BPOへのご意見から当局が感じた事を"真面目に"考えます! | VBCテレビブログ放送

BPOへのご意見から当局が感じた事を"真面目に"考えます!

BPO(放送倫理・番組向上機構)に寄せられたご意見の中から、当局が色々と考えさせられたご意見を特集!

・2つの番組を合体して1つのスペシャル番組として放送することがよくあります。しかし、合体した2つの番組のうちの片方は毎週視聴しているものの、もう一方の番組には興味が無く視聴したくないということもあると思います。合体することによって放送局側にはメリットがあるのかもしれないものの、何となく釈然としません。

→テレビ朝日と水曜ゴールデン帯のTBSでよくある編成ですね。『合体』とはラテ欄の表記上のみであり、実際の番組が『合体』してはいないケースが大半なので、正直良くない表記だと思います。

例えば「ワールド極限ミステリー&世界くらべてみたら合体3時間SP」(TBS系)とかだと、「ワールド極限ミステリー」に「世界くらべてみたら」の出演者が出るとか、「世界くらべてみたら」に「ワールド極限ミステリー」の出演者が出るとかだと、辛うじて『合体』になるかな?当局も、合体編成は正直釈然としませんね。

・全国ネットの番組なのに、番組のはじめの部分数分間や終わりの部分数分間が、地方では視聴できないということがよくあります。その場合、オープニングタイトルやエンドロールも地方では視聴出来ません。関東地区の視聴者は良いのかもしれませんが、地方の視聴者を軽視していることになりませんか?

→ハッキリ言って、地方の視聴者を軽視しています!『オープニングが視聴出来ない飛び乗りネット』は水曜ゴールデン帯のTBSでちょくちょく散見される『SP編成番組を1~2時間尺に短縮して放送』というヤツで、『ラスト6分残しての飛び降りネット』は『キッカケはフジテレビ』だったと思います。その後、日本テレビも追随する様になってしまいました。

こういう事をするから、テレビ離れに拍車が掛かるのではないでしょうか?今秋の改編からでも遅いのですが、至急改善すべき問題です!

・TVerなど見逃し配信でテレビ番組を視聴出来る様になり、地上波で番組を視聴する理由が薄くなってきていると感じます。生放送である必要が無いのでは?と感じる番組もあります。リアルタイムで視聴したい、視聴するメリットがあると思わせる番組を増やして欲しいものです。

→2つの捉え方があると思います。"TVerによる見逃し配信"の部分は、ソックリそのまま"ビデオデッキ"の普及以降、生放送云々言えなくなってきた部分。かつてはVHS・ベータ、今はブルーレイレコーダーが主流ですが、録画機器の普及により何時でも視聴出来る様になってから長い年月が経っておりますね。

もう1つの捉え方は、もはや『テレビがご自宅に無くネットでのみテレビ視聴』という環境下にあるケースですが、TVerは地上波のみならずBS波の番組の配信も一部行われているので、地上波云々というのは該当しないのではないでしょうか。

共通しているのは、生放送ならではの速報性が求められるであろうスポーツ中継以外では、なかなか生放送ならではのメリットを感じられるコンテンツの台頭を期待するのは難しい部分があるかもしれません。ましてや、今の時代は色々と難しい制約が多くなった時代でもありますからね。


難しい時代になりつつありますが、最低限『ラスト6分飛び降りネット』編成は止めて頂きたい!






番組は"生放送"でも、当局、仕事の都合でリアルタイム視聴が出来ない「サンデーモーニング」(TBS系)。しかし、録画して観ても番組の面白さは変わりません!ただ、司会者の交代(関口宏支配人→膳場貴子)以降はトーンダウンしたか・・・。/Copyright(C) 1995-2024, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.