『グリコ・森永事件』の犯人は今いづこ? | VBCテレビブログ放送

『グリコ・森永事件』の犯人は今いづこ?

バブル経済最盛期の'84~'85年に掛けて日本を震撼させた悪質な事件『グリコ・森永事件』!

グリコ・森永製菓の菓子の中身に毒物(青酸カリ等)を仕込んだという大胆不敵な事件で、犯人が「かい人21面相」と名乗ったことから、『かい人21面相事件』等とも呼ばれましたが、当然の如くグリコ・森永製菓のお菓子の売り上げはガタ落ち!株価も下落したものでした・・・。

『どくいり きけん』等と書かれたラベルが貼られた青酸入りの菓子が出回ったりし、社会問題化。箱入りの菓子を開けたら、『どくいり きけん』等と書かれた紙キレが入っていた・・・なんていうのもあったような・・・。

一部の店舗では、グリコ・森永製菓の商品の取り扱いを一時中断したり、後にパッケージ全体を改めてビニールで覆ったりする等の措置が取られたりしたものでしたが、当時でも相当な衝撃ぶりでしたが、今だとパニック状態になりましょうか。

実は当局も、たまたま買って貰ったグリコの"ポッキー"の外箱を開けたら、中身の"銀紙"が切れ目から既に破られておりました・・・。

箱を開けて中身の銀紙を破って、再び外箱を糊付けでもしたのでしょうか?

当時、既に青酸入りの菓子がほうぼうに出回っており、幼心に『まさか秋田くんだりにまで青酸入り菓子は出回らないだろう』と思って1/4ぐらい食したのですが、薄気味悪くて食べた気がしなくなり箱ごと捨ててしまいました・・・。

今だったら白手袋でもはめて『鑑定に回そう!』等とヘンにコーフンして警察に提出するところですが、当時はそこまで頭が回りませんでした。


今にして思えば、全部食った方が良かったかな・・・『どくいり きけん』の紙キレは入ってなかったし・・・。






当局が食した"ポッキー"の箱には、こういった紙キレは入っておりませんでしたが、中身の銀紙は既に破られておりました・・・。