根拠ある治療「ガイドライン」を役立てよう | Tamaの映画生活

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ネットのお仲間にだけ書いたら、意外にご存じない方もあるようで、

これは、オープンにした方がいいかなと思い直してここにも書いてみる。

長くて面倒でしょうが、知りたい方は読んでみてくださいね。

 

それから、素人が書いているので、間違いがあるかもしれません。

もし、変なところがあったら、ご指摘いただければ幸いです。

 

 

病気治療のガイドライン改訂会議に、素人として参加してきた。 

もうガイドラインはできていて、今回は改訂なのだけれど、それでも
2時から6時まで、びっちり。意見も求められるのでドキドキ、疲れた…。 

 

第1回は進め方と、CQClinical Question:臨床上の疑問)を出すこと。

この記事が、CQについて分かりやすく書いてある。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20130729-OYTEW61999/

 

そのCQに対して、ガイドラインのメインである、

エビデンスのある論文を外国の文献からも探して、

精査するのは専門家の医師たち。ここが一番難しい作業だ。

 

ほとんどの医師は、診察や研究という本業があって、

その上で、ガイドラインに携わっている(とても大変そう…)。

そしてその論文がエビデンスのある治療かどうかを相談して決定する。

そこから格付け、例えば、ある病気治療のガイドラインで、 
「この薬を使用すれば、絶対に余命は延ばせる」

というエビデンスがあれば、 
今までは「益」が高いので、「強く推奨」されてきた。 

しかし、ユーザー側から言えば…というところに素人は関係する。
「余命は延びるけれど、副作用がつらいから使いたくない」

という選択も、患者にはあるわけだ。 
となると、「益」と「害」のバランスから「弱く推奨」となるかもしれない。 

「ガイドライン」は、医師が使用するので、

治療、少なくとも患者への説明に変化が起きるかもしれないわけで、 
そこに関わるのは、素人としてはとても怖い気がする。 

しかし今後の治療は、

SDM(Shared decision making:共同意思決定)の方向。 
医師と患者が話し合って、治療の方針を決めていこうという動きがある。 

これ自体は、治療を受ける本人の意思を尊重するわけだから、

望ましいことではある。 だが、ネットも本も玉石混交。

患者が誤った情報を信じ込んで拘泥すると困ったことにもなりかねない。 

「ガイドライン」は、その判断のための材料を提供する。

エビデンスについては専門家が決定していくが、
その推奨の軽重のところに、ユーザー側からの意見を提供するわけだ。 



もう一つ大事なこと。ガイドラインの推奨する治療と、 
個々の人が受ける治療は違っていることが多いだろう。 

ガイドラインのエビデンスは、コホート研究やメタ解析、 
つまり大勢の人を対象とした研究結果。いわば平均値みたいなもの。 

そこから個々の病状や、もともと持つ個性は違っている。 
だから主治医の治療方針や処方も違ってくることが多い。 

その違いを感じたら主治医に丁寧に「ガイドラインではこうですが、 
私の治療が違っているのは何故でしょうか?」と伺ってみるといいと思う。 

たぶん、主治医の判断には、「何らかの理由」があるだろう。

病状はもちろん、個体差による症状や理解や感情、生活環境 まで。


主治医の説明で納得できればいいし、納得できなければ、 
自分の例えば、薬の飲み心地、希望する生活、将来のことまで、 
主治医と話し合えると良いと思う。 



話し合いたい場合は、日本の医師は忙しいことが多いので、

聞きたいことはあらかじめ同じメモを2枚作り、 
1枚は医師に、1枚は自分で持って話し合っていくと良いだろう。 

また話し合う時間が欲しいときは、あらかじめそれを伝えて、

例えば診察時間の最後などに、時間を取ってもらう。 


主治医の話に納得し、信頼して飲む薬と、疑って飲む薬とは、 
プラセボ効果があるという実験のように、結果が違ってくるかもしれない。 

主治医への信頼と、自分の理解を深めるために

ガイドラインを使ってもらいたいと思う。
(くれぐれも主治医とのケンカのネタに使わないでください) 

 

 

ところで、ガイドラインってアマゾンで買えるだけでもこんなにある。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/store/review/guide/guide.html

 

でもちょっと目を通してみたら、ほんと難しい。

今回は引き受けたからには…と必死で読んだけれど、

素人は、ちょっと読む気にはならないだろう。

 

そこで、本人や家族用の『ガイドライン』や『ガイド』というのがある。

たとえば、乳がん、大腸がんなども、上記のアマゾンにあった。

『患者さんと家族のためのがんの痛み治療ガイド』はこれ。

https://www.jspm.ne.jp/guidelines/patienta/2014/index.php

 

もっとあってよいはず…と検索をかけてみたらいろいろあった。

「患者 家族 ガイドライン ガイド +病名」で検索してみてください。

 

ガイドラインの意味を考えれば考えるほど、責任がズシンとくるけれど、 
オッチョコチョイなので、役に立つなら…と、つい引き受けてしまった。 
でも判断にオッチョコチョイは許されないな…と思う。 

 

だけど、そう書いたら、医療関係者さんからコメントが。

「そういうオッチョコチョイさんでも、ちゃんと理解できるものを

作るというところに、素人参加の意味があるわけで!」

 

なるほど! 理解できないところはちゃんと言うのが役目、

それなら1年間、頑張れそうかな。

 

自分も参加してみたいという方は、ここを参照してください。

Minds http://minds4.jcqhc.or.jp/public/materials/booklet.pdf

 

Minds って何?という方は、https://minds.jcqhc.or.jp/

 

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