旅名人の九州満喫きっぷ2014如月 その17 | 続アメマのおとしもの

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鉄道・吉本・宝塚のことなど・・・。

前日と全く同じルートで吉松までやって来ました。ここでは次の列車まで待ち時間が54分もあるので、駅の外に出て見ました。


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駅前ロータリー横には「吉松駅開業百年記念碑」「吉都線開業百年記念碑」、そしてハチロクの動輪、明治45年製の跨線橋の柱などがあります。今は寂しいローカル駅ですが、かつては機関区もあって交通の要衝だったことが分かります。



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1903(明治36)年開業時に建てられた石倉(燃料庫)。近代化産業遺産に認定。




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駅前公園に静態保存されているC55形52号機。屋根もあって保存状態は良好。



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機関車の運転台にも入ることができました。



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踏切もあったりして鉄道公園らしさを演出。吉松が鉄道の街だったことを今に伝えています。こんな公園が近所にあったら、子供の頃の私なら一日中遊んでたわ(笑)。



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さてこれから乗るのは9時06分発の肥薩線吉松行。ここもローカル線の例に漏れず、県境越え区間の列車本数は少ないです。そのうち11時49分と15時16分は観光列車の「しんぺい号」やし・・・。いかにこの区間の地元需要がないかが表れていますね。



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2番ホームにはすでに人吉行のキハ31の単行普通列車が到着。前日は乗客ゼロで吉松に到着してましたが、この日はどうだったんでしょうか?



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出発までまだ時間があったので駅構内をブラブラ・・・。澄み渡る架線のない青い空に、かつての栄華の長いホームと広い構内・・・これぞローカル線の旅っすね。



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隼人方。長いホームのこんな端にまで、もう列車が停まことはもうないんでしょうねぇ・・・。右奥に見えるのは機関区の名残の建物でしょうか?



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1976(昭和51)年 吉松付近 「国土地理院の地図・空中写真閲覧サービス」より。
機関区に転車台、広い構内に何本もの側線、たくさん停まる貨車・・・こんなのリアルタイムで見たかった。



次回につづく・・・。