先日天文界隈を大いに賑わせた

 

超新星爆発の瞬間初観測

 

というニュースを祝して

 

これが超新星爆発だ。リアルタイムで観測、アメリカの研究者が発表【再現映像】観測に関わったハワイ島にあるW.M.ケック天文台の発表によると、超新星爆発のリアルタイムでの観測は史上初めてという。リンクm.huffingtonpost.jp




※こっから先めんどくさい感じになります


 


宇宙猫withノワール

 

 

 


 

超新星爆発といえば

オリオン座のベテルギウス

去年だか一昨年に極端に減光した事で

爆発秒読みみたいに騒がれ

TVのニュースにもなったくらい

話題になりましたが

 


減光の原因は星本体の変動に

よるものではなかったようで

 その後ベテルギウスは

何事もなかったように

安定した状態となり


結局ベテルギウスの爆発は

10万年後くらいかもね、と


宇宙スケールなら確かに一瞬だけど

人間だと種そのものが滅んでても

おかしくないレベルの話になって

一気にトーンダウンしたのが

記憶に新しいですよね。


 

 



 

 


 

ちなみにですけど

超新星爆発なんて言っても

 

天文ファンでなければ

自分には関係ないしどうでもいいわい

みたいな感じだと思うんですよ

 

 

 

でもですね


そんなあなたも

超新星爆発によって

生まれたのです


って言われたら

興味出ません?




オカルトみたいな話に

聞こえちゃいますので

正確に言うと

 

私たちの身体を構成する

元素の多くが超新星爆発によって

もたらされたのです。

 

 

 

 

 

始めに宇宙にあったのは

水素とかヘリウムなんかの

軽い元素のみだったとされます。



それらの元素が集まって太陽みたいな

恒星になるわけですが


質量が大きな星だと核融合がどんどん進み

星の内部で重たい元素が作られていきます。

 


最終的には安定したニッケル

生成された段階で核融合がストップ


重力崩壊を起こしその反動で星は爆発

すなわち超新星爆発を起こす事で

宇宙空間にそれらの元素がばら撒かれます。

 

こうして宇宙に散らばった元素が

地球みたいな惑星の素

我々生物の素にもなっているんですね。

 



人間の体を構成する元素は


酸素65%、炭素18%、水素10%、窒素3%

あとはリンとかカルシウム

微量元素(鉄とか)で


水素以外は星で生まれ

星が届けてくれたもの


比喩表現ではなく

我々というのは星のかけらから

出来ているわけです



ちなみにさらに重たい金とかプラチナは

超新星爆発の瞬間にも生成されたりしますが

多くは中性子星同士の衝突なんかが

きっかけで生成されるそう



 

そう考えて超新星爆発を見てみれば

なんだか尊く感じません?





 

 

 

という事で

今日も良き日となりますように

khishi-chanでした

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