何だか最近は、大槻ケンヂ方面にブログ内容が偏りがちだったので、
ブログのバランスを取るために(?)、
ここで一冊、筋肉少女帯のギタリスト、橘高文彦の本を紹介します。
まぁ、何と言っても橘高文彦は、私が日本で一番好きなギタリスト。
橘高の独特なギターの音の個性は、抜きん出ています!
一応、橘高文彦のルーツとなっているギタリストは、
マイケル=シェンカー
リッチー=ブラックモア
ウリ=ジョン=ロート
ブライアン=メイ
ランディ=ローズ
エース=フレーリー
ポール=スタンレー
エドワード=ヴァン=ヘイレン
というギタリスト達です。
イングヴェイ=マルムスティーンは、ライバル!(笑)
「魅惑のハード・ロックギター教本」
この本は、1992年4月発行。
立東社から出ていた音楽雑誌、「PLUM」の別冊ムックです。
当時の値段は、1800円でした。
現在では、amazonでも手に入らないようなので、オークションとかで、なんとかするしかないかな……
レア本になってしまいましたね。
内容は、かなり濃いです!
これで1800円なら、安い!買っといて良かった……
まず、橘高のグラビア(笑)
一部は、このブログの以前の記事、「橘高ちゃん祭り」で紹介してます。
次に、1992年時点の橘高の所持している全ギターの紹介。
橘高は、ギタリストとしてはそんなにギターを持ってない方だと思いますが、その分、一本一本のギターに思い入れたっぷりに語ってます。
今でも使っている、トレードマークのオレンジのギブソンフライングV(1964年モデル)は、62万円(!)だったのを57万円まで値切って買ったモノだそうです。
橘高が買う前には、ヴィヴィアン=キャンベル(元ホワイトスネイク)が持っていた(!)、というウワサもあるそうです。
アンプ・エフェクターの説明もあります。
橘高はほとんどエフェクターは使わないので、短いですが。
使用エフェクターは、
BOSS OD-1(オーヴァードライヴ)と、
ジェンのクライベイビー(ワウ)だけ。
これは、現在も変わんないのかな?
メインの、奏法解説は、譜面を使いながら、たっぷりあります。
もともと雑誌に連載されていたものを再編集したものなので、ちょっと順番が「?」な部分はありますが。
1992年発行なので、筋肉少女帯のアルバム「断罪!断罪!また断罪!!」までの曲が例として使われています。
超基本のハンマリング・オン、プリング・オフから、
ハーモニクス、ライトハンド奏法やスウィープ奏法まで!
まぁ、橘高はライトハンドやスウィープは、
「一応できるけどやらない」
っていうスタンスなので、サラッと説明されてるだけですが。
あと、橘高独自の特殊奏法!
「キュイーン奏法」(笑)
「踊るダメ人間」なんかで、手をネックの方に持って行って、「キュイーン!」ってやるやつですね。
なんと、3音半まで上げることができるらしい!
「踊るダメ人間」の、
「キコフォコキフォコー」
っていうピッキング・ハーモニクスについても説明されてます!
(「キコフォコキフォコー」で、わかるかな?(^-^;))
コレは、私もマネしました(笑)
譜面(タブ譜)は、完全に全曲載っている曲はないです。
ほぼ全曲載っているのが、
「イワンのバカ」、
ソロだけ載っているのが、
「日本印度化計画」
「少年、グリグリメガネを拾う」
「詩人オウムの世界」
「パブロフの犬」の決めソロ。
完全譜面については、もう一冊の
「100%橘高文彦」のほうが充実はしてます。バンドスコアも載ってるし。
ただ、この激ムズの譜面について行けるかどうか……(^-^;)
……私には、無理でした(笑)
そして、この本の目玉!
この本の真ん中あたりに、橘高文彦のロングインタビューが載ってます!
コレは、橘高が生まれた時から、1992年までの自分の歴史を語ったもの。
現在は「筋肉少女帯自伝」という本があるので、ちょっと価値が薄れてしまっているかもしれませんが、
「筋肉少女帯自伝」とはまた違った面も見えるインタビューになってます。
なんと20ページ!
なかなか貴重です。
さらに、21名のいろいろな日本のギタリストとの対談も載ってます。
本城聡章とも対談してますし、
ローリーさん、
和嶋慎治さん(人間椅子)、
屍忌蛇さん(GARGOYLE)、
是永功一さん、
竜巻のPIE(AURA)、
葛城哲哉さん(!)
ルークさん(聖飢魔Ⅱ)
などなど。
ラフな語り口で、貴重な2ショットなんかもあります。
今となっては、なかなか不可能に近い対談もあり……
バンドブームで、「PLUM」の連載になってたからこその対談ですね。改めて読むと、すごいです。
あとはもちろん、ディスコグラフィー(一枚一枚橘高の解説付き)もあり、
筋肉少女帯メンバーからのメッセージもあり、
(大槻ケンヂのメッセージは、結構ヒドい(笑))
読者から来たハガキに答えるQ&Aもあり……
濃いですね!
改めて読み直したら、すごいや。
現在、手に入れようとしてる方には申し訳ないですが、本当に当時買っておいて良かったと思います。
当時、本屋さんで注文する時に、
「魅惑の……」
ってこの本の名前を伝えるのは、けっこう恥ずかしかったですが……(笑)
POLYSICS(ポリシックス)のハヤシさんも、この本がギター教本だったと、ハヤシさんのブログで書かれています。
ただ、いきなりこの本からギターを始めてしまうのは、ちょっと無茶かな。
それをやってしまったアホが、ココにいますが……(^-^;)
中級者向けだと思います。
基本的なギター演奏には、初級者向けのギター教本が、やっぱり必要だと思います。
と、いうわけで、今となっては手に入りにくい本になってしまっていますが、
現在でも苦労して手に入れる価値はあると思います!
……と、既に持っている私は気楽に言ってみる(^-^;)
へそ天!
黒水川でした。
ブログのバランスを取るために(?)、
ここで一冊、筋肉少女帯のギタリスト、橘高文彦の本を紹介します。
まぁ、何と言っても橘高文彦は、私が日本で一番好きなギタリスト。
橘高の独特なギターの音の個性は、抜きん出ています!
一応、橘高文彦のルーツとなっているギタリストは、
マイケル=シェンカー
リッチー=ブラックモア
ウリ=ジョン=ロート
ブライアン=メイ
ランディ=ローズ
エース=フレーリー
ポール=スタンレー
エドワード=ヴァン=ヘイレン
というギタリスト達です。
イングヴェイ=マルムスティーンは、ライバル!(笑)
「魅惑のハード・ロックギター教本」
この本は、1992年4月発行。
立東社から出ていた音楽雑誌、「PLUM」の別冊ムックです。
当時の値段は、1800円でした。
現在では、amazonでも手に入らないようなので、オークションとかで、なんとかするしかないかな……
レア本になってしまいましたね。
内容は、かなり濃いです!
これで1800円なら、安い!買っといて良かった……
まず、橘高のグラビア(笑)
一部は、このブログの以前の記事、「橘高ちゃん祭り」で紹介してます。
次に、1992年時点の橘高の所持している全ギターの紹介。
橘高は、ギタリストとしてはそんなにギターを持ってない方だと思いますが、その分、一本一本のギターに思い入れたっぷりに語ってます。
今でも使っている、トレードマークのオレンジのギブソンフライングV(1964年モデル)は、62万円(!)だったのを57万円まで値切って買ったモノだそうです。
橘高が買う前には、ヴィヴィアン=キャンベル(元ホワイトスネイク)が持っていた(!)、というウワサもあるそうです。
アンプ・エフェクターの説明もあります。
橘高はほとんどエフェクターは使わないので、短いですが。
使用エフェクターは、
BOSS OD-1(オーヴァードライヴ)と、
ジェンのクライベイビー(ワウ)だけ。
これは、現在も変わんないのかな?
メインの、奏法解説は、譜面を使いながら、たっぷりあります。
もともと雑誌に連載されていたものを再編集したものなので、ちょっと順番が「?」な部分はありますが。
1992年発行なので、筋肉少女帯のアルバム「断罪!断罪!また断罪!!」までの曲が例として使われています。
超基本のハンマリング・オン、プリング・オフから、
ハーモニクス、ライトハンド奏法やスウィープ奏法まで!
まぁ、橘高はライトハンドやスウィープは、
「一応できるけどやらない」
っていうスタンスなので、サラッと説明されてるだけですが。
あと、橘高独自の特殊奏法!
「キュイーン奏法」(笑)
「踊るダメ人間」なんかで、手をネックの方に持って行って、「キュイーン!」ってやるやつですね。
なんと、3音半まで上げることができるらしい!
「踊るダメ人間」の、
「キコフォコキフォコー」
っていうピッキング・ハーモニクスについても説明されてます!
(「キコフォコキフォコー」で、わかるかな?(^-^;))
コレは、私もマネしました(笑)
譜面(タブ譜)は、完全に全曲載っている曲はないです。
ほぼ全曲載っているのが、
「イワンのバカ」、
ソロだけ載っているのが、
「日本印度化計画」
「少年、グリグリメガネを拾う」
「詩人オウムの世界」
「パブロフの犬」の決めソロ。
完全譜面については、もう一冊の
「100%橘高文彦」のほうが充実はしてます。バンドスコアも載ってるし。
ただ、この激ムズの譜面について行けるかどうか……(^-^;)
……私には、無理でした(笑)
そして、この本の目玉!
この本の真ん中あたりに、橘高文彦のロングインタビューが載ってます!
コレは、橘高が生まれた時から、1992年までの自分の歴史を語ったもの。
現在は「筋肉少女帯自伝」という本があるので、ちょっと価値が薄れてしまっているかもしれませんが、
「筋肉少女帯自伝」とはまた違った面も見えるインタビューになってます。
なんと20ページ!
なかなか貴重です。
さらに、21名のいろいろな日本のギタリストとの対談も載ってます。
本城聡章とも対談してますし、
ローリーさん、
和嶋慎治さん(人間椅子)、
屍忌蛇さん(GARGOYLE)、
是永功一さん、
竜巻のPIE(AURA)、
葛城哲哉さん(!)
ルークさん(聖飢魔Ⅱ)
などなど。
ラフな語り口で、貴重な2ショットなんかもあります。
今となっては、なかなか不可能に近い対談もあり……
バンドブームで、「PLUM」の連載になってたからこその対談ですね。改めて読むと、すごいです。
あとはもちろん、ディスコグラフィー(一枚一枚橘高の解説付き)もあり、
筋肉少女帯メンバーからのメッセージもあり、
(大槻ケンヂのメッセージは、結構ヒドい(笑))
読者から来たハガキに答えるQ&Aもあり……
濃いですね!
改めて読み直したら、すごいや。
現在、手に入れようとしてる方には申し訳ないですが、本当に当時買っておいて良かったと思います。
当時、本屋さんで注文する時に、
「魅惑の……」
ってこの本の名前を伝えるのは、けっこう恥ずかしかったですが……(笑)
POLYSICS(ポリシックス)のハヤシさんも、この本がギター教本だったと、ハヤシさんのブログで書かれています。
ただ、いきなりこの本からギターを始めてしまうのは、ちょっと無茶かな。
それをやってしまったアホが、ココにいますが……(^-^;)
中級者向けだと思います。
基本的なギター演奏には、初級者向けのギター教本が、やっぱり必要だと思います。
と、いうわけで、今となっては手に入りにくい本になってしまっていますが、
現在でも苦労して手に入れる価値はあると思います!
……と、既に持っている私は気楽に言ってみる(^-^;)
へそ天!
黒水川でした。
