四日に英王室フィリップ殿下のニュースが出た後、その後のニュース配信を待っていましたが、疑問点が全然解明されません。

 


英フィリップ殿下が“引退”へ 今年秋から

産経ニュース2017.5.4 18:56更新

 

英王室は4日、エリザベス女王の夫、フィリップ殿下(95)が今年秋から王室の公務を行わないと決断したと発表した。今後は新たな招待は受けないとしており、事実上の引退。エリザベス女王は今後も公務を行う。

4日、ロンドンのバッキンガム宮殿で王室関係者を集めた異例の緊急会議が開かれていた。(共同)

 

現在の日本人が一番興味を持つのはこのバッキンガム宮殿で開かれたという異例の緊急会議だと思うのですが、その後のニュースで全然触れられていません。この後のニュースでは、みなBBCニュースの引用が多く、そこには書かれていないからです。BBCニュースでは当たり前すぎて取り上げないという事なのかもしれませんが、この緊急会議について取材しないのはやはり日本のマスメディアだとも思うのです。

 

エリザベス英女王の夫フィリップ殿下、公務引退へ 

BBCニュースジャパン2017年05月5日

 

英王室は4日、エリザベス女王の夫、エジンバラ公フィリップ殿下(95)が今秋から公務を引退すると発表した。6月に96歳の誕生日を迎える殿下は、自ら引退を決断し、女王はこれに賛成したと王室は説明している。

 

フィリップ殿下は8月まで、すでに予定されている行事には出席するが、新しい招待は受けない方針。一方でエリザベス女王は「引き続き、公務を全面的に遂行し続ける」と王室は述べた。

殿下が出席する8月までの公務には、馬術大会やパキスタン建国70周年記念式典、花の祭典、スペインのフェリペ国王の公式訪問歓待などが含まれる。ドナルド・トランプ米大統領の英国公式訪問も年内に予定されているが、日程はまだ決まっていない。

フィリップ殿下は昨年、通算110日間にわたり公務に就いた。5番目に多忙な王族だったという。

780以上の団体を後援する殿下は、今後も各団体との関係を続けるものの、「行事への積極的な出席は今後は控える」ことになる。

引退発表から数時間後、セントジェイムズ宮でメリット勲章叙勲者の昼食会に出席した殿下は、数学者のサー・マイケル・アティヤに「(公務を)下りることにしたとうかがい、残念です」と言われ、「あまり立ち上がれないし」と冗談で返した。

3日にローズ・クリケット競技場の新しい観覧席のお披露目に出席した際には、殿下は自分は「世界で一番経験豊かな、記念碑の除幕師ですよ」と周囲を笑わせていた。

フィリップ殿下は数々の公式行事で冗談や皮肉を口にすることで知られ、それが失言となることもたびたびだった。

 

テリーザ・メイ英首相は、フィリップ殿下に国民を代表して「最大限の感謝」を伝え、女王を「揺るぎなく支え続けた」ことを称賛した。

野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、殿下の長年の働きを称え、引退を祝福。「エジンバラ公賞は60年来、140カ国の若者を励ましてきた」と評価した。

フィリップ殿下はエジンバラ公賞を1956年に創設。若者を支援する英国有数の賞として知られている。

 

ィリップ殿下とエリザベス女王は今年11月、結婚70周年を迎える。

夫妻は近年では遠方への旅行は控え、代わりに若い王族が世界各国を訪問している。

王室に詳しいディッキー・アービター氏は、殿下が「健康そのもの」で、「生きることをあきらめたわけではなく、単にフルタイムの公務から身を引くだけだ」と話す。

殿下と親しい作家ジャイルス・ブランドレス氏も、2日に会ったばかりで、公務引退は健康上の理由からではないとBBCに話した。

「隠居生活を何年か経験するためで、タイミングは熟慮の結果だと思う」とブランドレス氏。「エリザベス王女(当時)と結婚して、この秋で70年だ。なので女王の伴侶として、やるべきことはやったという気持ちなのだろう」。

フィリップ殿下はこれまでに、単独で2万2191件の行事に出席し、単独で637回にわたり海外を訪れ、スピーチを5493回行い、本を14冊執筆してきた。

 

<解説> ピーター・ハントBBC王室担当編集委員

フィリップ殿下は6年前に自分で口にしたアドバイスに、自ら従ったわけだ。

90歳になったとき、殿下はBBCに「消費期限を過ぎる前に出ていく方がいい」と話していた。

近年の英国王室史にとって、殿下の引退発表は大きな節目となった。

ギリシャ王室の王子で、デンマークとドイツとロシアにも血統がつながる殿下は、英王室という古い歴史的な存在に表立って70年も仕えてきた。

外国出身のアウトサイダーとして殿下は結婚当初、自分を怪しみ受け入れようとしない英貴族界を前に、苦労を重ねた。

批判する人たちに言わせると、殿下は失言王子だった。

応援する多くの人たちに言わせると、殿下は王室の存続に欠かせない存在だった。

エリザベス女王がかつてフィリップ殿下のことを、自分を力づけ保ってくれる人と呼んだのは、無理もなかった。

(英語記事 Prince Philip to step down from carrying out royal engagements

 

 

ところでこのニュースを見ると日本で活動するメディアのダブルスタンダードがよく見えます。

 

念のため別のニュース

英フィリップ殿下、公務引退へ…6月に96歳

YOMIURI ONLINE NEWS 2017年05月05日 00時38分

 

【ロンドン=角谷志保美】英王室は4日、エリザベス女王(91)の夫エディンバラ公フィリップ殿下(95)が、8月いっぱいで公務から退くと発表した。

王室によると、殿下自身が決断した。エディンバラ公としての地位は変わらない。 殿下は、65年にわたり国家元首として公務を行う女王に同伴したり、単身で行事に出席したりするなどしてきた。英BBCによると、昨年は110日間を公務にあてたという。6月で96歳になる。王室は声明で「女王は今後も公務を継続する」とした。

 

 

比較することで明確に浮かび上がることがあります。

 

日本のニュースでは、皇后陛下や皇太子殿下、皇室の方方を敬称抜きで、また日本的実名敬避の敬語の伝統があるにもかかわらず名前をそのまま「さま」付でニュース記事にしています。

 

ところが海外王室については、きちんと殿下という敬称を最後まではずしません。

 

 

昭和の時代に実名敬避も敬称もギリギリ守られていましたが、そのギリギリとは皇后陛下が皇室に入られた時に、親しみを込めてという免罪符を作って壊しはじめていました。それが平成になってからは、どんどん進んでいるのが現状です。

 

敬語を使いこなすのはとても難しいものです。言葉を使いこなすには、日々使って行かなければ一朝一夕で身に付くものではないからです。しかし、敬称でしたら誰でもすぐに覚えることが出来ます。なぜなら話題があれば敬称がセットで使われるものだからです。ところがその敬称がセットで使われていなかったらそれも覚えることが適いません。そして一般の人々においては、やはりメディアで使用する言葉が浸透してしまうのです。

 

私は言葉を破壊するメディアはいらないと最近考えています。

 

日本語は私達日本人が守らなければ、誰も守る人がいません。そして日本人が日本的思考が無意識にできるのは、私達の言葉である日本語を使用しているからです。

 

明治維新と戦後と二段階に渡って日本語の破壊が行われてきたといいますが、それでもまだ日本が日本らしくあるのは、日本語がまだまだ維持されているからです。そしてその日本語の知恵の中に敬語の使用があります。敬語は社会、人間関係を円滑に進める知恵の蓄積です。そしてその中に敬称も含まれているのです。

 

 

私も未だに試行錯誤している状態ですが、本来正しい使い方しかなければ試行錯誤する余地などないのが敬称です。それが滅茶苦茶な使い方や使わないという事で混乱させられているのが現在だと思います。

 

しかしメディアが使わなくても、あるいは混乱させられても私達がちゃんと覚えて使用すればメディアも使わないわけに行かなくなるはずです。言葉は使わなければなくなってしまいます。だからこそ、私達一般人こそ自ら覚え使い広めていこうではありませんか(^O^)/と最近考えています。

天皇と皇室への敬称をきちんと覚えよう(^O^)/

漢字の「様」を使うのは神様、仏様、王様だけ?

言葉を考えよう(^O^)/

敬語は社会の知恵

 

 

 

 

 

 

 

上の動画で語られていますが、敬称を使うことで親しみやすさが減少することにはなりません。ニュースではきちんとした言葉使いをしてほしいと思います。また現在では、そうした言葉使いをするかどうかで新聞の信頼性を測る時代になってきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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