「博士の愛した数式」には直接関係ないんですが、一年くらい前に発見したことを覚え書きに、書いておきます。


701の二乗、
つまり701×701をすんなり計算できますか?

え~、簡単に計算する方法があるのです。

まず、700×700は?
700×700=490000ですね。
これは、暗算も可能です。
ひとまず、この490000は置いておきます。

次に、700×2+1は?
700×2+1=1401ですね。
ここに、先程の490000を足します。
1401+490000=491401
491401という数字が出ました。
意味不明な計算過程だったかと思うんですが、実はこれが
701×701の答え。

701×701=700×700+700×2+1
=491401
です。

つまり、整数700をnとすると、701は(n+1)で表せます。

(n+1)×(n+1)
=n×n+2×n+1が成り立っているんです~

たとえば101×101は、
100×100+2×100+1
=1201


つまり、一つの数の二乗がわかれば、その次の数の二乗は簡単に、足し算だけで出るということです。

またnより一つ少ない数を(n-1)と置くと、

(n-1)×(n-1)
=n×n-2n+1
なので、

99×99は、
100×100-2×100+1
=10000-200+1
=9801

と、暗算できます~

実生活で役に立つかどうかはわかりませんが、ちょっと面白いですよ。

150×150=22500
なので
151×151=22500+300+1
=22801
149×149=22500-300+1
=22201

なんだか頭が良くなった気分になれます(笑)



(n+1)の2乗が、
n×n+2n+1
は実は高校の一番初めあたりで習う数式ですけど、
実際こういう使い方ができることを私がわかったのは最近です。
時々私の工場は、生産調整で、すご~く暇な時があるので、その時に考えてました(笑)


あ、ちなみに
n×n+2×n+1は、
n×n+n+n+1でも同じです。

100×100+2×100+1
=100×100+100+101
です。これだと、n×n以外は全部足し算でできます。


まぁ、数学詳しい人から見たら恥ずかしいくらいの記事ですが(笑)、
基本的に文系の私にとっては、少し楽しい発見なのでした~(^-^)


へそ天!