夢見て、チャレンジして、失敗もして、
泣いて笑って…気づくと、多くの体験がありました。
どれもステキな思い出です。
人生の物語を振り返ると
いくつかの大きな選択がありました。
そこには、
苦渋の決断もあった。
選ばないといけない。
諦めた道です。
アナタにも、ありますか?
「諦めたらオシマイ」
とある漫画の、とても有名な台詞。
ぼくは、その言葉が好きでした。
よく自分を奮い立たせ頑張ったものです。
…ですが、その言葉が自分を苦しめた。
「諦めないこと」が美徳
「諦める」とは、負けること。
知らぬ間に、絶対に諦めない…と
頑張る自分に酔っていたのかもしれません。
ですが、厳しい現実は、容赦なくやってます。
どんどん沼にハマります。
絶対にオカシイ…。
でも、諦められない…。
…
時が経ち、今だからこそ
あの時の自分を、微笑ましく思えますが
…同時に…
よく頑張ったなぁ、と労いの言葉もかけたくなります。
そのお陰で、少しだけ、賢くなれた気がするのです。
そして、あの時の自分に感謝してます。
…
今なら、こう考えられます。
寄り添いながら、優しく提案したい。
「諦めたら、別の可能性が開くよ」
諦める人は、柔軟な選択がデキる人です。
諦める人は、変化を受け入れた人です。
そして、諦めるとは、何かのメッセージ。
本当に大切なことは何か?を考えるチャンスかもしれません。
諦めるの裏に、悔しさがあるなら…それは
自分の可能性を信じた証
自分はデキると思える…って素晴らしいこと。
全ての可能性は、そこから生まれるのですから。
信じたからこそ、悔しい。
やり直そう。
そして…ひと泣き。
どうか…やり直そうと決断した自分を、
もう一度、信じて欲しい。
自分を信じる力は、
とてもとても大きな力になりますから。
そして…再チャレンジ。
諦められる人は、立ち上がる勇気がある人です。
諦められる人は、己の力を知る人です。
諦められる人は、謙虚さ持っている人です。
その魅力を、活かさないのは、あまりに勿体ない。
そう思ってしまいます。
…
もう一度いいます。
「諦めて」手にしたのは、別の可能性
頭を柔らかく、創造的に。
勝った負けたの土俵から降りると、さらに楽になりました。
人は人、自分は自分と、腑に落ちました。