自分が売りたいものを懸命に説明するよりも | スモールビジネスの教室/名古屋のスモールビジネスコンサルタントのブログ

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トランプ大統領が日本を訪れた時のお話しです。

ちなみにこのエピソード、メディアによっては全く違った報道がされているので、信ぴょう性については、よくわかりません。

ワシが聴いた話によると。

安部首相からは、トランプ大統領の好物のハンバーガーが振る舞われたそうです。


【ちなみにコレはウチのちかくのBigBenDinerのハンバーガー】

出されたハンバーガーを食べたトランプ大統領はいたく感激して、わざわざシェフを呼んでお礼を述べたのだとか。

さて、これって「たまたま起きた話」なのかというと、そんなことはありません。

国際外交では、賓客をもてなす場合、相手に対する入念な調査が行われるようです。

考えてみたら当たり前ですね。

アレルギー、好みの食べ物はもちろん、好きな色や音楽から、寝具の素材まで。

2000年にクリントン大統領が訪日したときにも、晩さん会では彼が好きな楽器「サックス」をつかった演奏が行われたらしいです。

海部俊樹首相がブッシュ大統領と会談したときにも、ブッシュ大統領は自身ではめったにしない「ドット(水玉柄)のネクタイ」をしていました。

会談相手の海部首相が「ドット柄のネクタイが大好き」だったからです。

たしかワシの記憶ではこのとき、クリントン大統領はスピーチで、万葉集の大伴家持(おおとものやかもち)の歌を引き合いにしてお話しをしました。

もちろん、こういったことは元首本人ではなく、周囲の外交官による手回しであることは明らかです。

でも、こんなエピソードをたくさん聴くと、なんかステキな気持ちになります。

国同士の外交ですから、実際の交渉ではハードな駆け引きが行われていることでしょう。

「だからこそ」の、相手への敬意を表しているんじゃないかと思うんですよね。

あなたのことを尊重していますよ。

あなたのことを大事に思っていますよ。

というサインではないのかと。

一方で周囲では、「自分の好み」で相手に何かをお願いする(売る)行為がたくさん目立ちます。

「お客さんを大事にしています。」

と言っておきながら、伝えることは自分側の都合ばかり。

先のエピソードで言うと

「最も大切な相手をもてなすときに、自分が一番気に入っているネクタイをする」

という印象でしょうか。

別に、ワシらが仕事の場で、相手の好みのネクタイをする必要はないかもしれません。

でも今の時代、「相手の好み」「行動」などは、SNSでわかる時代です。

相手のことを知る。

相手を尊重する。

これをおろそかにして、自分が売りたいものの主張ばかりしている人を見かけると、今回紹介したようなエピソードが、いっそうステキに思えるんですよね。



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