きのう、私の就職と赴任先について書きました。
その際、私の関東希望に影響を与えた「ある書を紹介します」と書きました。
それがこれ

最狂スーパープロレスファン烈伝です。
ギャグ漫画です。
月刊マガジンに連載されていました。
簡単に言えば、
「いっちゃってるプロレスファンのギャグ漫画」
です。登場人物はそれぞれお気に入りのレスラーがいて、そのレスラー意外は認めないという頭の固さはガッチガチ。
全員とある大学のプロレス研究部に所属しているんですが、プロレス団体間の中の悪さや団体ごとのイデオロギーの違いもあり、全員口論や喧嘩が絶えない。
しかし、全員「プロレスの悪口はゆるさん!」という点では一致団結し、学内に仕掛けたプロレス悪口探知機にかかった”プロレスをバカにするやつ”に鉄槌をくだすという……。
まあ、プロレスファンならではの"あるある"的な要素もあって、読めばニヤリ、クスリ、フフフとさせられる作品です。
名著です(!)。
これのどこに影響を受けたかと言うと、コミックスの表紙にもなっている主人公「 鬼藪 宙道 」君の大学の志望動機なんです。
田舎暮らしの彼は「東京にいけば大会場でビッグマッチがみれる」とおもい、とにかくどこでもいいから東京の大学を受けまくったと言う。
そんなアホなと思いつつ、私は、
「その手があったか」
と晴天の霹靂(普通じゃ書けない漢字だな)、目から鱗。
鬼藪くんから遅れること4年。関東へ合法的密航を完遂させたんです。
プロレスバブルは徐々に陰りを見せていた頃でしたが、
猪木引退試合、三沢川田三冠戦、エンセン対フランクシャムロック、親日対Uインター、高田対ヒクソン、蝶野対三沢、橋本zero1旗揚げ、立嶋対チャモアペット…………。
ん?就職したあとに見たのか、その前だったかわからなくなってきた。
まあとにかく、不純な動機で関東に赴任しました。
好きなことを話し出すときりがない、年を取ったと実感するそれだけの話でした。