満足度 ★★★☆☆
臨済宗 南禅寺
派南禅寺塔頭寺院
拝観時間:午前8時30分~午後5時
拝観料:大人400円
住所:京都市左京区南禅寺福地町86-12
アクセス:市営地下鉄東西線 蹴上下車 徒歩5分
地下鉄烏丸線今出川駅から烏丸御池で東西線に乗り換え蹴上駅で下車をした。
我ながら、京都の公共機関も自由自在に利用できるようになったものだ。
公共機関だけではない。
市内の地図もおおよそインプット出来ている。
右京区と左京区の別が判断できるようになったのが証拠である。
蹴上まで来たのはある寺院に参拝するためで、下車後早速赴きに参った。
駅前には三条通りという大きな道路があり、山科区から京都の市街地まで通じている。
それが為か、道路は大渋滞となっていた。
ナンバープレートは他府県も多く、滋賀・三重・奈良などがよく目についた。
もし、私が車で上洛していればこんな道路は通行しないであろう。
地元民なら致し方ないが、観光に来てわざわざ交通量の多い道を通り時間を浪費するほど愚かな事はない。
まぁ、京都に詳しくない観光客であるならば大通りを通行し迷子にはならないという消極的手法が固いといえばそうなのであろうが。
そんな、消極的観光客を傍目に私は目的地まで歩いた。
京都では電車と徒歩の組み合わせが最上なのだよとほくそ笑みながら。
10分程歩いた。
逆である。
目的地とは全く逆方向を歩いている。
急いでスマホを出したのだが、結構歩いてしまった為に場所がよく分からない。
迷子とまではいかないが、迷ってはいる。
私は、消極的手法を採用している偉人達を羨望の眼差しで見つめながら南禅寺へ急いだ。
南禅寺境内にて東照宮の文字が目に入った。
ここ京都ではあまり見かけないので新鮮な印象を抱き、目的地を変更し、参拝する事とした。
天皇家以外の人間が宮を名乗る事を許されたのは歴史上二人だけであると聞いた事がある。
一人はこの東照宮こと徳川家康公。
もう一人は天満宮こと菅原道真公。
なるほど、家康は戦国大名のくせして高尚になられたんですね。
この方丈は伏見城から移築されたものであるとか。
鶴亀の庭として有名であり、特別名勝に指定されています。
樹齢400年の落葉樹です。
決して有名な庭園ではありませんが、個人的な感想では京庭園の5指には入るかな?と思います。
南禅寺へ行かれた際には、是非金地院にもお立ち寄りされることをお勧めしますよ♪