タレ尻・たるんだ腹に終止符を! | ゆきちゃんのブログ

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顔のたるみ、ヒップの垂れなど、重力に勝てなくなることで起きる外見の老化(エイジング)。今回は、その重力に焦点を当て、重力に負けないための筋肉やヨガポーズをご紹介します。ぜひ毎日少しずつでも実践していきましょう。

見た目をオバサン化させないために

ヒップが垂れる、お腹がたるむ、顔に張りがなくなる・・・といった外見の老化。その理由の一つは、加齢と共に体内のたんぱく量や水分量が減少し、脂肪分が増加するから。それにより、地球が肉体を引っ張る重力に抗う力が弱まるから。

この、重力に対して抗う働きを担うのが「抗重力筋」と呼ばれる筋肉です。

皮膚の垂れ・たるみに打ち勝つ「抗重力筋」とは

重力に抗う「抗重力筋」とは、以下の筋肉などを指します。

・背筋(背中の筋肉)
・臀筋(お尻の筋肉)
・ハムストリングス(ももの後ろの筋肉)
・下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)

(このほか、顔の眼瞼挙筋や咬筋も抗重力筋に含まれるという説もあります)

抗重力筋が弱まると姿勢にも悪影響

抗重力筋は動いている時だけでなく、静止している時も常に姿勢を維持するために働いています。しかし、抗重力筋が弱まると、外見の老化以外に、美しい姿勢維持が難しくなってきます。抗重力筋が衰えると、どんな姿勢になってしまうのでしょうか。

代表的な例は、以下のの二つの姿勢です。

1.猫背

猫背で骨盤が後傾し、お尻が垂れた“垂れ尻の猫背”の姿勢。

2.反り腰

猫背で骨盤が前傾し、反り腰でおなかがぽっこり出た“反り腰猫背”姿勢。一見、骨盤が前傾した反り腰の姿勢は、姿勢が良く見えてしまうので要注意!

つまり、美しく若々しい姿勢を保つのは、抗重力筋を衰えさせないことが重要なのです。

では、抗重力筋を衰えさせないためにはどうしたらいいのでしょうか?

おすすめは、ヨガの練習を習慣的に行うこと。ヨガの基本姿勢は、そのまま日常での正しい姿勢となります。悪い姿勢を正し、良い姿勢を身に付けることで、抗重力筋を意識的に使うことができるでしょう。

見た目をオバさん化させないために、抗重力筋を意識しやすい2つのヨガポーズをご紹介します。

1.抗重力筋をまんべんなく使う「タダーサナ」

抗重力筋をまんべんなく使い、正しい姿勢を保つポーズです。基本のポーズでありながら、実は難易度の高いポーズでもあります。ヨガの全てポーズは、このタダーサナを曲げたり伸ばしたり、またはねじったりすることでつくられます。タダーサナをマスターすることで、他のポーズも劇的に整っていくので、ぜひ丁寧にマスターしていきましょう。

タレ尻・たるんだ腹に終止符を!加齢に打ち勝つ「抗重力筋」の鍛え方【ヨガとアンチエイジング#3】
タダーサナ/

 

やり方

1.足をそろえてまっすぐ立つ。足をそろえると安定しない場合は、足幅を少しとってもよい。足の指は全てマットにきちんと根付かせておきましょう。

2.膝は張り過ぎずリラックスさせる。ももの内側を引き上げるようなイメージを持つ。お尻はそっと締めるようにする。

3.背骨を上に伸ばし、首をまっすぐにする。頭頂を上から吊られているようなイメージを持つとよい。

4.肋骨の下部を自然に閉め、耳と肩を離す。

5.腕を自然な角度で両ももの横に下げておく。

6.視線は真っすぐと、遠くの一点を見る。

※流派によってタダーサナの行い方は異なる場合があります。

2.ヒップアップも叶う!腸腰筋と大臀筋を使う「セツバンダーサナ」

抗重力筋の中でも、お尻部分を特に意識出来るセツバンダアーサナ。お尻の抗重力筋は、腸腰筋と大臀筋が相互に働くことによって姿勢を保持します。その両方の筋肉を効率よく使っていくことの出来るポーズです。

タレ尻・たるんだ腹に終止符を!加齢に打ち勝つ「抗重力筋」の鍛え方【ヨガとアンチエイジング#3】
セツバンダーサナ/

やり方

1.息を吸いながら、床を手で押すようにお尻を持ち上げる。

2.股関節を伸ばすように腰を持ち上げ、背中も同様に持ち上げる。

3.膝から肩まで一直線になるように整えましょう。

4.内ももを使う意識を持ち、膝が外に開いていかないように足の位置を保つ。

5.余裕のある方は背中に手を腰の下で組み、肩甲骨を寄せ、胸の開く。

6.数回呼吸を繰り返し、ゆっくりと床に降りる

今回ご紹介したポーズは、ヨガ初心者の方にも馴染みのある基本のポーズになります。基本のポーズを丁寧に行っていくことが、筋肉を正しく使う練習にも繋がります。ぜひ気持ちよさも味わいながら、コツコツと続けてみましょう。そして、若々しく美しい姿勢を身に付けていきましょう!