星組公演 宝塚花の踊り絵巻/愛と青春の旅だち | 続アメマのおとしもの

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2010年10月8日~11月8日 宝塚大劇場・星組公演
 
柚希礼音大劇場公演トップ三作目は久々の日本物レビューと映画の名作のミュージカル化。
 
10月10日11時公演、1階9列目で観劇。
 
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レビュー「宝塚花の踊り絵巻-秋の踊り-」
作・演出/酒井澄夫
 
この時期の日本物レビューは93年の天海祐希のお披露目公演以来、17年ぶり
 
開演アナで場内が暗くなり、チョンパで始まる華やかなプロローグ。柚希礼音はトップの貫禄たっぷり。キリッとした化粧がいいですね~。
夢咲ねねちゃんお化粧を頑張りましょう・・・せっかくの美人が・・・。
白華れみの化粧がキレイでした。
 
驟雨の場面では紅ゆずる柚希礼音に立ち向かう役で抜擢。
春のフィナーレはお馴染み「花の舞拍子」
45分と短い作品でしたが、酒井作品の日本物はだれる場面がなくていいですね。
 
 
 
ミュージカル「愛と青春の旅だち」 脚本・演出/石田昌也
 
リチャード・ギア主演の映画の初の舞台化。
物語は海軍士官養成学校に入学した青年が、同期との友情や製紙工場で働く娘との恋を通して人間的に成長していく姿を描いたお話です。
 
柚希礼音(ザック)
最初の少しワルな感じがカッコいいですね。そして士官の制服が映えます!この役はピッタリです。
フィナーレで見せる柚希礼音のダンスは素晴らしい。パレードで羽根がないのが寂しいですが・・・。
 
夢咲ねね(ポーラ)
ねねちゃんらしい役。ザックに対する想いが複雑なのが伝わってきました。
 
凰稀かなめ(フォーリー軍曹)
海軍士官学校のいやーな教官。凰稀かなめらしくない役柄ですが、この役がないと話が感動に結びつかないんですよね。少し黒塗りの化粧とヒゲが意外に似合ってました。 フィナーレでは爽やかに登場。
 
涼紫央(ペリマン)
ザックの同期生。もっとストーリーに絡むかと思いきや・・・。でもさすがは涼紫央です。インパクトは残します。
 
紅ゆずる(シド)
日本物レビューも芝居も紅ゆずるをエライ押してますね。
 
白華れみ(リネット)
前作の「ロミオとジュリエット」の乳母役でひと皮剥けた感じ。お芝居が安定してきました。
 
 
全体的に歌もポップな感じで、場面転換も多くて退屈しませんでしたね。映画はみたことありませんが、上演時間的にかなり端折ってる気がします。
 
久々に二本とも楽しめたのでもう一度見たいと思った作品です。