傾斜やライによる打ち方が知りたい。 | 黒田正夫プロのブログ 

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ゴルフ合宿『アメニティ・ゴルフ・ライフ』を主宰
滞在型のラウンドレッスンです。
ラウンド主体のレッスンでゴルフ力アップができる!
場所:ロックヒルゴルフクラブ(茨城県) 
(公社)日本プロゴルフ協会 TCP A級 黒田 正夫

10月も後半になり、澄み切った秋の青空がプレーを心地よくしてくれています。そのせいでしょうか?ゴルフ合宿の参加者同様、多くのゴルファーがプレーを楽しんでいました。

 

日中は、軽装で大丈夫ですが、朝夕は冷え込む場合もありますので、今後参加される方は一枚羽織るものがあると便利です。

 

 

東京から1泊2日で初参加のIさん。

傾斜やライによる打ち方が知りたいとのこと。

 

下半身リードがしっかりされたスイングが持ち味でしたが、上半身の動きが追いついてこない傾向があり、傾斜ではバランスが崩れ、悪いライにおいてはぶっつけスイングになって距離感が上手く合わないことになっていました。

 

ミスの原因は、腕の振り遅れにありました。下半身リードをやり過ぎてしまい体重移動過多となり、手元が左に流れることで左サイドが詰まってしまい、ナイスショットは左へ打ち出され、捕まり過ぎてしまうのでフェースローテーションを抑えると飛ばないのでさらに体重移動を強める。そうするとフェースオープンでのインパクトになってしまうため、上体が起き上がり、最悪シャンクを誘発してしまうことに繋がっていました。

 

 

腕の振りが身体の動き任せになっているのは、悪いことではないのですが、腕やクラブがどのような動きになっているかに対して考えが及んでいなかったことで、ミスを修正する術がない状態になっていました。

 

スイング中のフェースの動きと腕の動きがどのように繋がっていくのか学ぶことでミスの原因がローテーション不足にあることが自覚でき、アドレスでフェースを被せるクセがあるのもそれに起因することも解ってきました。

 

 

振り遅れている腕の動きをドリルを行いながら習得に努めていきました。当初は、大げさに行っているくらいでストレートボールになっていたローテーション不足も、リリースのタイミングを計るべく繰り返し行うことで感覚とのギャップも埋まり、下半身の動きがオーバーワークになってスイングのバランスが崩れてしまうこともなくなり、高弾道のドローボールが打ちだされるようになるにしたがい、曲がってしまうことを気にすることなく振り切れるようになりました。

 

傾斜やライによる打ち方も腕のローテーションとクラブの動きが整うにつれ、クラブに仕事させることが、様々な恩恵を受けられることになることも知ることができ、傾斜やライの対応も容易になってコンタクトしやすくなって大幅に距離や方向を失うこともなくなりました。

 

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