東日本大震災から、あっという間に13年経ちました



あの時、私は、洗濯物を畳んでいて、娘は1歳半、次男は小1で、学校から帰っていました

 そして、長男は3年生、まだ学校で授業中でした



テレビから、聞きなれない音が流れて、その後すぐに大きな揺れが何分も何度も続いて、家が潰れると思い、次男と娘を連れて外へ逃げました



近所の人は、車から降りた所だったのか、車に掴まって、なんとか倒れないように踏ん張っていました



私も、庭に逃げたけど、家が崩れたらマズイと思って、裏のボーリング場の駐車場へ逃げたんです



すると、そのボーリング場の壁が剥がれ落ちてきました



これは、大変な事が起こったと、恐怖に震えました



そして、しばらく様子を見てから、学校へ長男を迎えに行きました



体育館の前で全生徒が待機していて、女の子が何人か泣いていたなあ



その間にも、余震が何度も何度も起こり、水が止まってしまった



幸いにも、家は、電気、ガスは使えました



水が出ないから、水をもらいに何度も並んだり、井戸水を分けてもらったり、水が使えるまで1週間、そんな生活を続けました



ここは、津波の心配は無かったけど、原発が爆発し、放射線という得体の知れないものが、私達の住んでる町を汚染したんです



何年も、放射線が高い状態が続いて、県外の人からは、福島から来るな、放射線が伝染る!と心無い言葉を言う人まで現れた



被害を受けているのは、福島県民なのに、、



それからは、毎年子供達は、甲状腺検査を受けるように県から指示がでて、学校でホールボディカウンターや、エコー検査をやるようになりました



ほとんどの子が、嚢胞が見つかってるけど、今の所は何もしなくていいとの事で、将来的に心配



そして、あれから13年、最近またいろんな所で地震が頻発していますよね



もう、あの時のような怖い思いはしたくないけど、地震大国の日本じゃ、これから大きな地震が来るのは避けられないんだろうね



備えをしっかりしなければと、改めて思う日になりました