久しぶりに原宿を訪れた。

 

紫吹からの度重なる自家製ピッツァの報告に感化され、腹にピッツァをおさめたくなったワタシは、このエリアで望みを叶えられる店を探してみた。

(ブログ共著者の紫吹は近頃、ピッツァを家庭で頻繁に作っているのだ)

 

すると原宿駅からそう遠くない位置に店がある。

明治通り沿いにあるキュープラザ原宿の9階にあるというから訪れてみた。

 

pizzeria CANTERA

ピッツェリア カンテラ

 

利用したのは平日11:30過ぎ。

開店まもない時刻であるにもかかわらず、店内は女性グループで賑わっていた。

その後も女性グループの来店が続き、利用客の9割は女性という有様だった。

 

 

入店時から接客は爽やかで好印象。

最近にしては珍しく気持ちの良い接客であったことを正直に報告しよう。かえって驚いてしまった。(近頃、気になってしまうほどヒドイ接客のスタッフが多い気がするのはワタシだけだろうか?)

 

ランチメニューは

ピッツァランチ ¥1,250 (税込)

パスタランチ ¥1,100 (税込)

ライス (ビーフストロガノフ) ¥1,100 (税込)

メインランチ (US牛ハラミステーキ) ¥1,500 (税込)

の4種類で、それぞれにサラダとドルチェ、飲み物が付いてくる。

ピッツァとパスタについては、数種類ある中から好みのものを注文できる。

 

もちろん注文したのはピッツァランチ ¥1,250 (税込)だ。

選んだのは「いわしのマリナーラ」。

いわし、フレッシュトマト、オレガノ、ニンニク、ケッパー、オリーブ、アンチョビ、青唐辛子がのった豪華なピッツァなのだ。

 

注文後すぐにサラダが提供された。

きゅうりとキウイのサラダだそうだ。

ドレッシングにもキウイを使ったそうで、爽やかな酸味と甘みのあるサラダだった。

葉野菜はパリッと新鮮な感があり、おいしかった。

 

サラダの後、良いタイミングでピッツァがやってきた。

トマトソースの赤色が鮮やかだ。

ピザ生地はソースで潤っており、フォークとナイフは必須。アメリカ式に手で食べるのは難しいだろう。

 

トマトソースの甘味の中で、サーディンの旨味とアンチョビの塩味が決まっている。

魚の味に飽きが来そうなところへオリーブとケッパーがアクセントを添えてくれる。

 

カリッと焼かれたピッツァ生地は全粒粉だけあって本当に香ばしい。

個性的な具材がひしめく中でも生地の香りは失われず、その存在感をしっかりと主張している。

噛むほどに口中がおいしさで溢れる。

 

この香ばしさは全粒粉ならではだろう。おいしい。

 

飲み物は MLESNA TEA (ムレスナティー) を選択。

この日のティーはマンゴーストロベリーティーとのこと。

香りが甘くおいしかった。

(ムレスナティーはスリランカの紅茶大企業ムレスナ社が出している紅茶で、フレーバーティーの種類がとにかく豊富なのだ)

 

ドルチェは紅茶のパンナコッタ。

おまけみたいなものだろうと期待していなかったのだが、これがなかなかどうしておいしかった。

濃厚なテクスチャと香り高い紅茶がこのドルチェが決して「おまけ」などではないことを物語っていた。

最後まで手を抜かないキッチンの誇りが感じられた。

 

 

原宿エリアでありながら、納得のお値段と内容で、接客サービスも好印象と、逆に珍しい良店だと思った。

今後もこのエリアのランチ候補として利用したい。

 

店内の雰囲気も良く、また9階であるため窓側からの眺めも良好。(テラス席もあるモヨウ)

ランチでここまでの満足度なのだから、ディナータイムの料理に期待しても良さそうだ。

機会があったらディナーでも訪れてみたい。

 

 

心地よいランチを過ごせました。

ごちそうさまでした。

 

 

まとめ

・コスパ良し味良し接客良しの良店。

・全粒粉ならではの香ばしいピッツァが美味。

 

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pizzeria CANTERA 食べログ公式ページ

https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13180224/

メニューの掲載あり。

 

pizzeria CANTERA 公式ページ

https://www.mothersgroup.jp/shop/cantera_harajuku.html

マザーズグループのお店だった。

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文責:雨吉

 

 

このエリアのピッツァレポ

 

*ムレスナティーを飲んでみたいならこのお店