同じモノをもっと高くても売れるようにするには | スモールビジネスの教室/名古屋のスモールビジネスコンサルタントのブログ

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同じモノを売っていても、形を変えることによって価値を上げることが可能です。

いくつか方法がありますが、そのひとつが「加工度を上げる」ということです。

食品スーパーでいちばん儲かる商品は何だ?

ふだん買い物にいく食品スーパー。

もっとも利益率の高い商品は、何だと思いますか?

答えは「惣菜」だとか「弁当」です。


【コレはコンビニの弁当だけど】

スーパーは、野菜やパンや調味料が売れるよりも、弁当や総菜が売れるほうが嬉しいんです。

野菜をカット野菜に、さらに弁当に

生鮮野菜などは、市場で仕入れて来て、大きな箱からバラして、「仕入れてきたものと同じモノ」を売るだけです。

この場合、「仕入れてきたものと同じ形状、物理的に同じモノ」を売っているので、仕入れてきたものに大きな価値を載せることができません。

仕入れ価格 + 利幅 = 販売価格

だとすると、生鮮野菜は、あまり利益を載せることができないわけですね。

だから、安く売ること、つまり少しの利益しか載せて売ることしか、できません。

だけどここで、仕入れてきた野菜をカットして袋に詰めると「カット野菜」になります。

さらに、いろんな種類のカット野菜を混ぜて袋に入れて

「サラダ用」だとか「鍋用」という「独自の商品」を作ることができますね。

「カット野菜」や「鍋用野菜」は、もとの「仕入れてきたままの野菜」よりも、高く売られていますね。

これは「カットする」「用途に合わせて他の野菜と混ぜる」「一人前用の袋に入れる」といった「加工」をすることで、もともとの野菜の上に価値を載せることに成功しているわけです。

さらに加工を加えると、つまり「加工度を上げる」と、弁当や総菜になるわけですね。

弁当一人前の原材料の値段のことを考えると、カット野菜よりもさらに高い価格で売られているわけです。

大手スーパーがプライベートブランドに乗り出す理由は、食品メーカーから仕入れたものを「そのまま売る」よりも、自分たちで加工したもの(価値を乗せたもの)を売ったほうが、儲かるからですね。

自分の商品の加工度を上げられないか?

さて、一般的には食品スーパーのように「自ら加工度を上げる」ことができない商品のほうが多いです。

でも、工夫次第で加工度を上げることができます。

その典型が「ギフトセット」。

複数の商品をチョイスしたうえに、デコレーションしたきれいな箱に詰め、ラッピングをして、カードをつける。

小さな花やマスコットを加えてもイイですね。

これによって「複数の商品」「ラッピング資材」の代金を上回る価格設定も可能です。

このギフトのメリットは、いったんパッケージングされてしまった商品のパッケージを変更することなく、さらにその周囲にパッケージングを施すことで「別の商品」にすることができる点です。

「名入れサービス」なんかも、商品の加工度を上げていますね。

あなたが販売している商品も「加工度を上げる」工夫をしてみてはどうでしょうか。

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