寒気の影響で強風が吹いたり、冷たい雨が降ってきたり、ラウンドに際して根気のいる環境が続きました。朝夕の気温の落ち込みに落差があるため、日中は上着を脱ぐことになっても冬のゴルフの服装はバッチリ決めなくてはなりません。
アンダーウエア以外にもニット帽子やネックウォーマー、防寒手袋などなど、防寒防風対策は万全にしたいものです。
東京から１泊２日で初参加のIさん。
ドライバーショットの飛距離不足を解消したいとのこと。
リズムがゆっくり過ぎて、スローモーションのようになってしまうため、ダウンスイングでクラブの動きにスピードが足らず落ちてしまうため、支えようと腕の力が入ってしまい、結果としてヘッドスピードが上がりませんでした。
ヘッドスピードを上がらないことで、セカンドショット以降も弾道が上がらず、当たっても低く転がるだけのショットが続いていたため、上手く当てようとインパクトで失速させながら当てる悪循環になっていました。
ヘッドスピードを上げるために早く振る感覚を身につける必要があり、片手でクラブを逆さに持ってビュンビュン振るところから始めていきました。クラブが軽いものだと認識し始めたことで、体感したリズム&スピードでクラブを振るようにしていきました。
フィニッシュまでスピードが緩まないようになってきたことで、ヘッドスピードも上がり、バックスピンも掛かるようになり、弾道が上がり出し、キャリーが出るようになってきたことで、飛距離アップに繋がりました。
さらに右ひじの伸展運動を加え、ダウンスイングに勢いをつけてあげることでもうひと押し出来るようになり、当たり負けもなくなってきました。
当たらなかったセカンド以降のショットも最下点を確認することでどこに向かってパワーを放出していくべきかを探り、素振りでしっかり準備をしていったことで、上手く当てようとしなくても当たる場所にボールがセットされていることになったため、緩むことなくインパクトが迎えられるようになってきました。
今までの越えられなかった距離にある谷や池を越えられるようになり、もっと飛距離が出るようにしたいといった欲も出てきたようです。
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