昨日とうとう閣議決定された天皇陛下の御譲位。これは国民の総意とされた点で日本史上の汚点だと思います。私はこのニュース、わかってはいましたがやはり恐ろしく感じました。

 

政府が特例法案を閣議決定 6月中に成立へ 譲位は実現すれば光格天皇以来、約200年ぶり

産経ニュース2017.5.19 11:07更新

 

政府は19日、天皇陛下の譲位を可能にする特例法案を閣議決定し、国会に提出した。陛下のお気持ちや国民の共感を踏まえて譲位を実現するとの趣旨を盛り込んだ。譲位後の呼称は「上皇」、皇后陛下は「上皇后」となる。法案は6月中に成立する見通しで、譲位が実現すれば江戸時代後期の光格天皇以来、約200年ぶりとなる。

 

菅義偉官房長官は同日の記者会見で「速やかな法案の成立を期したい」と語った。陛下が譲位される時期は「全体を見る中で方向性を出していきたい」と述べるにとどめた。

 

譲位は、明治期に制定された旧皇室典範以降、恣意(しい)的・強制的な譲位を排除するため、現代に至るまで認められてこなかった。今回は陛下が高齢化に伴って象徴としての務めが困難になることを深く案じられ、国民が陛下のお気持ちに共感していることを踏まえ法整備が進められた。

 

法案名は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」。根拠規定は皇室典範の付則に置くことを明記した。譲位の期日は、公布日から3年を超えない範囲内で、皇室会議の意見を聞いた上で政令で定める。

 

譲位に伴い、皇位継承順位1位となる秋篠宮さまは「皇嗣」とする。呼称は定めないが、「皇嗣秋篠宮」などが候補としてある。待遇は皇太子と同等とし、「皇嗣職」を新設するほか、皇族費も現行の3倍の9150万円に増額する。

 

特例法案の審議は、衆院は議院運営委員会、参院は特別委員会で行う。同じ法案を衆参が異なる委員会で審議するのは異例だ。

 

与野党は今後、法案の採決時に想定される付帯決議案に書き込む安定的な皇位継承策について調整を進める。

 

 

 

何が問題点なのかといえば、皇室典範を皇室にお返しすることなく、天皇陛下と皇室抜きでこれを決めてしまったことにつきます。現在の皇室典範では閣議決定されたことに天皇陛下も皇室の方々も口を挟めません。しかし、そもそも天皇の代替わりに我々が口を挟むことのほうが畏れ多いことです。それを法の名の基に今行おうとしているのです。

 

ツイッターで「皇室の悠久」アカウントさんが的確に表現されていますが、皇室の家憲である講師典範をこの機会に奉還することこそを閣議決定すべきでした。この時期にNHKが秋篠宮眞子内親王殿下の喜ばしいニュースをスクープの形にしたことも、女性宮家という日本にない概念の言葉を造語しての活動を再燃させるためですが、皇室典範をお返しすることでそうした論議についても口が挟めなくなったはずです。また「上皇太后」という造語や皇太弟を定めず「皇嗣」という言葉を使用するなどという浅はかなことも起きなかったはずなのです。

 

 

 

 

過去の歴史を見れば藤原氏の専横があり、室町幕府の足利家の専横もありました。また徳川幕府の圧力もありました。こうしたことを踏まえて明治になり皇室典範が作られ、皇室会議には天皇と皇族方に加えて政府の要人で構成されていました。あくまでも天皇と皇室中心ののものであったのが明治の皇室典範です。

 

 

 

 

ところが戦後その皇室典範が変えられました。これには昭和天皇が最後まで反対をされていたといいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年以降のこの機会にこれを皇室にお返しするのが一番相応しいことだったはずなのです。そして天皇陛下や皇室のお側には、天下り官僚ではなく本当に天皇=日本のために仕える人が望ましいのです。現在の宮内庁は解体すべきという意見に私は賛成です。

 

 

 

 

 

竹田恒泰さんがおっしゃっていますが宮内庁は、天皇陛下の御公務を利権として決定しているのです。以前神職の方が、ある集まりに出席された時に天皇陛下がいらっしゃって大変驚かれ、宮内庁に対してとても怒っていたことがあります。その時になぜ陛下がいらっしゃったのか主催者にそっと聞いてみたところ、陛下になんらかの由来があったわけではなかったというので怒っていたのです。こういう依頼は日本中から来るでしょうが、その中から必要な物だけを区分するのが宮内庁の仕事です。なぜなら陛下は依頼されたら基本断らないからということなのです。そしてほとんど同じ事を竹田恒泰さんがおっしゃっています。

 

 

 

 

 

最近半年の間に二度も起きた交通事故からも宮内庁の体質が透けて見えます。一度だけでもありえないことですが二度も起きたのです。この危険性をもっと大きく考えるべきことです。

 

 

 

 

また宮内庁は皇太子殿下妃、敬宮内親王殿下に対して不用意な発表をしてきておりこれも見過ごせません。これは昭和の時代からもあったと見受けられますが、平成になって酷くなっております。しかもここ最近の発表は目にあまるものがあります。

未成年者に対する報道は自制を

 

 

 

 

この宮内庁の長官の人事に関しては竹田恒泰さんが何度も仰っていますが(上の動画でも)官僚体制で官邸も口出しできなかった事を安倍さんが変えたそうです。しかしやはり上の動画でも仰ってますがこれはとても危険なことでもあります。おかしな政権が出来た時にそれを利用される恐れがあるからです。

 

安倍首相は極右だなどと揶揄されていますが、実は極左です。日本に本当の右の政党など現在ありはしません。一番近いのが日本の心を大切にする党ですが、知名度が低く影響力が低いのが苦しい所です。そして極左と言われている政党は日本のためではなく売国政党ですから左などとは言えません。右も左も日本のためを考えていればこそ当てはまるのであって、売国政党には当てはまらないからです。

 

とはいえ今現在安倍首相以上の人材がいないのも事実ですし、古い体制を変える時に極左が出てきて国を変えてきたのは歴史の流れからもそうなるようになっているともいえます。明治維新などは極左と極右の戦いの時代でありました。

 

しかし、今回の事に関して、その安倍首相の時にこれだけの汚点を残してしまってこれから先の日本はどうなるのかととても不安になります。日本の根幹になるところを変えてしまったのです。私はとても恐ろしく感じています。

 

 

一度始まってしまった流れを元に戻すことはとても難しいことです。しかし、この流れができてしまいました。これは世界一古い民主国家である我が国が、近代民主主義の名の基には国民一人一人がその維持の責任を担うのに、戦後施されたウォーギルドインフォメーションプログラムの元で、天皇と皇室について学ぼうとしなかった、また当時から続く陛下と皇室の苦境を知ろうとしなかったことに大きな原因があると思います。それにはメディが報じて来なかったがために知ることが出来なかった面もあります。

 

 

「知る」ということはとても重要なことです。何も知らなければ騙されてしまうようなことも、知っていることが多ければ多いほど、対応できるのです。だからこそ日本神話の記載される記紀には知ることを意味する「シラス」の言葉が沢山出てきます。日本は古来より「シラス」ことを重要なこととしてきた国なのです。そうした国であるからこそ、古来から日本では身分に関係なく歌が作られてきました。これは、そうしたことを教えられてきたからです。そうでなければ天皇も防人も東人もみな同じ作法の歌を詠むなどということが出来たはずがないのです。世界に誇る我が国の万葉集の特異な点は、この当時世界で文化といえば貴族以上の時代だった頃に、様々な身分の人の歌が記載されていることだといいます。こうしたことからも、古来から我が国は、「シラス」文化であったことがわかるのです。

 

そうしたことは、日本が併合した国や委託統治した国にも表れています。字のなかった国の古代の文字を探し出して、教えたのが現在の朝鮮半島のハングル文字です。教育システムを普及しハングル文字を広めました。また植民地となっていた国にも様々な教育をし、後の自立の道に繋げました。植民地では何百年も教育の機会を奪われ、自立することさえ叶わなかったのです。

 

そしてその「シラス」文化を担われてきたのは天皇がいる国だからなのです。私達は御歴代の天皇に続く天皇陛下がいらっしゃる我が国の国民であるということに感謝し、その天皇を陛下を御守するのが筋なのです。

 

 

ところが戦後、私達国民は戦後の名の基に、天皇について無知になり下がったのです。

 

 

しかし現在ネット文化の普及により、長い間隠されてきたことが白日の下にさらされるようになってきました。ニュースは隠そうとしてもネット配信され動画も出回ります。そして検索すれば、関連することまで出てくるので、さらに調べたい場合もどこから調べればいいかが容易に分かる時代です。普通このような時代がくれば、都合の悪いことが沢山出てきてしまいます。ところが日本においては素晴らしいことばかりが出てくる玉手箱状態です。そして知ることによって、正しい流れを作っていくこともできます。

 

だからこそ私達はもっともっと「知る」べきであり、「シラス」べきです。

 

 

昭和天皇は、終戦後日本復興には300年かかると仰られています。その300年とは悠久の歴史を育まれてきた天皇の歴史を継ぐものとして、何百年先、何千年先を見据えらてきたからこそ出て来た言葉であり、それこそは稽古照今の教えを実践されてきた証だと思います。

三百年先、千年先を見据える目・・・神武天皇2600年祭の日に

 

 

そして、その昭和天皇を引き継がれた天皇陛下も、やはり何百年先、何千年先を見据えられ昨年の御言葉があったのだと思うのです。

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(平成28年8月8日)

 

 

何百年先、何千年先を見据えて考えたことがありますか?一時の思考の流行に乗って国を滅ぼすようなことがあっては、我国を守るために戦われた多くの英霊の方々、また我国を形作り維持されてきた先人の方々に申し訳が立たないとともに、これからの我が国を担う子々孫々に大きな負担を担わせることになります。日本を守るのは私達日本人しかありませんし、その日本=天皇です。日本は大御宝と天皇に呼ばれる私達日本人と、その大御宝を想って下さる天皇の大御心という紐帯で成り立ってきた国なのです。

天皇は人(民)の敬によりて威を増し、人(民)は天皇の徳によりて運を添ふ

私達は「おおみたから」宝物です(^O^)/

 

 

その大御心を裏切ったのが今回の法案です。

 

 

私はこのような流れを作ってしまった国民の一人として、天皇陛下と皇室に大変申し訳なく思うと同時に、少しでも多くを知り、またそれを知らしめる努力をして国の流れが変わっていく一翼になっていきたいと改めて考えました。

 

 

このような事が二度とあってはならないのです。しかしすべては繋がっています。宮内庁の発表を待たずにNHKが眞子内親王殿下の慶事をスクープしたのも、過去にない女系宮家創設という陰謀があるからでしょう。私達はもっともっと賢くならなければならなければなりませんし、稽古照今はその基本です。

奉祝 秋篠宮眞子内親王殿下御婚約へ

眞子内親王の結婚を機に国民が考えるべき大事なこと

 

 

皇太子殿下のご専門は史学ですし、帝王学の一環として高校時代には、歴代天皇の御事績、古事記・日本書紀、万葉集、比較神話学、文化史、文化人類学を学ばれたといいます。そのご興味は敬宮内親王殿下に引き継がれて学習院初等科の文集に書かれた「藤原道長」のレポートはとても論理的で優秀であったといいます。また眞子内親王殿下の大学の卒業論文は、日本神話を題材とした絵画をテーマとした「明治時代における神話画の誕生、発展、そして葛藤」ですから、眞子内親王殿下も国史について深い知識があることが察せられます。

 

 

天皇陛下は昨年の御言葉で「このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつこれからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう」と仰っています。

 

私達一人一人も日本=天皇の歴史についてもっともっと知るべき時なのです。そしてそうすることが、大御心を裏切った大御宝である我々の贖罪であり禊でもあると思うのです。

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