コクリコ坂から はジブリアニメで、

宮崎駿の息子さん、吾朗さんの監督作品だ。


観ていて印象的だったのは、

昭和初期の言葉づかいが、

明快であって、

会話もとてもストレートでシンプルだと

感じたことだ。

すごくそれが心地よく、気持ちがよかった。


現代は、

言葉の取り方が

とても複雑になっていると思う。

言い方ひとつとっても、

変にとられないよう気を遣ったり、

ポリコレにひっかからないよう

工夫したり、

あんまり物事をストレートに言わなくなっている

と思う。


そういうところが、

違っていて新鮮に思えた。


高校生の恋愛も描かれているが、

主人公のメルが、

男の子に告白するシーンも、

すごくストレートで気持ちよく、

相手に期待せず、

自分の思いをそのまま伝える

というところが

シンプルで率直で

いいなあと思えた。


今の時代と違うと感じるのは、

みんなどこか自分の軸がちゃんとあると

感じること。

ブレてないというか。


そういうのを自分にも取り戻して

いきたいと思う。