JR錦糸町駅のホームから見たスカイツリーです。


同じ日、弟に車で深川辺りから錦糸町方面に送ってもらった時にはもっと大きく見えたけど、何故だか合成の映像のように見えたスカイツリー。錦糸町の駅から徒歩で20分ほどらしいんですけど、近くで見ると高さも低く見えるんですよね。不思議。

「地球は丸いからかなぁ」と言ったら、弟「この距離で影響しないでしょ」と冷ややかに。わかってるよ。ちょっと言ってみたかっただけ。


ふと、車の中で弟に「あのスカイツリー(634m)の10分の1以下だったらゴジラも大して大きくないね。最初のゴジラは50メートルだもん」と言うと、弟は「アメリカのゴジラはもっと大きそうだよね。そういえば、松井秀喜はさ、日本人はゴジラの顔に似てるって思ってるけど、アメリカ人は存在がゴジラ級のモンスターって受け取ってるんだって。アメリカ人、昔のゴジラの顔は知らないみたいだし」と言っていました。

「へー、そうなんだ。アメリカのゴジラには確かに似てないかも。最新シリーズのアメリカのゴジラはモンスターじゃなくてタイタンで、怪物より神だけどね」と知ったかぶると弟は「ふーん」と言っていました。


帰宅後、弟と私は松井秀喜さんの大きめの目が昭和や平成ゴジラに似ているって思ったけど、本当に容姿からつけられたのか疑問に思ってwikiってみました。


なんと。


名付け親は日刊スポーツ記者で高校野球を担当していた赤星(現姓・福永)美佐子で、「下半身が大きくて犬歯が特徴的」という理由で「ゴジラ」の名前を付けたと語っている。ーWikipediaよりー


と書いてあるではありませんか。

目なんか関係ないじゃん!犬歯か!


平成版ゴジラ

アメリカのGODZILLA


松井秀喜さん(今より若い頃)

高校生の頃。これ、ゴジラっぽい気がします。


全体の雰囲気なのかなーーとも思いましたが、まさか下半身重視だったとは。顔の着目点は歯でした。


長い間誤解していました。冷静に考えて、ゴジラを容姿であだ名とするのはかなり失礼なので、活躍がモンスター級だった、神に近かったってことに考えを改めます。


弟とは歳が近いこともあって、とても仲良しです。いつもくだらない話をして、笑って、お弁当を半分ずつ取り替えっこして、美味しいコンビニスイーツを教え合っています。


私が5歳で弟が3歳から4歳の頃には身長が並んで、それ以降どんどん弟は育ちまくって、私は成長が停滞して小さいままでした。


見た目では今でも姉弟逆転で妹に見られます。つい最近も実家の駐車場の地主さんに初めて会いましたが、「あれ?妹さんもいたんだっけ?お姉さん二人だよね?」って問われた弟はかぶり気味に「下の姉です」って答えていました。


地主さんは「やっぱり、お姉さんだよね」と納得されていましたけど、大きさだけで年齢を測りがちなのは何故なのでしょうね?


寧ろ、少しでも若い人の方が大きくなりがちじゃないですか。


大体兄弟って普通、下の子の方が大きかったりするでしょ。同性だと特にそんな姉妹兄弟が多いと思いますよ。

私は姉よりも全然小さいのですけど、その方が珍しいと思うのです。


もっと言うと、大体の人が親より体は大きいのに、私は母より小さいのです。母が年老いて腰が曲がってきて、横幅は私の方が太いし、今では母の方が小さく見えますけどね。


血縁者に私ほど小さい人もいないので、(私が小さいのは)乳児期に肺炎を患ったせいだと周囲から聞かされて育ちましたが、うちの娘は私と大きさが変わらないんです。ってことは遺伝でしょうね。

ずっと後天的なものと思い込まされてきたけど、これも間違っていたようです。


私の父方のひいお祖母さんはすごく小さかったみたいで、写真が少し残ってるのですが(明治の前半生まれと思います。写真があるってすごいですね)まるで高橋留美子の描く漫画に出てきそうなおばあさんです。


実子にも、孫にも遺伝しなかったのにひ孫の私に遺伝したんですね。

祖父もその弟妹も小さくなかったし、父も叔父(父の弟)も当時の標準身長よりやや高め、伯母(父の姉)にも私より小柄な人はいません。ちょっと嫌なくじに当たったみたいです。


それにしても、勝手な思い込みをするのは一族の特性のようなものらしい。

そして、うちの実家の人達は誰かが何か勘違いしていても、それを正そうとはしません。流してしまうので、本人はずっと長いこと勘違いをしたまま歳を重ねていくのです。面白がったり、意地悪でそうするのではなくて、面倒くさがりの人間が多かったのじゃないかと思います。皆、親切なんですけど、どこか素っ気ないところがある一族です。


よく、下町の人は親切でお節介で、人懐っこいイメージを持たれると思うのですが、そういう面と同時に素っ気なくてぶっきらぼうなところが混在している人が多いように思いますね。


余談ですが、お喋りに花が咲き過ぎたか、弟は道を間違えて錦糸町に行くはずが、両国まで行ってしまいました。

弟は慎重な方なのですけど、なにぶん下町育ち、そそっかしいのも致し方ないですね。