今更……なんですが、
大槻ケンヂの小説、初作品の「新興宗教オモイデ教」を読み直してみました。
私は、この作品は発売当時(高校生の時)に読んでいるのですが、今回、
「何処へでも行ける切手」を「名曲紹介」として書こうかな、と思い、
「そう言えば、「何処へでも行ける切手」って「新興宗教オモイデ教」にも出てきていたよな……」
と、思い出して、その確認のためもあって、読み直してみたのでした。
で、「何処へでも行ける切手」、この小説の中に出てきます。コレは、読んでみてのお楽しみにしておきましょう……。(^-^)
「新興宗教オモイデ教」、
1992年2月発行です。
元々は、「月刊カドカワ」に1991年2月号から、10月号に連載されたもの。
大槻ケンヂが始めて書いた小説になります。
私は、単行本版と文庫本版、両方持っているのですが(笑)、
小説の内容は単行本版も文庫本版も同一です。大槻ケンヂは文庫本化される時に、内容を変えるコトが結構あるのですが、
この作品に関してはノータッチ。
というか、一度書いて読み直してもいないという……(^-^;)
大槻ケンヂ本人にとっては、かなり恥ずかしい作品みたいですね。
文庫本版には、「解説」として永井豪さんがマンガを書いています。全然、「解説」になってませんが……(^-^;)
単行本版の表紙絵は、東恩納 裕一さんで、モデルはAV女優の工藤ひとみさんだそうです。
文庫本版の表紙絵は、丸尾末廣さんで、モデルは薬師丸ひろ子さん……(^-^;)
内容ですが、今読み直してみても、なかなか面白いです。
今回、時間を測って読んでみたのですが、1時間20分くらいで読み切れました。
「ライトノベル」というジャンルの「基本」を作った小説の一つ、と言われるコトもある作品です。
元々は第一章だけの短編小説のハズが、月刊カドカワの編集者に押し切られて長編小説になってしまったというハナシです。(^-^;)
出てくるキャラがなかなか印象的で、特に「ゾン」というキャラの存在感は、すごいと思いますね~。
少し、憧れました。(笑)
あとは、関西弁の「中間」というキャラ。
「自分BOX」というバンド名は、素晴らしいと思いました!(笑)
「SHOP自分」にも匹敵するネーミングですね……(^-^;)
もしかしたら「中間」は、中島らもさんがモデルなのかな?
と、読み直して思いました。
「なつみさん」は、かわいそうなキャラです……。
もともと、大槻ケンヂの詩集「リンウッド・テラスの心霊フィルム」の中の詩のキャラで、その詩からさらに肉付けされ、さらにかわいそうなキャラになってしまっています……
ストーリーは、新興宗教団体「オモイデ教」に、集まってくる人々の、悲劇的な出来事のいろいろを描いた……という感じかな。
大槻ケンヂ本人も、ストーリーの先がわからないまま書き続けて、ラストを書いてみて、
「なるほど、こういう話だったのか!」と思ったという……(^-^;)
でも、その行き当たりばったりな感じが、この小説の面白いトコロになっていると思います。
TRPG的、というか。
それで、最近になって、原田宇蛇児さんという方が、「新興宗教オモイデ教」の外伝を書いています。
これはどうも、大槻の知らないところで勝手に進んでいたらしい……(^-^;)
私はこの、「新興宗教オモイデ教外伝」は始まりのところをちょこっとだけ読んだのですが、どうも大槻ケンヂの作品とは全く違った作品になっているような感じでした……(^-^;)
ま、ちゃんと読んだらまた印象が変わるかも知れませんが。
(「新興宗教オモイデ教外伝」は第二弾まで出ているらしいです。)
「新興宗教オモイデ教」、
とりあえず、大槻ケンヂの小説の原点、読んでおいて損はないかと思います。
軽く、読めますしね。
(ちなみに文庫本版は、私は某ブック○フで105円で買いました……(笑))
では、へそ天!
黒水川でした~。
大槻ケンヂの小説、初作品の「新興宗教オモイデ教」を読み直してみました。
私は、この作品は発売当時(高校生の時)に読んでいるのですが、今回、
「何処へでも行ける切手」を「名曲紹介」として書こうかな、と思い、
「そう言えば、「何処へでも行ける切手」って「新興宗教オモイデ教」にも出てきていたよな……」
と、思い出して、その確認のためもあって、読み直してみたのでした。
で、「何処へでも行ける切手」、この小説の中に出てきます。コレは、読んでみてのお楽しみにしておきましょう……。(^-^)
「新興宗教オモイデ教」、
1992年2月発行です。
元々は、「月刊カドカワ」に1991年2月号から、10月号に連載されたもの。
大槻ケンヂが始めて書いた小説になります。
私は、単行本版と文庫本版、両方持っているのですが(笑)、
小説の内容は単行本版も文庫本版も同一です。大槻ケンヂは文庫本化される時に、内容を変えるコトが結構あるのですが、
この作品に関してはノータッチ。
というか、一度書いて読み直してもいないという……(^-^;)
大槻ケンヂ本人にとっては、かなり恥ずかしい作品みたいですね。
文庫本版には、「解説」として永井豪さんがマンガを書いています。全然、「解説」になってませんが……(^-^;)
単行本版の表紙絵は、東恩納 裕一さんで、モデルはAV女優の工藤ひとみさんだそうです。
文庫本版の表紙絵は、丸尾末廣さんで、モデルは薬師丸ひろ子さん……(^-^;)
内容ですが、今読み直してみても、なかなか面白いです。
今回、時間を測って読んでみたのですが、1時間20分くらいで読み切れました。
「ライトノベル」というジャンルの「基本」を作った小説の一つ、と言われるコトもある作品です。
元々は第一章だけの短編小説のハズが、月刊カドカワの編集者に押し切られて長編小説になってしまったというハナシです。(^-^;)
出てくるキャラがなかなか印象的で、特に「ゾン」というキャラの存在感は、すごいと思いますね~。
少し、憧れました。(笑)
あとは、関西弁の「中間」というキャラ。
「自分BOX」というバンド名は、素晴らしいと思いました!(笑)
「SHOP自分」にも匹敵するネーミングですね……(^-^;)
もしかしたら「中間」は、中島らもさんがモデルなのかな?
と、読み直して思いました。
「なつみさん」は、かわいそうなキャラです……。
もともと、大槻ケンヂの詩集「リンウッド・テラスの心霊フィルム」の中の詩のキャラで、その詩からさらに肉付けされ、さらにかわいそうなキャラになってしまっています……
ストーリーは、新興宗教団体「オモイデ教」に、集まってくる人々の、悲劇的な出来事のいろいろを描いた……という感じかな。
大槻ケンヂ本人も、ストーリーの先がわからないまま書き続けて、ラストを書いてみて、
「なるほど、こういう話だったのか!」と思ったという……(^-^;)
でも、その行き当たりばったりな感じが、この小説の面白いトコロになっていると思います。
TRPG的、というか。
それで、最近になって、原田宇蛇児さんという方が、「新興宗教オモイデ教」の外伝を書いています。
これはどうも、大槻の知らないところで勝手に進んでいたらしい……(^-^;)
私はこの、「新興宗教オモイデ教外伝」は始まりのところをちょこっとだけ読んだのですが、どうも大槻ケンヂの作品とは全く違った作品になっているような感じでした……(^-^;)
ま、ちゃんと読んだらまた印象が変わるかも知れませんが。
(「新興宗教オモイデ教外伝」は第二弾まで出ているらしいです。)
「新興宗教オモイデ教」、
とりあえず、大槻ケンヂの小説の原点、読んでおいて損はないかと思います。
軽く、読めますしね。
(ちなみに文庫本版は、私は某ブック○フで105円で買いました……(笑))
では、へそ天!
黒水川でした~。
