「あまねき旋律」棚田の歌声が青空に吸い込まれていく | Tamaの映画生活

Tamaの映画生活

ヒューマンドラマ、ドキュメンタリーが好き、試写会も観ます。
★★★★★ ぜひ、もう一度観たい!
★★★★ 機会があれば、もう一度観たい
★★★ 良かったけれど、もう1回は観なくていいかな
★★ 私好みではなかった…
★ 私の時間を返して!


テーマ:

グーグルマップって面白い。
インド、ナガランドと検索して地方を見つけ、国境付近を拡大していく。
棚田が見えてきて、教会も広場も見えてくる。
ああ、ここであの人たちが語り、歌っていたのだ…と思う。


「あまねき旋(しらべ)」 ★★★★☆

 

どうぞ、聞いてみて!
http://amaneki-shirabe.com/

インド東北部、ミャンマー国境に近いナガ族の村。
ドキュメンタリーの制作に地方を訪れていた監督2人、

 

アヌシュカ・ミーナークシとイーシュワル・シュリクマ ールは、
ある村に行ってみれば…と示唆される。

急峻な山に刻まれた棚田で共同作業をする村人は、
水を引き、田を耕し、苗を植え、刈り入れ、脱穀する…
その時々に皆で歌う。コ・キ・パ・ルというそうだ。

「あなたがいないと私には何もない」のラブソング。
「愛しているから、あなたのそばにいるの」

労働歌も多い。働きながら歌うから。
「やり残した仕事は、自分にのしかかってくる」
「今日、手を抜けば、この先後悔するだろう」
「私たちには怠けている時間はない」「よく働き、よく休む」

「今、私たちは一緒に生きている」
「だけど、人はいつ死ぬか分からない」…。

この村は、独立戦争を戦い、インド軍に蹂躙された歴史を持つ。
歌どころか、その地方の言葉さえ失われた時代もあったとか。

今、青空のもとで響き、天に吸い込まれていく歌声に、
そんな歴史があったとは思えないほどだけれど、
苦しみを超えるためにも、この歌は蘇ったのだろう。

ひたすら村人の歌と語りだけのドキュメンタリー。
さわやかに美しく、心が満たされていく時間だった。

Tamaさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス