委ねる。82 | くる*くるり 東方神起小説〜

くる*くるり 東方神起小説〜

ふたりといっしょ

いつまでも









ああ…ユノ…

貴方の瞳の奥に映るのは誰
それは 誰のための涙なの…








『  …ごめ…  』



ぎゅっと目を閉じたら ハラハラと
涙粒がこぼれ落ちて。

思わず 引き寄せ 抱きしめてしまった。
誰のための涙でもいい。
忘れかけていた 愛おしさが 
込み上げてのことだった。
…多分。





「   …ユノ… 」



『 ごめん… 』



「  …謝らないで… 」


謝りたいのは 謝らないといけないのは
僕の方なのに。


『  …俺が 記憶を… 』


「  貴方が悪いんじゃない… 」


『  けど、あれがなけりゃ… 』


「  ユノ…ユノ…  聞いて…」



僕たち その前から…
会いたくても会えなくて
そのうち 貴方は 会いたくないのか、って
僕は疑心暗鬼になって。


「  悪かったのは僕の方…
寂しくて ドンヘヒョンに…  」



『   俺 やっぱりシムチャンミンが、 』


「  …ユノ…  でも 僕たち… 」



終わったんだよ…
そして 僕は 行ってしまう。


『   …帰ってきて、必ず。 』



返事の代わりに口づけた。
狡いね、相変わらず 僕は。

言葉なんて 忘れてしまうでしょう?
でもきっと 温もりは思い出す、
触れた箇所に帯びた熱は
決して忘れまいと 燃えるんだ。





『  …チャンミン…    チャンミナ… 』



「  …ユ…  」



唇を重ねながら この数ヶ月のことを
思い出すと泣けてきて…

密着した頬に 流れた涙が溜まっていった。



久しぶりに泣いた気がした。
自分でも怖いほど 冷静で 冷淡だった
この数ヶ月 心をどこかに
置き忘れてきたんじゃないか、
そんなふうにも感じていたし
それでいい、 悪いのは僕なんだから
そう思うことで 離れたユンホさんの
心から 目を背けたかった。

そして…  
悪いのは 全部全部貴方だ、
辛くて耐えられなくて そう口にした
夜もあった…



「   …ユノ…  僕を許して…   」










つづく。








こんにちは。
朝夕 随分 涼しくなりましたね。
皆さま 風邪 引かれませんように。


ここから 雑談書くと また1〜2時間
更新が遅れますので 今日は
このへんで。。

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