もみ殻は、お米の精米過程で副産されるものです。
もみ殻は、肥料成分が少なく分解もしにくいので、堆肥効果や肥料効果は
期待できませんが、マルチングの有機資材として利用することが
できます。
もみ殻マルチには、以下の効果・利点があります。
☆ 雑草防止 ☆土壌団粒構造維持 ☆ 肥料流亡の防止 ☆地温調節
☆ 土壌の跳返り防止 ☆収穫物の汚損防止 ☆病害抑制 ☆水分蒸発の抑制
ただし、もみ殻をそのまま畑の表面を覆うようにしてマルチングすると、
強風の時にもみ殻が吹き飛んで台無しになります。
そこで、もみ殻を、畑の表面にマルチングした後、米ぬかを
振りまき、ジョロで水を散水します。
米ぬかが、糊(のり)の役割になって、もみ殻と畑の土をくっつけて、
強風でも飛ばないもみ殻層(有機マルチ)を
形成します。
もみ殻マルチで、おいしい野菜が収穫でき、畑の土も
豊かになりました。
プランター栽培でも、もみ殻マルチができますので、是非、おすすめです。