど、イケメンのオタクって本当にイイですね。一般にオタクの人がイケメンではないって意味ではないですよ。オタクで、しかもイケメンって、私にとっては本当に神々しい存在。

顔も良くて、何につけ蘊蓄語れる人は尊敬の対象です。


本当に主な登場人物


主人公の矢口(長谷川博己)は内閣官房副長官で、巨大不明生物特設災害対策本部、事務局長。事件の始まりであるトンネル崩落事故を巨大不明生物によるものといち早く推察した人物で、ゴジラ退治の立役者です。


後ろに控えるのは秘書官の志村(高良健吾)

顔面偏差値をぐっと上げてますね。情報収集や専門分野の人物を当たるになかなかのやり手です。


赤坂(竹野内豊)は内閣総理大臣補佐官です。始終冷静な人物です。カッコよくて賢い。ゴジラと共に完全生物。この人もですが、矢口(長谷川博己)も英語ペラペラです。本当のお役人もこうなんでしょうか。だといいですね。 


大杉漣演じる総理を始め、たくさん出て来る官僚の皆様。一部の方だけです。全員は無理

内閣官房長官(柄本明)

「ゴジラvsスペースゴジラ”(1994年)にも出演していました。

若い。息子さん達によく似ていますね。

柳原国土交通大臣(矢島健一)中央

悪役や嫌味だったり冷たい役が多いように思いますね。


花森防衛大臣(余貴美子)

すごく気が強い。カッコいいですね。肝が太い。こんな女性大臣、実際にいて欲しい。

金井国家公安委員長(中村育二)美声のベテランさんです。

菊川環境大臣(横光克彦)中央 この方は本当に議員さんやってましたよね。

財前統合幕僚長(國村隼)「ゴジラ FINAL WARS」(2004年)にも出演しています。

郡山内閣危機管理監(渡辺哲)

この方は「ゴジラvsキングギドラ」(1991年)、「ゴジラvsモスラ」(1992年)、「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年)にも出演しています。


矢島統合幕僚副長(鶴見慎吾)ちょっとしか出ません。

池田第1戦車中隊長(斎藤工)本当にカメオ出演。
西郷 タバ作戦戦闘団団長その他兼任(ピエール瀧)この後しばらく姿消してましたね。
*タバ作戦とはゴジラ上陸2回目の際にゴジラを自衛隊が迎え撃つ作戦のことです。
消防隊隊長(小出恵介)この方もこの映画のすぐ後に不祥事がありましたが活動再開されているようですね。


もう疲れてしまったので続かせてください。
まだゴジラの話が一個も出てない。石原さとみも出て来てない。

この映画、最初に観た時は「うーん、面白くなくはないけど、ゴジラらしくない」と感想を持ちましたが、鑑賞二度目の方が面白く感じました。
意外性に慣れた方が物語をよく読み取れる気がします。

一連のゴジラシリーズは全作品が繋がっているわけではないのですが、皆、第一作目の「ゴジラ」ありきのお話です。つまり第一作目の続編ですよね。
ところがこの「シン・ゴジラ」では1954年のゴジラ襲来はなかったんです。ゴジラは全くの初お目見えです。だから、ゴジラも作中命名されるのです。てことはこの世界にゴジラというあだ名の松井秀喜は存在しないんですね。



というわけで続きます。