第5シーズンの主な登場人物を紹介していきます
傷心のシリアルキラー、デクスター・モーガン(マイケル・C・ホール)です。傷む心を持ち合わせているのか本人もよくわかっておりません。
妻のリタ(ジュリー・ベンツ)が亡くなったところから始まるシーズン5です。
生きている時にはうざいくらいに感じたこともあったリタですが、まだ幼い子どもを残して逝ったことを思うと胸が痛みますね。私は物語の登場人物にも傷む心を持っていますよ。
放心のデクスター、全てを捨てて逃げようかとも考えますが、立派にお葬式を済ませました。
毎度デクスターを正しく?導こうとするハリーは故人でデクスターの前にだけ現れる幻影とでも言いましょうか。
カンニング抜きで思い出しました!「Major Crime 」のジョー先生だ!ラスティのセラピストでしたね。
ビル・ブラッシュトラップです。「NYPDブルー」でも「Major Crimes」同様ゲイの役だったんですよね。
アスター(クリスティーナ・ロビンソン)写真上はママを守ってくれなかったとデクスターを責め、怒り激しくとてもデクスターとは暮らしたくないと言います。
ですが、一旦は以前はデクスターが住んでいたデボラ(ジェニファー・カーペンター)下の右のアパートにコーディ(プレストン・ベイリー)下の左と暮らします。5人(デボラとハリソンもいるからね)で暮らすには狭そうです。
アスターとコーディ共に前夫ポールの両親(スティーブ・イースティン,キャスリーン・ヌーン)の元に引き取られることとなりました。
ポールの両親はオーランド在住。WDW(なんのこっちゃ)ウォルト・ディズニー・リゾート・ワールドがあります。
↑リタの死を伝える場面でミッキーのキャップって…
ハリソンはデクスターの実子でポールの両親とは血縁ではありませんから、デクスターが育てることとなります。
デボラの抱く1話のハリソンと上のデクスターが抱く2話のハリソン、顔が違う。大きさもちょっと違う気がする。かわいさに変わりはないけど。このシーズンではクレジットはありませんが、このデクスターの抱くハリソンは次のシーズン6から8までのハリソンと同じ子じゃないかと思います。ルーク・アンドリュー・クランチェフとエバン・ジョージ・クランチェフの双子ちゃん。こんなにかわいい子が二人も!一人でもかわいいのに。トゥルントゥルンが二人!羨ましい!
お引越しのトラックを借りるんですが、荷台にわずかな血痕を見つけました。
自分の前にトラックを借りた者を探し出します。
シリアルキラーには鼻が利くデクスターです。デクスターはボイドを調べ始めるのですが、これが大変な事件に発展していくシーズン5です。
一方のマイアミ警察、残酷にも目をくり抜き口を切った女性の首が発見されました。サンタ・ムエルテ事件です。
マイアミ警察の面々は
リタを亡くしたデボラも取り乱したんでしょう、うっかりクインといたしてしまいます。クインは二人の仲が深まり浮かれますが、デボラはなかったことにしようとします。さすがデボラ、男前。実際に男がなかったことにしたらゲスだけど。
トリニティの事件でFBIがカイル・バトラー(デクスター)を探していることを知り、カイル=デクスターではないかと疑い始めるクイン。その通り、冴えてるね、クインも。カイルを知る人物に確かめようと、勝手に保護プラグラムを受けているジョーナ・ミッチェル(ブランド・イートン)と接触して停職になってしまいます。
仕事でも上司マリアと部下のエンジェル、別の部署の警官からもヒモ呼ばわりされてエンジェルは手が出てしまいます。
亀裂が入り始めました。不穏な空気です。別れのフラグ立ちましたね。
マスカが遺留品の指紋から容疑者を特定します。カルロス(ジョセフ・ジュリアン)とマルコ(ホセ・アギレ)のフエンテス兄弟です。
他方、ボイドの部屋から女性の髪の束を見つけ更に調べるデクスター。ボイドがゴミを投棄している沼にはドラム缶に入った女性の死体が12体もありました。シリアルキラー確定しました。
ボイドをお仕置き、抹殺するデクスター。ボイドの家には女性が監禁されていて、ボイド殺害も見られてしまいました。
目撃者の女性は13番目の被害者でした。結婚直前に人生を見直してマイアミの地にやって来たその女性はルーメン・アン・ピアス(ジュリア・スタイルズ)
心機一転、身寄りも友人もなく訪れたマイアミはルーメンにとっては地獄のような場所となってしまったのです。
ジュリア・スタイルズが今シーズンのスペシャルゲストですね!
デクスターと二人でいると「ジェイソン・ボーン」そのままのようです。
マイケル・C・ホール、マット・デイモンと骨格が似ています。「ジェイソン・ボーン」をリブートする時にはキャスティングしてもらいたいくらいです。同い年ですけどね。マイケル、マット、共に50歳です。俳優だけでなくて裏方をやるところも同じです。
ボイドとその他の複数の男性に拉致監禁され、性的暴行を受け続けたルーメン。背中には刻まれたような傷が無数残っています。
デクスターからも逃れようとしますが、弱っている体のルーメンと一仕事終えた後とはいえ屈強なボディのデクスター。
デクスターから逃げられるはずもありませんでした。
すぐにルーメンの置かれた状況を察したデクスター。罪の無い彼女を口封じに殺せるわけがありません。
立ち直り故郷に帰るように手助けをするのですが、復讐に燃えるルーメンは飛行機には乗りませんでした。
夜の仕事の間にハリソンを見てくれるベビシッター、ソーニャ(マリア・ドイル・ケネディ)を雇いました。
ハリソンの笑顔…の先には本当のママがいるに違いありません。それか、スタッフが思いっきりあやしてるか。くっきりのエクボが、ものすごっラブリーです。萌えすぎて、はぁはぁしてます。ほぼ変態ですね。変態とはいえショタコンではありませんが、小さい子や赤ちゃん大好きです。
サンタ・ムエルテ事件の捜査ではフエンテス兄弟を捜索中。被害者から特徴あるタトゥーの話を聞き出すデボラ。
タトゥーを調べにマスカの行きつけのお店に聞き込みに。
彫り師マイケル・アンジェロ、ミケランジェロにしか聞こえない名前。呼び名は「M」
「Lの世界」のキャサリン・メーニッヒですね。こちらの役も「L」なんでしょう。デボラに色目を使っていました。
マイケル・アンジェロからは何も聞き出せなかったデボラ。タトゥーはあるナイトクラブのスタンプと気づきます。できる女だねー。デボラは。
ラファエル・スバージはアメリカのドラマを観る人ならば一度は絶対に見たことあると思いますよ。メインキャストだった「MUDER IN THE FIRST」が面白かったです。今回はちょい役で参加していますけど、ある意味贅沢な話です。
エンジェルが処分されない為の交換条件としてマリアは囮捜査に参加、結果、汚職警官スタン・リディ(ピーター・ウェラー)が免職されることとなるのです。そしてそのスタンを停職中のクインが雇います。デクスターを調べさせるのです。もう、バタフライエフェクト。どこまで波紋は広がっていくのかわかりません。
スタンも汚職警官とはいえ、捜査力は玄人です。かなりデクスターに接近。危うし!デクスター。
マイアミに残ったルーメンは変装します「ジェイソン・ボーン」ニッキー・パーソンズを彷彿とさせますね。
自らクラブに潜入。自分を襲った犯人の一人を見つけてリベンジしようとするも、何しろ素人ですから、どうにもならなくなってデクスターに連絡して来ます。
驚くデックス。えーっ帰ったんじゃないのー?なになに、なんの準備もしないで、殺すつもりー?ちょっとちょっと、証拠消してよ?って感じでルーメンの後始末をします。通報されてあわやというところでギリ、裏工作完了。もうドキドキだから。おばちゃんの心臓持たないから。
ルーメンが襲いデクスターがトドメを刺したその人物はルーメンを拉致監禁レイプした犯人の一人でした。歯科医ダン・メンデル(ショーン・オブライエン)は後々ほかの犯人達とも繋がります。
マイアミ警察ではクラブに現れるフエンテス兄弟を潜入捜査で捕まえようとするも気づかれて銃撃戦に発展。囮に使ったジャスミン(ジェシカ・カマーチョ)を死なせてしまいました。ちょっとちょっと、またなの?アントンが死にそうになったの忘れたの?
責任をデボラになすりつけたマリア。前シーズンでは結構仲が良くなったのに、もう険悪です。
エンジェルもマリアに対しては不信感を募らせてしまいます。
ボイドが消えた為に事件発覚を恐れたのでしょうか、ボイドの共犯者(と思われる)コール・ハーモン(クリス・ヴァンス)↓写真左が例の沼からドラム缶をトラックで移動させるのですが、途中、飲酒運転の車に激突されます。
トラックも死体もそのまま残して逃げるより他ありません。
こうして拉致監禁暴行殺害後に防腐剤漬けにされた金髪女性の遺体、12体が見つかることとなりました。ドラム缶事件です。
トラックの持ち主はジョーダン・チェイス(ジョニー・りー・ミラー)右今をときめく自己啓発セミナーのカリスマ講演者でした。運転席からはチェイスの警備主任のコール・ハーモン左の上着が見つかりますが、トラックは盗まれたと言い逃れます。
ドラム缶事件の犯人がボイドである証拠を偽装したデクスターでした。警察に獲物は渡しませんよ。
ところが、後に、サンタ・ムエルテ事件で責任を取らされ資料室に一時的に飛ばされたデボラは、ドラム缶事件では複数のDNAが見つかっていることに気づき、犯人はボイドだけではなく複数であることに気づきます。そして犯人達が姿を消していることにも気づくのです。
芋づる式に判明していく男達。コールの友人、銀行家のアレックス・ティルデン(スコット・グライムス)も一味の一人でした。
スコット・グライムス、「ER緊急救命室」のアーチーです。
このティルデンも姿を消します。(もちろんデクスター達の仕業です)調べるうち、デボラは13番目の被害者が報復している、しかも助けてくれる制裁人がいるのではという仮説を立てます。全部当たってる、デボラはやっぱり優秀です。
チェイスのネックレスのペンダントヘッドには血液が入っていて(血を身につけるって悪趣味ですね)そのDNAから少年だったチェイス達により暴行を受けた女性を見つけました。エミリー・バーチ(アンジェラ・ベティス)はチェイス達の最初の被害者でしたが、チェイスに操られていました。
そうとも知らずにのこのこエミリーに会いにいくルーメン。
チェイスに拉致されたルーメン。追うデクスター。
一方、デボラもチェイスに近づきます。歯科医ダン・メンデルもコールと連絡を取っていたことがわかり容疑者一味に加わりました。そしてダンの妻(レスリー・グロスマン)からチェイスとの繋がりを聞くことができたのです。次々と姿を消すか殺されるかしているレイプ犯の容疑者達。
チェイスをお仕置きしたデクスターとルーメン。
そこにやって来たデボラ。つ、捕まってしまうー。絶体絶命。どう切り抜けるんだデクスター!
書いているだけでもいろんな意味ではぁはぁしてしまうシーズン5。
ジョニー・リー・ミラーがゲストとは恐れ入りました。しかもゲスな役でした。
ピーター・ウェラーもロボ・コップならぬゲス・コップでした。
今は空き家になったリタと暮らした家にルーメンを匿っていたデクスター。そこに家出して来たアスターと友達のオリヴィアが。オリヴィアがDVを受けていた為に家出したのです。同じフロリダだから近いかと思ったら400キロも離れてるんですってよ!オーランドとマイアミ。アメリカって広っ!
けど、当時ご本人は19歳くらいだからそれなりですね。
デクスターがオリヴィアの父親バリー(ダニエル・トラヴィス)を脅して解決。少しはアスターとの距離が縮まったでしょうか。
にしても、アスターの大人っぽいこと。12歳ですって。
私、12歳の時にはチェックのシャツに別のチェックのパンツを履いて姉に怒られていましたよ。すっごく怒られて縁を切りそうな勢いでした。よく姉にセンスないって言われたなぁ。認めるけれども。社会人になってからも化粧も下手くそってけなされたなぁ。その通りだったけども。若気の至り。
デボラが半ばヤケクソ気味にクインとセフレになってしまうもクインは本気、クインはドークス(エリック・キング)のようにデクスターを追い始めるが火の粉は自分にかかります。ドークスは火の粉かかりすぎて死んでしまいました。クインはどうなる?
デクスターがルーメンの復讐に巻き込まれてしまい、やがてルーメンに安らぎさえ覚えてしまう、
ラブandキルなお話でした。
ゲストが豪華な上にエピソードがてんこ盛りなこのシーズン。
見応えがありました。
10年前にもなるんですね、初見の時はジョニー・リー・ミラー登場に歓喜の声をあげてしまいましたよ。
ジョニー・リー・ミラーについては前にも書いていますので今回は詳しく書きませんでした。興味ある方はこちらをどうぞ