震災の状況が日々酷くなっていて驚きます。

前回ブログを書いた1月3日朝時点ではここまで深刻に思っていませんでした。

 

新年早々、大変なことが起こっている印象です。恐ろしくなります。

今年は一体どういう一年になるのでしょうか?。

 

■韓国映画『宝くじの不時着』

 

現在、劇場公開中の韓国コメディー映画です。

 

 

ストーリーは、「韓国軍兵士の拾った宝くじが何と!一等に当選していて、ウキウキ気分で過ごしていると宝くじが風に飛ばされてしまい(笑)、北朝鮮領に落ち北朝鮮軍兵士に拾われてしまいます。何とか取り戻そうと韓国軍兵士は画策しますが上官や他の兵士にも知られることとなり、しかも拾った北朝鮮軍兵も拾った宝くじが当選している事を知ってしまう・・・」というもの。正にドタバタ喜劇です。

 

どうですか?、面白そうでしょ?

 

私は未見ですが、タイトルは大ヒット韓国ドラマ『愛の不時着』をもじっていると思われます。これはきっと間違いないですよね?。

 

ですが、ストーリーは『愛の不時着』とは全く関係ありません。ロマンス的な内容は少しはありますが、全編が突き抜けたギャグの連続と言っていいです。ここまでコメディーに振り切った韓国映画も珍しいと思いました。

 

■簡単に感想など

 

脚本はよく練られていて、ちょっとしたエピソードが後半の展開やシーンに大きな影響を及ぼす辺り見ていて素直に「おぉー!」ってなりました。ただ、少しくどいかな(笑)。気にならない人も多数いるとは思いますが、個人的にはちょっとくどさが気になりました。

 

とにかく映画冒頭から下らなさ全開で(笑)ゲラゲラ笑えます。

 

戦争状態なはずなのに、やってる事がまるで子供のケンカっていう・・・。その下らない事を本気でやっているバカらしさが、戦争そのものをシニカルに表現しているかも知れない・・・なんて思うと案外奥の深い映画なのかも知れません。

 

韓国軍兵士と北朝鮮軍兵士が宝くじのことで秘密裏に軍事境界線に集い真剣に宝くじの換金について協議する様は、現在の「韓国VS北朝鮮」という軍事衝突の真剣な構図さえおちょくっているようにも見えました。当人たちが真剣であれば真剣であるほど周りからはバカっぽく見えちゃうという感じ?。このような皮肉めいた表現が随所にみられるのもこの作品の大きな特徴かと思います。

 

随所にコメディー要素がふんだんに仕組まれていますから、とにかく退屈はしないし楽しめる映画です。ですが、そのコメディー要素が盛り込まれ過ぎた感じもあって、見ていて少しシンドくなるのも確かです。やり過ぎると体が慣れちゃうんですね。ギャグって最初は面白く感じても何回も聞き続けるとハードルが上がっちゃうじゃないですか?。そんな感じです。

 

あと多分間違いないと思うのですが、尺を短くする目的でカット大目に編集されているフシがあって、そのために映画を観ていると話がとびとびに思える箇所が少しありそこが観ていて不自然に感じられちょっと残念だったです。

 

説明していないはずなのに何故か相手が知っていたり。多分、編集段階で不本意ながらシーンをカットしたんだろうなぁと、制作側の苦しい胸の内は何となく映画を観ていて感じる事ができました。私の勘違いかも知れませんが・・・。

 

そういう意味では全く不満のない映画だとは言えないですが、間違いなく笑える映画でした。面白かったです。

 

 

今の大変な時期だからこそ、このような突き抜けたコメディー映画の存在感を感じます。被災者のことを想え!とか言われると困ってしまうのですが、苦しい時こそ笑顔が必要だと思います。そういう意味では、今のこのタイミングでの公開はジャスト・タイミングだったのでは?と思ったりしています。みんな映画館で観よう!。

 

最大の見どころは、韓国軍兵士に成りすました北朝鮮軍兵士が韓国軍兵士を地雷から救い英雄扱いされた時のドイツ語スピーチのシーンです。こんな文章読んだだけだと意味がサッパリ分からないと思いますが、これマジで最高なシーンでした。ぜひ皆さんにも腹を抱えて笑ってほしいです。

 

エンディングは意外な感じで「え?これで終わり?」という不完全燃焼気味ではありましたが、まぁ許容範囲内です。北朝鮮軍女性兵士と韓国軍兵士とでもっとロマンス的な流れがあれば尚よかったと思いますが・・・。あまりやり過ぎると、それこそ『愛の不時着』になってしまいますからねぇ難しいところです。

 

■映画館のトイレでも笑ってしまった

 

今回観に行った映画館のトイレに貼ってあったポスター(?)です。

 

 

 

 

男子トイレの小便器の前全てに貼ってあるんです。しかも全部セリフが違っていて(笑)、小便している時に気が付いてゲラゲラ笑ってしまいました。他にも沢山違うセリフのポスターで埋め尽くされています。小便器の前が(笑)。

 

女子トイレの方はどうでしょう?。

 

女子トイレにはポスターが貼っていないかも知れないので、女性でどうしてもポスターが見たい!という人がいれば「その時だけは男です~」のノリで男子トイレに入って見るか(知らんけど)、もしくは性自認が男です!で押し切ってみるとか?(知らんけど)。

 

全くお薦めはしませんが、どちらにしてもどうしても見たい!と言う人はご自身の責任で判断をお願い致します。

 

写真掲載には確認等とっていないので、もし問題あるようでしたらコメント下さい。

個人的には映画館の面白さが少しでも伝わればいいな、とブログに掲載しました。

 


 

映画館面白いですよ。スマフォで映画なんて見ないで、もっと映画館の大画面で映画を楽しみましょう。

 

最近、映画館で映画を見るのが本当に楽しくなってきました。\(^o^)/

 

(終わり)