本日2月22日

猫の日

 

という事にちなみまして

 


巷でよく耳にする

黒猫は不吉

とする言い伝えについてのお話。

 

※猫の日の由来などは後述

 





黒猫は不吉?

 

 

黒猫って何となく

縁起が悪いイメージを持っている方が

多いのではないでしょうか。

 

 

実際黒猫にまつわる悪い迷信は多いですし

創作物でも魔女や悪魔の使い不吉の印として

象徴的に用いられている事がよくあります。

 


こうした黒猫の印象は

ヨーロッパが発祥であり

一部のキリスト教圏において黒猫が

悪魔の僕として忌み嫌われていたイメージが

明治維新以降西洋文物が輸入されことで

日本にも伝来して

今日では民間レベルで定着しました。



古来ヨーロッパ世界では

黒色を不吉な色とみる傾向が強く

悪魔や魔女なども黒く描かれます。


そして猫は魔女狩りが特に苛烈だった頃に

魔女の手先であると吹聴され

中には猫狩りなども

行われていた地域もあるようです。

 

背景としては猫特有の気ままな性格や

夜行性である事などが

伝統的な宗教の規範から見た場合

好ましくない行動、すなわち

悪魔的であると解釈された事が

要因ではないかとされます。


そして黒と猫という双方の性質を持った

黒猫は特に強い負のイメージがつく事に

なったのです。


 



 

もちろん今日のヨーロッパで

猫は大変親しまれていますし

黒猫を悪魔の僕と真面目に捉える人も

一部のカルト的な思考の方を除けば

まずいないでしょう。



さらに歴史的にみれば

ヨーロッパでも

伝統的に黒猫を縁起がいいと考える

地域もありました。



ところがイギリスなどの報告によれば

現在保護施設にいる黒猫の貰い手は

他の猫に比べて見つかりにくいんだとか。

 

その理由は様々で

真っ黒で写真を撮った場合に

表情や仕草がわかりにくく

SNS映えしないという現代的なものから

 

迷信とはわかっていても

昔からの慣習から不吉に感じてしまう人も

少なからずいるそうです。


虐待なども他の色の猫に比べて

多いという話もあります。

 


そうした事情を鑑みて

欧米では猫の日とは別に

黒猫の日を制定して

その愛らしさと、不遇な実情を

積極的に伝えようと試みられています。

 

 

 

 

 

日本では縁起物

 


西洋由来の縁起が悪いイメージが定着する前の

日本ではどうだったかというと


むしろ縁起物として愛されていました。



そもそも古来の日本で

黒は不吉な色ではありません


漆の漆黒を愛する日本人にとって

黒猫の毛並みにマイナスなイメージはなく

寧ろ福猫として愛されてきました。

 

 それが証拠に縁起物の代表的存在の

招き猫にも黒い色の招き猫があるのですよ。

 

招き猫の日

 


招き猫は挙げてる手の違いや

毛の色の違いなどで

ご利益が異なるとされますが

 

黒い招き猫は

魔除けのご利益があるんだとか。

 

 暗闇の中目だけが爛々と輝く姿に

神秘的なものを感じたのかもしれません。

 

 


 

そういえば調べてる途中

黒猫は性格的に人懐っこい

という情報も見つけました。


品種じゃなくて毛色の違いでも

性格って変わるって

本当なら不思議ですね。


 

猫

 

 

2月22日は猫の日

 

 

2.2.2=ニャン、ニャン、ニャン

という語呂合わせで制定。

 

由来が日本語での語呂合わせ

という事から分かる通り、

2月22日を猫の日とするのは日本のみ

 

国によって個別の猫の日が

記念日として制定されています。

 

 

また8月8日世界猫の日とされています。

 

 

 

好きな猫種は?

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私自身は猫を飼ってませんし
そこまで深く好きな猫種とか考えた事は
ないのですが…
 

 ノルウェージャンフォレストキャット

みたいな大型の長毛種が好みかも。

 

堂々たる風格もさることながら

穏やかで優しい性格というのもポイント。

 

猫

 

ついでに好きな種類というか、

イラストで猫を描く時は

黒猫好きです。

かわいい黒猫とハートのイラスト

どうでもいいけど

猫を描くって読みにくいですね。

 

 

 

あとがき

 


私自身そこまでペットを飼う事に

興味がないので

 

猫を飼いたいとか

触りたいとかいう気持ちは薄いのですが

 

路地裏にいる猫が絵になる

というか味があって好きです。

ふと通りかかった道で猫を見つけると

ちょっと得した気分になります。



そういえば

神社神社へ参拝へ行ったおりなどに

境内でしんみりとこちらを伺っている

猫がいる事がありますよね。

 

 

まるで神様の使いのような雰囲気出して

なにかこちらに伝えたい事でも

あるかのような佇まい。

 

 

そういう場面にでくわすと

何かこれから物語が始まりそうで

ワクワクします
 

 

ジブリの影響かな?

 

神社の階段に佇む猫のイラスト

日常と非日常の狭間みたいなわくわく感。

特に何も起きないけど。

 

 

 

 

 

という事で今回は猫の日にちなんで

猫、とりわけ黒猫のイメージについて

取り上げてみました。

 

 

ご覧いただきありがとうございました

 

皆様の幸せを願いますラブラブ

 

khishi-chanでした。

 

 

 

 

 

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