今、日本が大きく変えられようとしていますが、私達愚かな日本人はそのことに気づいていません。日本=天皇、そして皇室です。

 

明治維新後、明治政府は憲法を整えるのに当たってヨーロッパ各国の憲法などを学んだほか、日本の歴史・神話等も合わせて見直しをしました。それはその国の国柄に合わせなければ生きた憲法を作ることが出来ないというアドバイスをヨーロッパで学んでいた伊藤博文が受けたからです。

 

そして昨年の 天皇陛下のおことばでも

「このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ」

とありましたが、私達は我国の長い天皇の歴史を振り返っているでしょうか?

 

振り返っていたら、現在有識者会議で決めていることにおかしいと異議を挟む人がもっといてもおかしくはないはずなのです。

 

そもそも有識者とは、有職故実に通じている者のはずですが、このメンバーはそうなんでしょうか?

 

有識者会議の最終報告を読むと恐ろしい内容ではないですか?

 

有識者会議最終報告構成(案)

2017.4.13 22:36更新

【天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議最終報告構成(案)】

 はじめに

 一、最終報告の取りまとめに至る経緯

 二、譲位後のお立場等

 1 譲位した天皇およびその后の称号

 2 譲位した天皇およびその后の敬称

 3 譲位した天皇の皇位継承資格の有無

 4 譲位した天皇およびその后の摂政・臨時代行就任資格の有無

 5 譲位した天皇およびその后の皇室会議議員就任資格の有無

 6 譲位した天皇およびその后の皇籍離脱の可否

 7 譲位した天皇が崩御した場合における大喪の礼の実施の有無

 8 譲位した天皇およびその后の陵墓

 三、譲位した天皇およびその后の事務をつかさどる組織

 四、譲位した天皇およびその后に係る費用等

 1 譲位した天皇およびその后に係る費用

 2 天皇が譲位した場合における由緒物への課税の有無

 五、譲位した天皇の御活動のあり方

 六、皇子ではない皇位継承順位第1位の皇族の称号および処遇

 1 称号

 2 事務をつかさどる組織

 3 皇室経済法上の経費区分

 おわりに

 

 

このような内容を天皇も皇室の方々もいらっしゃらない中、決めてしまうなど畏れ多すぎます。我が国は古代を春秋歴としても2000年以上の歴史と伝統の積み重ねで成っている国です。それをほんの一時の流れの中で、簡単に決められることでしょうか?

 

 

最終報告書案 「お気持ちに共感した国民に寄り添う」 国民の総意模索し慎重にとりまとめ

産経ニュース2017.4.15 05:00更新

天皇陛下の譲位への対応などを検討する安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」がまとめた最終報告案は、皇室典範が認めていない譲位を望む陛下のご意思そのものではなく、「国民の総意」を反映した形を整えることが最重要課題だった。会議は「天皇は国政に関する権能を有しない」と定める憲法4条に抵触しないように、世論と国会の動向を見つつ、細心の注意を払いながら議論を進めてきた。

「陛下のお気持ちに寄り添ってはいけない。お気持ちに共感した国民に寄り添うことが重要だ」

有識者会議メンバーの一人は、報告案のとりまとめについてこう指摘する。これは首相官邸を含む共通認識だといえる。

昨年8月8日、天皇陛下が譲位の意向がにじむ「お気持ち」をビデオメッセージで表明された後、政府高官はこう指摘した。

「天皇としての発言ではなく個人としての発言だ。陛下は『個人としてこれまでに考えてきたことを話したい』とおっしゃり、政府や国会に対してではなく、国民に向かって言葉を発された。人間としての心情を国民に向かって語りかけている言葉だ」

 

また、翌9日には安倍首相も記者団に「天皇陛下が国民に向けてご発言されたということを、重く受け止めている」と述べた。陛下のご意向に政府がそのまま従う形となれば、国家権力の恣意(しい)的行使を制約する立憲主義に反する。考えに考え抜いた表現だった。

ただ、最終報告案をまとめるに至る道程は平坦(へいたん)ではなかった。政府は当初から特例法制定を想定していたが、民進党は天皇陛下のお言葉を引用した上で「十分忖度(そんたく)」(野田佳彦幹事長)、「しっかり忖度」(細野豪志元代表代行)などと強調し、政府や有識者会議はもっと陛下のお心を推し量るべきだと主張した。

最終的には、衆参両院議長の調整で民進党も妥協して与野党は歩み寄った。とはいえ一時は、「民進党は本当に譲位問題を政局に利用しようとしている」(別の政府高官)などと不信感が高まり、国論が二分しかねない危うさもあった。官邸と宮内庁の関係もぎくしゃくする場面があった。

21日の最終報告提出後、5月から国会で特例法案が審議されるが、皇位の安定的継承の問題は宿題として残る。政府には、「男系継承が維持されてきた重み」(安倍首相)を踏まえた上での継続的な取り組みが求められる。(阿比留瑠比、田北真樹子)

 

国民の総意を反映したという言葉はおかしいです。私はNHKが悪意を持ってスクープしたその時から、日本国民は意図的なニュースによってその考えを操作されていると感じていたからです。マスメディアが今のような雰囲気を作り上げました。

 

本来は、国民の総意など関係なく、皇室会議を皇族会議に戻し、天皇と皇族にお返しして、このような有識者会議ではなく皇族会議で話し合っていただけば済むという単純なことのはずです。そうすることによって、今後国民の総意ということを悪例にすることは避けられます。国民の総意などというものは危険性しかありません。一時の感情の流れで(強い声の人達が)国民の総意を作って崩壊した国々がありますが、そのような流れを造ろうとしているのではないですか?今すぐはそうはならないかもしれないけれども、時間をかけてそうした流れを造ろうとしている人達がいるとしか思えない内容です。

 

2000年以上に及ぶ日本の歴史の中では、熾烈な皇位争いがありました。その中には藤原家の意志が強く表れているものもありました。そうしたことを踏まえて、明治時代に整えられたのが皇室典範で、その中には、「皇族会議」では天皇が出席でき皇族がメインの会議となっていました。そこに時の政権メンバーが参加するという形だったのです。

 

なぜ皇室典範をお返ししようという声があがらないのか?

現在の状況では、何が決まっても後々天皇が意思を通したという(政治的)問題になりかねません。しかし、皇室典範が国が関わるものではあるけれども一家法でもあるという戦前の形に戻れば、譲位の問題についても政治的意思の問題が解決されます。また国が天皇の進退を決めたという近代以降初の前例を作るという形を残すことも防げるのです。前例を作るという事は、次に何かが起きた時に必ず、前例があったからという免罪符に使われる危険がありますから絶対避けなければなりません。一度前例を作ってしまえば、例えば今回一代限りといっても、もう一度一代限りということが起こらないとはいえなくなります。

 

天皇を譲るという事は、日本が譲られるという事です。私達は日本=天皇であるということが当たり前すぎて見えなくなっているのです。天皇に関わることをはっきりいえばその辺の人達(良い方が悪いですが)にお任せしていいんですか?

 

 

有識者会議の最終報告案全容が判明 皇族減対策速やかに

産経ニュース2017.4.15 05:00更新

天皇陛下の譲位への対応などを検討する安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)がまとめた最終報告案の全容が14日、分かった。天皇の国政関与を禁じた憲法に留意しつつ、歴史的経緯も踏まえて国民に広く支持を得られるよう検討した。皇族数の減少対策については「速やかに検討を行うことが必要」と指摘し、政府をはじめ国全体で議論を深めることに期待を示した。

最終報告案は13日に開かれた第13回有識者会議でとりまとめた最終報告の骨子案と同じ、6章で構成される。A4判で19ページある。それぞれの項目で、専門家から意見聴取した一部の内容などを反映した「歴史および現行制度の概要」を明記した上で、有識者会議が取りまとめた見解を説明した。

譲位後の天皇の称号をめぐっては、歴史上譲位した天皇の称号として定着してきた点を踏まえ、「現行憲法の下において象徴天皇であった方を表す新たな称号として『上皇』とすることが適当」と結論付けた。「前天皇」や「先の天皇」などの称号では「天皇」という文言が含まれるため、象徴や権威の二重性を回避する観点から好ましくないと判断した。

 

譲位後の天皇の后については、歴史上使用されたことのない称号である「上皇后」が適当だとした。上皇と上皇后が皇籍を離脱することは「ないものとすることが適当」と位置づけた。

歴代天皇が引き継いできた三種の神器や宮中三殿などの「由緒物」への贈与税を非課税とするほか、新天皇との「二重権威」を回避するため、象徴としてのお務めは全て譲ることが望ましいとの見方を示した。

秋篠宮さまの処遇に関しては「あえて『皇太子』などの特別の称号を定めることとはせず、秋篠宮家の当主としてのお立場を維持していただくことが適当」と指摘した。称号は「皇嗣(こうし)秋篠宮殿下」と「秋篠宮皇嗣殿下」の2つの選択肢を示した。

また、秋篠宮さまが皇位継承順位1位となった場合は「事務をつかさどる組織や費用の面で皇嗣にふさわしい処遇とすることが必要」と主張し、「皇嗣職」を新たに設け、東宮大夫に相当する「皇嗣職大夫」の設置が適当だと明記した。

報告書は21日、安倍首相に提出される。

 

 

この記事もおかしいですよね。御譲位された天皇の尊称は「上皇」「太上天皇」「太上皇」です。その中の「上皇」の尊称を使用するとなぜ素直にいえないのでしょうか?

 

また先帝の皇后は「皇太后」です。なぜ新しい言葉を造るのでしょう?

 

同様に、皇太子で弟である場合は「皇太弟」です。なぜ「皇太弟」を避けられるのか?おかしい話ではありませんか?

 

そして、マスメディアももっともらしく書いていますが、産経も含め敬称をちゃんと使用していません。敬称をちゃんとしようしていないのですから、こうした内容についても異議を挟めませんよね?天皇陛下とは表現しても、皇后陛下も皇太子殿下も、秋篠宮殿下も「さま」で通しています。上の記事でも「さま」ですよね。

 

皇室の歴史は長く、そのため様々な固有の用語があります。特に敬語については国民は知っておく必要があります。知識として身に付けばやがて形として外に表れますからまず知ることが大切です。ところがその知識を与えないようにし、混乱させようとしているとしか思えません。

 

皇室と国民の関係は、ここ70年ほどの「象徴天皇」という短いスパンのものではなく、2千年以上に亘り築き上げてきた天皇と国民、皇室と国民の関係があります。日本古来の大和言葉にも敬語があり、漢語が移入された後もその表記を倣うなどして皇室に対し、親愛の情より敬意を払ってきたのが皇室敬語であり、恣意的な操作のために国民の耳目に触れる機会、教えられる機会がないために、忘れ去らせようという現在の状況は日本の歴史の中で異常な時代なんだと思います。

 

そもそも敬語は主従の関係ではなく、人間関係を豊かに円滑にする役目としてあるのです。

 

我国の天皇、皇室に対して非礼をしても、海外の王室に対してはちゃんと敬語を使ったり、あるいは皇太子がいるのは日本だけなのに、王子を皇太子と表現するようなことを平気で行っているマスメディア。そしてそれに気づかない私達日本人は愚かでかわいそうであるとしかいえません。

 

 

今月3日は神武天皇2600年祭でしたが、そのニュースは全国紙で以下のような小さな扱いでした。我が国の始祖の神武天皇のお祭りがこんな扱いです。国としておかしいと言わざるを得ませんし、これも私達日本人が愚かでかわいそうである表れだと思います。本来であれば、国をあげてお祭りするはずのものです。そうしたことができなくなっている国というのは寂しい国ではありませんか?

 

両陛下ご動静(3日・月)

産経新聞ニュース2017.4.4 10:15更新

 

(宮内庁発表分)

 【午前】

 陛下 神武天皇祭皇霊殿の儀(皇居・皇霊殿)

 皇后さま 神武天皇祭皇霊殿の儀に当たりご遙拝・お慎み(御所)

 【午後】

 両陛下 人事異動者《宮内庁異動部課長ら》が拝謁(御所)

 両陛下 同《侍従職関係異動者》が拝謁(同)

 両陛下 同《委嘱掌典》が拝謁

(同)

 陛下 皇霊殿御神楽の儀(皇霊殿)

 皇后さま 皇霊殿御神楽の儀に当たりご遙拝(御所)

 

 

 

 

天皇は人の敬によりて威を増し

人は天皇の徳によりて運を添ふ

我が国はこういう国なのです。もっともっと私達が賢く天皇について皇室について知っていくべきではありませんか?

神は人の敬によりて威を増し人は神の徳によりて運を添ふ

 

皇室存続に対する本当の危機感とは